2023年6月14日水曜日

セミリタイア生活の不安 ② お金の不安は気持ち的な要素が大きい

チキンの私には無理な低資産FIRE


一時期マスコミにも取り上げられた低資産FIREですが、
仮に私が若い時期に真似しようと思ったとしたら、
日々不安で仕方がないと思います。

例えば、500万円の資産を片手に、
生活費はパートタイムのお金で賄うとして、

・種銭の500万円の運用に失敗したら
・パートタイムの仕事は高齢になってもあるのか?
・病気で働けなくなったらどうするか?

など、不安の材料はいくらでもあるため、
個人的にはとても真似できないと思います。

しかしながら、このような生活に全く不安はなく、
いとも簡単に(と思える)会社を辞めてしまう人はいます。

億単位の資産でも不安


一方、以前にも書きましたが、
億単位の資産を持っていても不安は払しょくできず、
セミリタイア志望でありながらサラリーマンを継続している人もいらっしゃいます。

この極端な事例から読み取れるものというのは、
セミリタイア生活のお金に対する不安というのは、
セミリタイア資産の多寡というよりも、
気持ち的な要素が大きいのかな?
という風に個人的には見えます。

私がお金の不安が少ない理由


それでは、私がお金の不安をセミリタイア生活においてあまり抱かない理由、
この辺りのロジックは以下の3つの前提があるからと言えます。

① 第一の前提

・70歳まで手持ち資金で暮らせる目途がたっている
・70歳以降は年金だけで暮らせる目途がたっている

② 第二の前提

・リスク資産は保有しているが、リスク資産がある日突然0円になっても、
 なんとか70歳までは暮らせると考えている

③ 第三の前提

・仮に高インフレ等で資産が大幅に目減りしても、
 生活レベルを落とすことで対応できると考えている。

運用益は充てにしない


FIRE理論は4%の運用益を前提としていますが、
私のセミリタイア計画ではこの辺を無視しています。

株の大暴落が起きたら私ももちろん困りますが、
これでセミリタイア生活がジエンドとはなりません。

資産や年金が予定の半分くらいになったとしても、
生活レベルを落とせば何とかなるかな?とも思っています。

この辺りの不安に対する自分なりの考えと言うのは、
セミリタイアを準備しているサラリーマン時代から、
ずっと考え続けているので、
今現在は正直あまり不安はないかな?と思っているわけです。

実はこの「生活レベルを落とせば良い」というのを割り切れるのには、
結構自分の中で踏ん切りをつけるのに時間がかかったところです。

サラリーマン継続はソリューションにならない


株価の暴落、高インフレ、資産課税の強化、
この辺りを気にしすぎるといくら持っていても安心はできず、
結局「生涯現役」という結論になってしまうのでは?

また、生涯現役という選択をしたところで、
将来的に経済環境が極端に悪化した状況の中で、
自分の雇用がキープできると思うのもどうなのかな~と思いますね。

結局、不安のない資産レベルというのは人それぞれなので、
どこかのレベルで割り切る必要があるんじゃないですかね?
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2 件のコメント:

  1. 低資産・自称FIREは、単なるおっちょこちょい@社会的ばっくれーと思います。FIRE組に入れるとしたら、外周りのチンピラから修行してもらわねばなりません。

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    1. 低資産FIREは別カテゴリーの方が良いと思いますね。

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