2024年9月6日金曜日

たぶん円満退職だった私が円満ではなかった2つの要素

確かに円満退職かも?


昨日頂いたコメントで「円満退職」という言葉がありました。

私自身、円満退職で辞めたという自覚は希薄でしたが、
メール1本で辞めた人とか、
引継ぎマニュアルを作るどころか、
既存のマニュアルを廃棄して退職した人とか、
そんな人達に比べれば確かにきちんと引継ぎもしたし、
退職後のフォローアップもいくつかしたので、
円満退職と言っても良いかもしれません。

円満退職でない要素


ただし、円満退職でない部分としては、
大きく2つのファクターがあったと思います。

一つは退職時期に関わることです。
私の基本計画は3月末に退職を申し出て6月末に退職するというもので、
これだと、新年度の有給休暇も使えるので実際の出社は5月頭まで、
さらに6月の賞与も貰えるのでメリットは大きいです。

会社の事を本当に考えて円満退社をするならば、
遅くとも前年の11月くらいに退職を申し出るべきで、
そうすると、春の人事異動にあわせて後任を選んだり、
組織をいじったりすることができます。

すべての組織改編・人事異動が終わってから辞めるというのは、
会社としては困る部分は大きかったでしょう。

とは言え、会社は私のキャリアの事など1mmも考えていないのに、
私が会社の都合をそこまで考える義理はないと思ったので、
退職タイミングについては自分の利益しか考えないで行動しました。

もう一つは退職の慰留についてです。
一応、遺留してもらって、将来的に行く部署もオファーを受けましたが、
その場で断りました。

会社側からは1週間くらい考えてもらって...
という形のオファーでしたが、
私は聞いてから0.1秒で断ったわけです。

後でわかるのですが、この私の対応について、
相当ムカついていた人がいたみたいです。

結果的に運が良かったのかも?


結果的に私は1か月退職時期を遅らせるだけで、
特に大きなトラブルもなく退職できたのは良かったです。

ただ、会社のプロジェクト絡みで数か月退職を遅らせた人など、
相当もめたケースもあったので、
私などは運が良かった部分もあるかもしれません。

4 件のコメント:

  1. 外資系で働いてきたので、退職後のことなんて全く気にせず辞めてました。会社もリストラする時はクビにする人間の都合は考えないのでお互い様だと思います。即日解雇とか普通にありましたから。

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    1. おっしゃる通りですね。ただ、セミリタイアする人の中には1年前に退職を申し出たと言った人もいて、その辺りのスタンスの違いには驚きがあります。

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  2. さすけ3世閣下は、かんっぜんに円満退職ですわよ。退職時期は、FIRE的退職だったから時期を考えて、などと余裕をもったことを言えますが、これが介護だの病気療養だのでしたら、タイミング関係ありませんからね。さらに、慰留ポジションを0.1秒(笑)でお断りになったのは、かえって誠実。ずるずる時間を使っても何も決断は変わらないのですから、お互いに時間と労力の無駄でしかありませんもの。ご機嫌を損ねた方がいらしたとしたら、それは嫉妬ですわ。

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    1. この手の慰留を速攻で断るのは、交渉の余地ありとは絶対に思われたくなかったからです。おっしゃる通り、最終的には会社の為でもあります。

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