2024年9月30日月曜日

FIREはインフレに弱い? ~ インフレくらいは想定してますけどね... ~

FIREはインフレに弱い?


”FIRE願望の単身世帯増加が人手不足を加速させる”
というのが話題になりましたが、
その続編的な記事でFIREはインフレに弱いとの主張がありました。

" この点、FIREという生き方はインフレに弱いことを認識しておくべきだろう。インフレ局面においては、賃金や年金支給額がインフレ見合いで引き上げられることが予想され、雇用者や年金受給者の実質購買力はある程度維持される可能性が高い。一方、FIREして財産所得だけで生活する人は、賃金増の恩恵も年金増の恩恵も得られず、資産運用だけでインフレと戦わざるを得ない。ここに、「FIREする人が増えれば増えるほど、(人手不足からのインフレを通じて)FIREした人に不利な環境が訪れる可能性が高くなる」という難しさがある。 (引用元) 人生、上がりたい…!ジワジワ増加中の「おひとりさまFIRE」を夢見る人が気づいていない「意外な落とし穴」"
まあ確かに言いたいことはわからんでもないですが、
仕事を辞めてFIREする人がインフレの事をまるで考えていないなんてのは、
ちょっとありえないのではないでしょうか?

逃げ切り計算機にもインフレ項目あり!


例えば、セミリタイア民やFIRE民の多くが使う「逃げ切り計算機」ですが、
当然のようにインフレ率を入力する欄があります。

このインフレ率をどのくらいと見込むか?
これによって当然ですが必要資産の額も全然異なります。

記事のタイトルにある「意外な落とし穴」ですが、
意外でもなんでもない、超基本的な事かと思われます。

なので、「そうか~、インフレが怖いからFIREは辞めよう!」
なんて人が存在するとは到底思えませんね。

人手不足なら「ちょっとだけ働く」に追い風


しかも人出不足で賃金上昇なるものが本当に起きれば、
「ちょっとだけ働く」というセミリタイアやサイドFIREには追い風です。

インフレで仮に資産が十分でなくなったとしても、
仕事は比較的簡単に見つかるし賃金もそれなりにアップしているということなら、
フルタイム労働にまで戻る確率はそれほど高くはないのでは?

しかも仕事がいくらでもあるのであれば、
すぐ怒鳴るようなヤツが上司ならすぐ辞めても、
すぐに新しい仕事も見つかるしいいことづくめではないでしょうか?

まあそもそも論で言えば、
「インフレくらい資産運用で打ち負かせるぜ!」
みたいなFIRE民も多そうですが...


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2024年9月29日日曜日

FIREすると”ねたみ”という感情はなくなる? ④ 中年独身FIRE民は「幸せな家庭を築いている人」を妬むか?

そもそもサラリーマン時代から妬んでないが...


そもそも論で申し上げますと、
サラリーマン時代から
「幸せな家庭を築いている人」を妬むという感情はあまりないですね。

会社の同僚など見ていますと、
そもそもそれほど幸せに見える人が少なかったり、
自分より遥かに高給取りの人のお小遣いが月2万円(昼食代込み)だったり、
どの辺を妬んだら良いの?みたいな人が多かったです。

まあ、確かに本当に幸せそうな人もたまにいますが、
自分には真似できない世界だな~と思って眺めていました。

強制的に妬まされる?


自分の率直な感想は上記の通りですが、
会社でこういった本音を語れることはなく、
私のような独身中年男性は妻子持ちの同僚を妬んでいることになっています。

なので、飲み会の席などで、
結婚マウントを取られまくられた挙句、
結婚していないから一人前でない!
などとどうでも良いことを永遠と言われることもありました。

流石に40代半ばも過ぎればこのような事を言われる機会は減りましたが、
30代は随分とこのようなことを言われて面倒くさい思いをしました。

大抵の妻子持ちより幸福な独身FIRE生活


まあ、結論的に言えば、
自分にとっての独身FIRE生活というのは、
大抵の妻子持ちよりは心地よいものだと思っています。

こういった自分のライフスタイルについて、
周囲からケチをつけられないのも、
FIRE生活のメリットではないか?
という思いは最近強くなっていますね。

2024年9月28日土曜日

FIREすると”ねたみ”という感情はなくなる? ③ 趣味が仕事でなくて良かった?

趣味が仕事もそれなりに大変


元々このトピックスでブログを書こうと思ったきっかけが、
旅系YouTubeチャンネルへのアンチコメントが
「ねたみ」から発生しているのではないか?という内容を聞いてからです。

そこでの反論として、
「遊んで稼いでいるように見えるけど、
 結構色々と考えていて大変なんですよ!」
ともおっしゃっていました。

全くその通りだと思います。

私の仕事より遥かに良いと思うが...


