50代になったら「貯めながら使う」を実行?
老後資金を使うベストタイミングについて興味深い記事があり、
興味深く拝見させて頂きました。
中でも印象的だったのが、
”50代になったら「貯めながら使う」を実行”
を推奨する以下のパートです。
"老後資金を使い始めるタイミングとして、50代が1つのポイントとなります。50代というとまだ老後ではない、と思われるかもしれませんが、仕事では集大成の時期を迎え、ある程度の貯蓄があり、体力や意欲も十分にあります。また、健康寿命は男性だと約72.6歳、女性は約75.4歳。60歳からでは10数年しか残されていません。定年を待ってから何かを始めるのではなく、50代から行動を起こすことで選択肢は格段に広がります。例えば、興味のある分野の学び直しや小規模な事業の開業、長期の旅行計画や趣味の拡充など、人生をより豊かにする取り組みをこのタイミングで始めると、時間とお金の両方を有効活用できます。” (引用元) 貯金だけして死んでいくのは残念すぎる…FPが徹底解説「老後資金を使うベストタイミング」と「正しい使い方」
50代から行動を起こすことで選択肢は格段に広がるなど、
50歳で早期退職した私からすると納得できる部分が大きいですが、
現役サラリーマンには難しいのでは?と思いました。
教育費の重み & 激務継続
記事内では”仕事では集大成の時期を迎え”とありますが、
私の周囲では50代で出向等で全く新しい仕事を始めた人も多く、
あまり集大成感がない人のが多いですね。
”ある程度の貯蓄があり”もちょいと違うかと...
住宅ローンもまだまだ残り、晩婚化の影響から子供がまだ小学生だったりして、
教育費はこれからまだまだという人も多いです。
なので、お金も時間も必要となる、
長期の旅行計画など現役サラリーマンでは無理な人が多く、
また、40代より50代のが忙しい人の比率も高いので、
趣味の拡充とかも難易度が高そうです。
50代から充実の人生は早期退職しかない!
この辺りの事情を考慮すると、
50代から老後資金をうまく使っていくには、
早期退職できるような資金計画を早くから練って、
実際に早期退職するしかないのかな?
というのが私の印象です。
筆者の提唱する「貯めながら使う」を実践するのであれば、
セミリタイアとかサイドFIRE的にゆるく働くと言う感じですが、
そういったうまい仕事が見つかるのかがキーになる気がします。
まあ、筆者の提唱するような50代に当てはまるなら良いですが、
そう言う人は極めて少ないのではないか?
と私の周囲を見ると思わざるをえないですね。
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