2025年11月11日火曜日

日本型FIREは片道切符!米国とは違うのでは?

リタイアしてやることない!は良く聞くが...


3日続けて同じ記事についての感想ですが、
サラッと書かれている文章でどうしても気になる箇所があったので、
触れてみたいと思います。

"しかし今では、無職になったからといって幸せに生きられるわけではないことに、みんな気づきはじめている。ウォール街のある金融マンは、40代でリタイアして、ロッキー山脈の山小屋を建て、“自由な暮らし”を楽しんで生きようと決めた。しかし、2年も経たないうちに「やることがなくて耐えられない」とウォール街に戻ってきた。人は、お金の不安から解放されても、社会的なつながりが絶たれると心は満たされない。リタイアした後ずっと働きもせず、暇つぶしをするだけの人生なんて退屈なだけだろう。” (引用元) 孤独で退屈なリタイア後が目に見える…年収400万円でFIREしたい若者が根本的に間違えていること
この文章は基本的にはリタイアしてもやることなくて耐えられないよ!
ということが言いたいのだとは思いますが、
私が最も気になってしまったのは、
”2年も経たないうちに「やることがなくて耐えられない」とウォール街に戻ってきた。”
という箇所です。

アメリカなら2年のブランクでも元の職場に戻れる?


金融マンとして働いて40代で退職して、
2年間も何もしていていなかった人が、
再び金融マンとして働くことができる...
これって日本だとありえないんじゃないでしょうかね?

そもそも40代での再就職自体が大変困難なのに加えて、
「2年間山小屋にいました」
なんて人は書類選考すら通らない気が致します。

FIREの本場?アメリカのFIRE関連の記事では、
この手のFIREに飽きて再就職みたいなものをたまに見かけますが、
お試し的に1~2年FIRE生活をしてみて、
自分に合わなければ元の仕事に戻れば良いというのが可能であれば、
FIREへのハードルは段違いに低いものになるかと思います。

日本型FIREは片道切符!


実際問題として考えますと、
日本型FIREというのは片道切符で、
余程の特殊技能がある人でもない限り、
元の仕事に戻るのは困難ではないかと思います。

ただ、実際にFIREに踏み切る人は、
この辺りを十分に吟味してからFIREするでしょうから、
たかが2年で飽きたとか言う人は少ないのではないでしょうか?

アメリカでのFIRE関連の記事はたまに見ますが、
この「再就職のしやすさの違い」に関しては、
頭に入れておく必要はあると思います。

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