私はサラリーマン時代には随分とつまらない仕事をしていたので、
趣味の延長線上にある仕事をしている人を羨ましいと思っていました。

実際問題として、私の仕事が趣味に密接に関わっていたものだった方が、
サラリーマンとしては遥かに幸せだったとは思います。

しかしながら、今現在FIRE生活に入ったということで、
趣味は純粋に趣味として楽しめる環境にあります。

このような状況にまで自分の生活を持ってきた今を考えますと、
趣味的な活動をお金に変えなければいけないというのは、
随分と面倒だな~というのが今の感想です。

なぜなら、仕事である以上、
好きな事だけしてればよいというわけでもないでしょうし、
関係諸方面との折衝とかも色々と発生するでしょうから、
純粋に好きな事だけしてお金が稼げるというのは、
なかなか難しいでしょうからね...

趣味的な仕事へ転職しなくてよかった


私も2度目の転職をする際には、
給料など度外視で趣味的な仕事をしようと思ったこともあります。

仮にそういった決断をあの時したならば、
FIREどころか日々の生活にも困っていた可能性が極めて高いですね。

まあ、そんなわけなので、嫌な仕事でそこそこのお金を稼いで、
最終的には趣味に生きるFIRE生活を選択するというのは、
趣味が仕事の場合より良かったという可能性が結構高いのでは?
と自分的には思う次第です。

2024年9月27日金曜日

FIREすると”ねたみ”という感情はなくなる? ② 自分より出世して高収入の人を妬まない理由

出世できないのでFIREへ!


私自身、出世できそうもない、希望の職種に就けそうにない、
こういった理由でFIREを目指すようになったという部分が大きいです。

なので、私が自分より出世して、花形部署でバリバリ働いている人に対しては、
当時はあまり意識していませんでしたが、
ねたみに近い感情を持っていたのでは?と思われます。

ただ、今現在は、ねたみ的な感情は皆無と言っても良いかと思います。
なぜなら、自分より出世して高収入の方々と比較しても、
自分の今の生活は結構良いレベルにあると思うようになってきたからです。

この辺の心境の変化について述べてみたいと思います。

出世して普通に働いていた方が良かったのか?


私の当初の考えとしては、そりゃ~普通に希望部署に行けて、
それなりの出世をして、それなりの情熱を仕事に傾けられたら、
FIREとか言って無職になるよりそっちのが良いのでは?と思っていました。

実際問題として、それなりの出世ができていたのであれば、
FIREとか考えることもなかったとは思います。

ただ、実際のFIRE生活の心地よさを知ってしまえば、
中途半端に出世するより、今のが遥かに良い生活なんじゃないか?
という風に考え方が変わってきていますね。

自分が出世できたレベルを冷静に考えると...


というのも、私が出世できるレベルというのは、
せいぜい中堅の部長くらいかと思われます。

末端の課長レベルでサラリーマン生活を終えた自分にとっては、
それでも「大出世」といったレベルかと思いますが、
仕事内容、責任、労働時間、給与水準を冷静に見てみると、
そこまで魅力的なものではないのですね~。

まあ、役員レベルともなれば待遇が全然違いますが、
そんなものになれるとは最初から思っていません。

となると、

私が出世できたベストシナリオ VS FIRE生活

という比較になり、FIRE生活が圧勝というのが今時点の結論になるのかな?
という感じですね。

2024年9月26日木曜日

FIREすると”ねたみ”という感情はなくなる? ① 他人が気にならなくなるは本当だと思う

アンチコメントは「ねたみ」から?


とあるYouTubeチャンネルを見ていたら、
アンチコメントを書く人の理由というのが、
「ねたみ」から発生しているのでは?
という持論を展開されていました。

確かに、旅でもバイクでも何でも良いのですが、
趣味の延長線上にあるようなコンテンツを作成して大金を稼いでいる人に対して、
自分がつまらないと思っているような仕事をしている人が、
ねたみからアンチ的なコメントを書き込むというのはありうる話ではあります。

ただ、すべてのアンチコメントがねたみから発生しているかと言えば、
それもちょっと違うというのは言うまでもない事かと思いますが...

FIRE後にねたむという感情は激減


それで、自分もねたみという感情について色々と考えたのですが、
私自身について言えば、FIRE生活に入ってからというもの、
人をねたむみたいな感情は激減しているかな?と思います。

自分は今それなりに自由を満喫しつつ、
それほど極端な節約生活をしているわけでもなくという感じで、
まあまあ満足した生活を過ごしています。

なので、あまり他人がどうのこうのというのは気にならなくなったかな?
という感じなわけです。

ただ、サラリーマンをあのまま継続していたら、
若手で自分より給料が高い同僚をうらやんだり、
趣味が仕事みたいになっている人を妬むみたいなこともあったかも?
と思わないでもありません。

