2023年6月10日土曜日

セミリタイアで重視すべき点 ② セミリタイア後の稼ぎ

最も簡単にセミリタイアする方法


もっとも簡単に「セミリタイア」する方法は、
サラリーマンを辞めた後の仕事の稼ぎの範囲内で生活することでしょう。

例えば、週3日だけ5時間働くことにして時給が1,000円だとすると、
月に6万円以下の支出で暮らせるなら、
貯金は0円でも「セミリタイア生活」をスタートさせることは可能です。

最近はこの手の主張をされる方が増えています。

サラリーマン生活との比較ならありだが...


私自身は月6万円で生活するのは嫌ですが、
毎日残業ありでへとへとになるまで働かされて、
手取りが例えば月15万円のサラリーマンに比べてどうかと言われれば、
月6万円のセミリタイア生活のが良いとは思います。

実はこの「過酷なサラリーマン生活に比べれば」というのが、
いつのまにかごっそりと抜け落ちて、
単純に低消費型セミリタイアが良いという主張になっている...
そんなケースは結構多いのではないかと推察されます。

本来の理想のセミリタイア生活


私自身の理想とするセミリタイア生活とは、

・手持資産からのキャッシュフローで十分に生活できる
・仕事は割の良いものだけを限定的に行う

と言ったところですが、
資産0円でのセミリタイア生活はこの2つの要件を満たせません。

特に、週3日とか短時間だったとしても、
労働をしなければ生活できないとなると、
私の理想とするセミリタイア生活とはほど遠くなるという感じです。

セミリタイア後の稼ぎを重視するということは...


セミリタイア後の稼ぎを重視することを突き詰めると、
その仕事だけで生活できるには?という発想になり、
資産がいくらとかは関係ないという結論になるかもしれません。

ただ、それというのは、単純に
「できるだけ楽で拘束時間が少ない仕事を探す」
というのと何が違うのか?

同じセミリタイアでも、
資産を重視する人とはまるで方向性が違うのでは?
ということは言えるのではないかと思います。

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4 件のコメント:

  1. こんばんは。
    自分も目指すならフルリタイア派で、当初は労働前提のセミリタイアというのが理解出来ませんでした。
    ただ、その後色々な考え方を見てなるほどと思えた部分もありました。
    Die with zeroというのは興味を持てませんが、フルリタイアでも資産を抱えすぎるのは無駄、無駄に働き稼ぎ続けただけで損と主張する方もそれなりに居るようです。言われてみればそうかなと思うこともあります。
    同じく稼ぐ視点では効率が良いと思えるサラリーマンを捨てて最低限度働き続ける生活を選ぶのは、サラリーマンは稼ぐ効率のために捨てるものが大きすぎて無駄という考えなのかなとは思えます。
    この辺りはもう考え方次第でしょうし、何が正解というのは無いのでしょう。
    自分もそろそろリタイア出来るかなと思いつつも蓄財のためにサラリーマンをもう少し続けるつもりです。

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    1. おっしゃる通り、正解のない問題かと思います。セミリタイア後にそれなりの仕事についておられる方もいらっしゃいますし、一概に言えない問題です。ただ、これまで私は仕事運が悪すぎたので、良い職場に巡り合える気が全くしないので、このような考えになったのかな?と思う部分が大です。

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  2. 「できるだけ楽で拘束時間が少ない仕事を探す」というのが本当に難しいと痛感しています。私は半年以上探しましたが見つかりませんでした。早期退職者がぼちぼち働ける仕事って本当にないんですよね…タイミーで超短期のバイトするくらいしか見つからないけどそれも疲れるし…結局今ある資産だけでやっていくしかないんだろうなあ

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    1. 私も「そんなうまい仕事はない」という前提でのセミリタイア計画になっています。セミリタイア後の仕事を楽と言っている人の内容を見ると、私的には全然楽でなかったりしますし、基本的には資産の範囲内でどうやるか?という方向に今後もなると思っています。

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