一番不幸なのは、40-50代の未婚男性である
またまた、「未婚男性は不幸」を強調する記事がありました。
"男女ともに、既婚者に比べて未婚者の幸福度は低く、特に男性の40-50代では既婚者の半分以下しか未婚者は幸福を感じていないということになる。同時に、40-50代未婚男性の不幸度の高さも突出しており、40代で36%、50代で34%が不幸である。40代以上の未婚男性は、幸福を感じる人数より不幸を感じる人数の方が上回ってもいる。" (引用元) “日本で一番不幸なのは「40~50代の未婚男性」 無視できない「既婚者/未婚者」の幸福度格差"
記事の結論としては、”一番不幸なのは、40-50代の未婚男性である”
と結んでいますが、実際にそうでしょうか?
実体験としておかしい部分はある
一番不幸であるはずの50代未婚男性である私ですが、
自分自身、それほど不幸とは思っていませんね。
また、サラリーマン時代、周囲の同じような未婚男性を見ても、
それほど不幸そうには見えませんでした。
ヤフコメなどにも多く寄せられている意見としては、
40~50代には就職氷河期の人が多く、
結婚どころではなかった人が多いからでは?というのがあります。
逆に言えば、きちんと就職してそれなりに給料を貰っていて、
それでいて独身な人が不幸と感じているか?
この辺をきっちりと分ける必要がありそうです。
未婚・既婚で分ける場合
私自身常々思う事ですが、未婚・既婚で分けて幸福度を測る場合、
以下のシンプルな図式を考えれば良いのでは?と思います。
幸福な結婚 > 独身 > 不幸な結婚
飲み会での同僚の家庭についての自慢話・愚痴などから推察するに、
独身である私が羨ましいと思うほどの結婚をしている人と、
こんなんだったら独身の方が遥かにマシだという人の比率ですが、
私の価値観的には後者の方が多い気がするのですね...
しかも圧倒的に。
例えば、個人的にこれはちょっと...と思うのが、
妻の意向で70歳までローンを払い続ける高価なマイホーム購入とか、
子供の教育費捻出の為に、
年収が1,000万円以上ありそうなのに夫のお小遣いが月2万円(しかも昼食代込み)とか、
そんなのは嫌だな~と思います。
まあ、別に50代独身男性という属性で誰かと連帯しているわけではないので、
何を言われても気にしなければ良い話なんですが、
不幸と決めつけられると、ちょっといかがなものか?とは思いますね。
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幸・不幸はそれぞれに実感が違い過ぎますし、比較しようのないことで、年齢層で分けるのにも適さず、パーセンテージで示していること自体が何を言っているんだ?の一言に尽きます。外から見て大変な苦境にあられるようでも、幸せそのものでお暮らしの高齢者夫妻もあったり、逆のイケイケに見えてドロドロもあったり。自身の幸福を考えても、後から振り返ると苦と共にあった時が一層味わい深いというものでしょう。
返信削除おっしゃる通りで、このような分類自体がどこまで実態を把握しているか疑問です。自己申告も結構あてになりませんからね。
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