かつて羨ましいと思った人の属性


サラリーマン時代に羨ましいと思った人達について、
今はあまり羨ましいと思わない属性の人を挙げてみると、
以下のような感じになります。

① 自分より出世して高収入の人
② 趣味を仕事にしている人
③ 幸せな家庭を築いている人

次項以降でそれぞれの理由について述べてみたいと思います。

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2024年9月25日水曜日

【自宅が一番!】カフェや図書館中心のFIRE生活はお勧めできない

2023年はカフェの倒産数が過去最多


カフェの倒産数が過去最多を更新しており、
その一因がコーヒー1杯で長居をする客の増加とのことです。

" カフェで仕事をする人はすっかり珍しくなくなった。電源完備のカフェも増えた。コロナ禍は明け、利用者は増えたはずなのに、2023年はカフェの倒産数が過去最多を更新した。カフェで仕事は、ありかなしか。                     (引用元) 「カフェでお仕事」コーヒー1杯で“長居”問題に店が悲鳴 「8割がカフェワーカー」の切ない現実"
私もFIRE後に、自宅以外でブログ執筆をしたり、
勉強をしたりしていた時期はありましたが、
今ではそのような事はほぼしておりません。

カフェで集中は無理がある...


オフィス街の最近の事情は良く知りませんが、
基本的に住宅街である私の家の近所のカフェでは、
主力は子連れの主婦軍団と暇な老人軍団。

どちらも比較的大声で話す人が多く、
カフェで集中して作業するのは無理があるのでは?と思います。

それでも、PCを広げて作業する人やら、
PCを囲んで会議らしきものをしているワーカーを見かけます。

記事に対するコメントにもありましたが、
秘密漏洩などの問題はどう考えているのか謎ですね。

図書館も落ち着かない空間


そんなわけで、カフェでの作業は早々に断念した私ですが、
図書館での作業を行っていた時期はあります。
こちらは利用は無料だし、冷暖房費の節約にも貢献するので、
良いと思ったのですが、以下のような問題が発生します。

・中高生グループ学習軍団がうるさい
・迷惑老人の存在

中高生は特に夏休み中は多くて、この期間は特にひどい感じ。

迷惑老人でよく遭遇したのが、
タブレットで音出しをする老人ですね。
基本はサイレントモードでゲームらしきものをやっているのですが、
どういう設定をしているのか、
10分に1回くらい突如音を鳴らします。
怒ったサラリーマンが注意しても、
悪びれる様子はありませんでした。

その他、入れ歯のくちゅくちゅ音がうるさい老人、
独り言をいう老人などもいて、図書館から足が遠のきました。

結局自宅が一番


まあ、この辺の事情を鑑みると、
結局は自宅が一番ということになるでしょう。

逆に言いますと、サラリーマン時代の「家は寝に帰るだけ!」というよりは、
多少なりとも快適な空間を作ることが重要になるのではないかと思います。

2024年9月24日火曜日

FIRE後に新しい友人を欲しいと思うか?

話の合うメンバーとだけつるむ


先日引用させて頂いた


の中で、「話の合ういつものメンバーとだけつるむようになる」というのが、
FIRE後に獲得した本当の自由のマイナス面として取り上げられていました。

私の意見としてはこれはマイナスというより大きなメリットでは?
という反論を致しました。

会社や仕事関係で嫌なヤツに会わなくて良いのは、
メリットでしかないからです。

それでは、私は今現在の交友関係に満足しきっており、
新しい友人関係を築きたいとは思っていないのか?

この辺のスタンスについて本日は述べてみたいと思います。

FIRE前は未知数だった部分


サラリーマン時代を振り返ってみても、
友人との飲み会の頻度というのは、
多くても月1~2回といったところでした。

サラリーマン時代は職場で色々な人と接点がありますので、
普段は特別誰かと話をしたいとか思うことはありませんでした。

ただFIRE生活に入りますと、
独身中年男性の自分は普段は誰とも喋らず、
友人との接点が月1回程度の飲み会だけでは、
寂しさを感じる可能性もあるかな?と思っていました。

ただ、実際にFIRE生活に入ってみると、
特に普段、誰でも良いから話をしたいとか思うことはなかったですね~。

この辺りは未知数の部分もありましたが、
FIRE生活8年目の現在の立ち位置としてはそんなところです。

新しい友人が欲しいか?


私が定期的にコンタクトを取る人を思い浮かべると、
一番最近知り合った人でも20年近く経っているでしょうか?

この辺も鑑みますと、
今から新しい友人を作るというのは、
楽しみというより面倒な部分が大きいかも?と思ってしまいます。

なので、新しい友人を作るべく、
地元のサークル活動的なものに参加したいとかは思わないのが現状です。

ただ、これはあくまで現状こう考えるといったところで、
自分が60歳とか70歳とかになってみると、
ちょっと考えは変わる可能性もあるとは思っています。

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2024年9月23日月曜日

FIRE後の私は「儀礼的な会話」に耐えられないかも?

オフィス街で昼食時の会話


都心のオフィス街へ行く用事がありました。

非常に運の悪いことに、
用事が終わったのがちょうどお昼時で、
エレベーターを待つサラリーマンの集団と一緒になりました。

そんな中、私とほぼ同じ年代であろう50代と思われるおじさんと、
20代と思われる女性とが会話をしていました。

その会話の内容というのが、
50代男性の家族についての会話で、
20代の女性が気を遣って話題を振っているというのがありありと言う感じ...
何かこういう儀礼的な会話を久しぶりに聞いたな~

興味が1mmもないだろうが...


普通に考えれば、20代女性にとって、
50代男性の息子が夏にどこに行こうが、
興味は1mmもないかと思われます。

ただ、同じ職場にいると、
こういった儀礼的な会話もせざるをえない状況というのは、
まあ、あるっちゃありますよね?

こういった話を振られるおじさんの中には、
自分が若い部下に慕われていると恐ろしい勘違いをする人もいますが、
こういうのはいかがなものかと思いますね。

今の私は儀礼的な会話に耐えられないかも?


FIRE後に無職・無所属となった私は、
こういった儀礼的な会話からは無縁となりました。

なので久しぶりにこういった儀礼的な会話を聞くと、
無意味に上司に気を遣わざるをえない日々を思い出して、
ちょいと嫌~な気分になってしまいました。

こういったことからも、
サラリーマン適正がどんどんなくなっているのを感じますね。

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2024年9月22日日曜日

”FIREで得た「本当の自由」のマイナス面”とやらが全然マイナスでない件

FIRE後の「本当の自由」の8つのマイナス面


FIREして「本当の自由」を獲得しても良いことばかりじゃない!
という類の主張をされる方は多いですが、
それをコンパクトにまとめている記事がありました。

" 「本当の自由」の8つのマイナス面
①自己管理するのが意外に大変                     ②昔の友人と話が合わなくなる                              ③話の合ういつものメンバーとだけつるむようになる            ④人としての成長が止まってしまうリスクを感じる            ⑤自堕落な生活に陥ってしまうリスクがある               ⑥暇なのがしんどくなる                        ⑦やりたいことがなくなる                       ⑧自己管理するのが意外に大変                       (引用元) 20代で1億貯めた元会社員が教える】みんなが憧れる「FIRE(経済的自立と早期リタイア)の末路」"
①と⑧が全く同じなので実質は7つのようですね。

筆者は20代で1億円を貯めた”リアルFIRE”とも言うべき人で、
50歳で仕事を辞めた”なんちゃってFIRE”の私とは根本的なところが違うと思いますが、
同意できる部分があまりないので、私見を述べてみたいと思います。

マイナス面どころかプラス面では?


まず、①と⑧の”自己管理するのが意外に大変”ですが、
これはサラリーマン時代にFIRE生活を考えて意外とそうかも?
と思っていた感想で、実際は全然大変ではありませんでした。

確かに、セミリタイア初期は昼間から酒を飲みたい誘惑にかられ、
⑤の”自堕落な生活に陥ってしまうリスクがある”もありましたが、
それも最初の半年くらいでしょうかね?
今では、規則正しい生活へ収斂している感じです。

②の”昔の友人と話が合わなくなる”ですが、
そもそも私は昔の友人と仕事の話などほとんどしないので、
こういう経験は未だにないです。

③の”話の合ういつものメンバーとだけつるむようになる”はその通りですが、
どの辺がマイナスなのか全くわかりません。

仕事をしていれば、職場の上司や同僚、
仕事関係の人と飲みに行く機会とかもあるでしょうが、
そもそもそういうのが嫌でFIREを目指しているわけで、
話の合う人としかつるまないというのは、
マイナスどころか超絶大メリットと言えます。

⑥の”暇なのがしんどくなる”と⑦の”やりたいことがなくなる”については、
そのような経験が個人的には全くないのでちょっとコメントできない感じですね。

まあ、20代で自由を獲得しちゃったらそうかもしれないかな?
とちょっとは思いますが、
50代でのFIREだと、残された時間を逆算するとやりたいことが全部できない、
どれを捨ててどれを取るかという方が大きな問題な気が致します。

人としての成長が止まる?


そして最も強烈な違和感を感じたのが、
④の”人としての成長が止まってしまうリスクを感じる”ですかね?

私が40代で就いていたのは完全なる閑職であり、
人として成長できる仕事とはほど遠いものでした。

サラリーマンを継続するということは、
こういった仕事を65歳とか70歳まで継続することです。

というより、55歳とか60歳を境により閑職度がマシマシとなるわけで、
こういった成長とは程遠い仕事を避ける為にFIREを目指したという側面もあります。

それでは今のお気楽なFIRE生活で私が人として成長しているか?
そもそも人として成長しようなんて思っていないのが大前提ですが、
自分がFIRE後に知識を深めようと思っていた分野、
歴史・地理・美術といったものについては、
かなり知識を深めているとは思います。

ただ、それは極めて自己満足の世界であって、
将来的にお金を稼ぐことにつながる可能性はほぼありません。

なので、仕事的に世の中に貢献しないと成長とは言わない!
と言われたら、私はまるで何の成長もしていないわけですが、
FIRE後の自分の内的変化を考えてみると、
個人的にはFIREしてから成長したかな?
という部分は結構あります。

少なくとも、45歳~50歳の仕事から得たものに比べて、
50歳~55歳のFIRE生活から得たものの方が、
比較にならないくらい私の人生において意味があるものだとは言えますね。

2024年9月21日土曜日

仕事にやりがいでFIRE希望者はゼロに? ② やりがいある職場のがパワハラは多いかも?

やりがいがあればパワハラはなくなる?


すべての人がやりがいのある仕事に就くことができる!
というありえない前提を一旦肯定したところで、
FIRE希望者がなくなることはないでしょう。

理由としてパッと思いつくのは「パワハラ」です。
やりがいのある仕事に就けば部下へ嫌がらせをしようなんて人はいなくなる!
などという戯言を信じる人は流石にいないんじゃないでしょうか?

花形部署だからこそのパワハラ気質


例えば、私が働いていた会社の花形部署の中には、
パワハラ気質の激しい部署がありました。

当時はパワハラなどという言葉はなかったので、
「体育会系」という便利な言葉を使っていましたが...

その部署は会社の看板部署でもあったため、
エリート風を吹かせている嫌なヤツがいっぱいいました。

また、そういう部署であるがゆえに部下・後輩に厳しくするのは当たり前、
怒声が聞こえるのは日常茶飯事でした。

この事からもわかるように、パワハラなんてのは、
希望者の多いやりがいのある仕事の部署のがむしろ多いのでは?
というのは、その後の転職先でも見られる傾向だったというのが個人的経験です。

評価の問題もある


また、やりがいのある職場だからと言って、
正当な評価が受けられるという保証は全くありません。

仮に仕事にやりがいを感じている場合でも、
その仕事に対する評価が極めて低い状況なら、
バカらしくて仕事なんてしてられないとなっても不思議ではありません。

この辺りを総合的に考えてみますと、
やりがいのある仕事に就ければFIRE願望がなくなるというのは、
ちょっと違う気がしますね。

2024年9月20日金曜日

仕事にやりがいでFIRE希望者はゼロに? ① 誰もがやりたい仕事に就くなんて不可能

仕事にやりがいがあればFIRE願望などなくなる?


誰もが仕事にやりがいを持てば、
FIREしようなんてヤツも現れないし、
非婚化や少子化も解決できる!という事を提唱している方がいらっしゃいました。

" だがこのややこしい部分に、隠されたキーがある。つまり仕事にやりがいがあれば、誰もさっさと金を貯めて仕事なんか辞めてやるみたいな考え方にはならないのである。さらにやりがいを持って働いている人は、人間的にも魅力的で輝いており、恋愛対象にもなりやすいと考えられないだろうか。少なくとも男女問わず、1日もはやく辞めてやるという気持ちでいやいや金のために働いている人を、生涯のパートナーとしては選ばないだろう。
 つまりすごく単純な話、みんながそれぞれにやりがいのある仕事に就いて輝いていれば、非婚化や少子化には進まないという仮定は成り立つのではないか。ならば社会が取り組むべきは、「人」と「やりがいのある仕事」のマッチングだろう。やりがいとはそれこそ人によりけり千差万別であり、ある人にはつまらない仕事でも別の人にはやりがいを感じることは十分にあり得る。 (引用元) 「FIRE」する人が増えたら社会はどうなる? 労働力はAIでまかなえるのか"
ここで書かれている事はその通りと唸る部分もあるのですが、
私は読んでいて違和感を感じる部分もありました。

「つまらない仕事」は誰がやっても「つまらない」?


記事内では、

”ある人にはつまらない仕事でも別の人にはやりがいを感じることは十分にあり得る。”

とあり、この事自体は事実なんだろうな...とは思います。

ただし、多くの人がつまらない仕事と思う仕事については、
誰がやってもやはりつまらない仕事である確率のが高いのでは?
と私は確信しています。

しかし会社というのはこの辺を断固として認めず、
多くの人がつまらないと考える仕事に配属された人に対して、
説教じみたことを言ってきます。

例えば、

・若い内は何でも経験!仕事の選り好みをするべきではない。
・本来希望していない仕事も自分に向いている可能性はある。
 オレなんかもそうだった!

みたいなことです。

ミスマッチは構造的問題


私が最初の会社に入ったとき、
私も最初は花形部署を希望していました。

その時の説明では、

「君みたいに花形部署を希望する人ばかりではない。
 営業や管理を希望する人も多いので、
 配属は希望がかなう確率はかなり高い。」

みたいな話でしたが、まるっきりウソでしたね。

花形部署への配属をちらつかせながら採用するものの、
最初からそのような部署に配属させる気はない...
こういった採用がまかり通っていたと思います。

まあ、誰もがやりたい仕事というのは、
椅子の数が限られていますので、
その椅子に座れないくらいなら、
FIREで独身生活を謳歌した方が全然良い!
ということに私ならなります。

誰もがやりたい仕事をできるのは理想ですが、
社会がそういう構造にはなっていないと思いますね。

2024年9月19日木曜日

ミドル層はスタートアップへの転職よりFIREを目指すべき

ミドル・シニア層がスタートアップに転職


40歳以上のミドル・シニア層でスタートアップに転職する人が増えている!
という記事がありました。

大企業と比較して遜色ない報酬を支払う企業も多く、
また、柔軟な働き方が可能な企業も多いとのこと。

何より、やりがい面でも大企業以上だとか...

" 「大手企業では50歳を過ぎると、役職定年や配置転換により、やりがいを持って働くことが難しいと感じる方が多くいらっしゃいます。それに対してスタートアップは、自身の実力・強みが発揮できる環境であれば、やりがいを持って長く働くことができる環境だと言えます。スタートアップでは60歳を超えても力強く働いている方がたくさんいます」 (引用元) 40代以上に増えている“意外な転職先”とは。リクルート調査"
この記事だけ見ると「良いこと尽くめ」のようですが、
本当でしょうかね?

スタートアップへ転職しなくて良かった最大の理由


今ではすっかりと無職が板についた私ですが、
スタートアップへ転職の話をもらったことがあります。

そして、そのような会社へ行かなくて良かったと心の底から思える理由、
その理由は極めてシンプルであって、
その会社はわりとすぐに倒産したからです。

私は管理部門への転職ということだったので、
会社整理の面倒事に巻き込まれていたリスクも高く、
高収入とかやりがいとかに騙されなくて本当に良かったです。

スタートアップよりFIRE


本当に将来有望な企業で、
今までの経験が活きるような職場であるならば、
スタートアップへの転職も良いと思いますが、
そんな企業へ転職できる確率はどのくらいでしょうかね?

そもそも、企業の将来性を正確にジャッジすることができるのか?
また、そういったスタートアップに集う若者とうまくやっていけるか?
この辺りを考えると、あくまで個人的意見とはなりますが、
あまりうまくいく将来像が思い浮かばない感じですね。

そもそも、ミドル・シニア層と呼ばれる年齢になって、
仕事でリスクを取るというのはいかがなものか?

それだったら、仕事のことなどすっぱりと忘れて、
FIRE生活を目指す方が、
生き方としては確実性があって良いと思います。

FIRE生活の場合、ある程度のパターンは出尽くした感がありますので、
このくらいの資産があって、このくらいの年齢でリタイアすれば、
こういった生活ができるというのが読みやすくなっています。

ハイリスク・ハイリターンのスタートアップ転職を目指すなら、
ローリスク・ミドルリターンのFIRE生活を目指した方が、
少なくともミドル層以上の方にとってはよいんじゃないでしょうかね?

どうもこういった良い事しか書かない記事は、
読んでいて納得できる部分が少ないですね~。

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2024年9月18日水曜日

若者の早期リタイア願望の本気度は?お金が充分という人が多いのは本当?

若者の早期リタイア希望はどの程度本気なのか?


昨日取り上げました若者に早期リタイア希望者が増えているという記事ですが、


個人的に気になった点が出てきましたので言及したいと思います。

それは、「早期リタイアに対する本気度」です。

FIREという生き方がある程度ポピュラーになってきた現在、
つまらん仕事をしている多くの若者が、
FIRE生活へ憧れを持つのは当然の事かと思います。

ただし、実際にFIREを目指して努力をし、
超緊縮生活をしながら稼ぎのほとんどを投資にまわしているのか?
それともただ単に、「FIREできたらいいな~」という妄想を抱いている程度なのか?
この辺の温度差をきちんと調査して欲しいと思いました。

すでにFIRE済みの方のコメントとしても、
実際にFIREできる人はFIRE希望者の中でも少数では?
という類のものが目立ちます。

FIRE資金の目途がついている?


私も基本的にその意見には賛成なのですが、
資金的には問題ないぜ!みたいな若者が増えているとのこと。

" 希望理由には変化も見られる。その一つが、「リタイア後の生活のための蓄えが十分ある」だ。20年調査時と比べると、20代は約5ポイント増の13・8%、30代は約6ポイント増の14・6%だった。金本さんは、米国発のFIRE(経済的自立と早期リタイア)のように資産運用などで資産を築いて計画的に早期リタイアすることが注目されていることや、共働き世帯の増加で必ずしも男性が家計を支え続けなくてもよいという人が増えていることなどを、考えられる背景に挙げている。 (引用元) 早期リタイア希望の20~30代男性、7年間で「倍増」 その背景は?"
「リタイア後の生活のための蓄えが十分ある」という若者が増えているらしいですね。
確かに、昨今の株高トレンドを考えれば、
それなりに資産をお持ちの若者が増えているのは納得です。

ただ、既に蓄えが充分ある!と言い切れるほどの資産はいくらなのか?
単に、この調子でお金が増えれば50歳で退職できると言いたいのか?
ちょっとこれだけだと現状が見えてきませんね。

まさか、400万円FIREの人みたいに、
既に500万円持っているから十分みたいな人が多いということはないと思いますが、
逆に皆さんが1億円超の資産を持っているとも思えません。

結果的に、今の若者がどれだけFIRE願望があるのか?
また、実現可能性がどの程度あるのか?
考えれば考えるほど実態はよくわからないという印象を持ってしまいました。

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2024年9月17日火曜日

【FIRE希望者倍増への対策】経営者よ!FIRE生活より魅力的な職場を作れ!

早期リタイア希望の20~30代男性、7年間で「倍増」


「20~30代男性で特異的に早期リタイアしたいと考える人が増えている」
という内容の記事がありました。

その記事の結びは以下のようになっています。

" 金本さんは、若手男性が早期リタイアを希望する心理について「仕事に対する意欲が低下したわけではない」とした上で、「プライベート重視」の意向が広がっていることや、日本型雇用の減少といった労働環境の急速な変化で「将来像を描きにくい」などの可能性も指摘した。 (引用元) 早期リタイア希望の20~30代男性、7年間で「倍増」 その背景は?"
若者の仕事に対する意欲は低下したわけではないが、
FIRE生活を希望する人は増えている...これをどう解釈したらよいかです。

結局「仕事がつまらない」ということでは?


本来多くの人が仕事に対して元々は、
それなりの夢や希望を抱いていたと思います。

それが、自分の希望部署に配属されなくなかったとか、
パワハラ上司に当たってメンタルをやられるとか、
尋常じゃない時間外労働を押し付けられたりとかで、
仕事がどんどん嫌いになっていったのではないかと思います。

また、現代のサラリーマン組織の多くは、
一部の出世した人のみが頭を使う労働、
あとは駒のように動かされるだけ...みたいになっています。
出世しない人のが世の中圧倒的に多いので、
つまらない仕事をしている人のが世の中多いということになります。

この辺の根本的な構造を変えないと、
FIRE希望者は今後も増え続けると思います。

自己啓発書の限界


自己啓発書的な考え方では、
だからそこから一歩抜け出るためにこうすれば出世できる!
みたいな話が並んでいます。

別にその内容のすべてを否定するつもりはないですが、
ここで述べられているのは基本的には他人に勝つということです。

皆がすべて幸せになるにはどうするかと言った話ではありません。

経営者よ!FIRE生活より魅力的な職場を作れ!


なので、結局のところ、世の経営者の皆さんが、
本当に魅力的な職場を作って頂いて、
すべての従業員の皆さんが、
FIRE生活なんてばからしい、
この会社で働いていた方が数倍楽しい!
みたいな世の中にして頂くしかないのかな~と思います。

まあ、簡単な話ではないとは思いますが、
そういった視点で組織を考えて頂いてもよいのでは?と思います。

これから若年労働者はますます減っていくわけですから、
「FIRE業界」に人を取られないように、
職場を魅力的なものにするのは経営者の当然の責務じゃないでしょうか?

2024年9月16日月曜日

支出の最適化について ② 支出の最適化でDIE WITH ZERO は無意味に?

支出の最適化とDIE WITH ZERO


究極的な意味で支出の最適化が実現しているのであれば、
これ以上お金を使うこと自体が無意味であるので、
DIE WITH ZEROという概念は無意味になるのではないかと思います。

と言いますのも、「ゼロで死ぬ」というのは、
お金を使ってやりたい事が多数あるけど、
将来の為に使わずとっておこう!と思いつつ、
そのお金を使わないで死ぬというのを避けようということかと思います。

支出の最適化が究極的に実現している方であれば、
別にお金を使ってこれ以上やりたいことがあるわけではないので、
お金がいくら余ろうが関係ないということになるかと思います。

「支出の最適化」の実現によって、
ある意味、DIE WITH ZEROは解決したとも言えそうです。

過剰資産に意味はないか?


それでは支出の最適化に必要な資産に比べて、
過剰なまでの資産は全くの無駄かと言えば、
そんなこともないと思います。

一つ目は安心感です。過剰なまでに多くの資産であるならば、
株価暴落・インフレといったものにも打ち勝つでしょうから、
心穏やかにFIRE生活を過ごすことができます。

二つ目は変化への対応が可能ということです。
お金のかかる趣味に目覚めるとか、大病をするとか、
長いFIRE生活で支出行動がずっと一緒というのは逆に考えにくいです。
今後の支出活動の変化により、
過剰な資産が適正資産に変わる可能性はあるかと思います。

まあただ、一般的には資産が過剰であった場合、
もっと早くFIREすれば良かった感じるのが、
ポピュラーな感情かもしれませんが...

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2024年9月15日日曜日

支出の最適化について ① 支出の最適化でこれ以上お金を使う必要がないって本当?

「支出の最適化」とはどういう意味か?


FIREやセミリタイア界隈では、「支出の最適化」という言葉が良く使われます。
意味は読んで字のごとくかと思いきや、
その言葉は結構異なる意味合いで使われているように思えます。

私がこの言葉でパッと思い浮かべた意味合いですが、
例えば、年間のFIRE生活費予算が200万円だとした場合、
その200万円を一番効率良く使う方法は何か?といったところです。

ただ、以前もちょっと述べたことがありますが、
人によっては単なるドケチライフを意味しており、
普通の人には必要不可欠な家電も持たず、食費も極限まで削って、
支出の最適化を達成みたいに言う人もいます。

理想の生活を実現?


さて、ここで取り上げたい「支出の最適化」ですが、
文字通り、究極的な意味での支出の最適化とも言うべきもので、
自分の理想の暮らしをするのに実現するのに必要な金額です。

しかも、その金額が理想なので、
これ以上のお金はあっても無駄という考え方です。

例えば、年間200万円が支出の最適化の金額であるとすると、
年間250万円使うというのは単なる無駄使い!
いや、むしろ効用を悪化させるのでは?という考えです。

これは例えば、お金があっても広い家には住みたくない、
ましてや、六本木や赤坂なんて論外!この街が好き!
高級レストランとかに一切興味なし、吉野家の牛丼が一番うまい、
旅行なんて行くのは面倒、海外旅行など論外、等々、
この辺を考えれば一定程度の説得力はあるように思えます。

本当に「支出の最適化」が実現している?


実際に、「今の生活が自分の理想!これ以上お金はいりません!」
と言った類の発信をされている人がいます。

ただこういった方が、仮に億単位の資産をお持ちで支出水準が低いままだと、
お金は減るどころか増えてしまいます。

でこのままいくと、お亡くなりになる時が資産残高のピーク!
となる可能性が極めて高くなります。

それでも支出を増やすのは無駄なのか?
本来は贅沢好きで欲しいものの多い私にとっては、
ちょっと信じられない部分もありますね。

この辺りについて、私が考えていることについて、
次項以降で述べてみたいと思います。

2024年9月14日土曜日

人員削減しない会社は良い会社? ~ 私にとってはそうでもない話 ~

人員削減する会社は「悪」なのか?


昨日はリコーのリストラについて取り上げました。

今やリストラのニュースなど珍しくもなく、
リストラ策を発表したからその会社は「悪」!
みたいな受け止められ方はあまりされないと思います。

一方で、古くからの価値観を大事にする人達の中には、
「従業員は家族!
 従業員のクビを切らないで何とかするのが経営者の仕事!」
みたいな価値観の人もいらっしゃいます。

私が働いていた会社は比較的後者の色彩が強かったのですが、
そのこともセミリタイア願望に拍車がかかることになりました。

配置転換という悪夢


私が働いていた会社で大幅に業績が悪化した時、
当然ながら構造改革案みたいなものが発表されました。

主なものとして、役職者賞与の大幅カット、新規採用抑制等々、
私に影響がありそうだったところでは、
管理部門の従業員を営業部門へ配置転換というヤツです。

ここで疑問なのは、今まで経理だとか総務をやっていた人が、
いきなり営業に回されて戦力になるのか?ということです。

人によってはクビになるよるマシなのかもしれませんが、
ただ私は、営業が嫌で転職した身なので、
そのような異動はとうてい受け入れることはできません。

まあ、私が配置転換されることはなかったのですが、
されていたらその場で辞めていました。

割増退職金が欲しかった


このような施策の代わりに、
「割増退職金付早期退職募集」なんてのが発表されていれば、
私はとっとと会社を辞めてセミリタイア生活に入っていましたが、
残念ながらそういうことにはなりませんでしたね。

いずれにしましても、業績悪化が再燃した際、
割増退職金が貰えるとかではなくて、
職種とか関係なく働けれる場所に配属して頂けれるというのは、
私にとってはむしろ迷惑な話で、
セミリタイア願望が更に強くなるきっかけとはなりましたね。