1年間は仕事の誘いがあっても断る!
リタイア関連の記事で久々に同意するところが大きいな!
と思った記事が以下のものです。
退職後に働くべきか?という質問に対しての回答です。
"フリッツ:たしかに働くことで生活を充実させられる人もいます。しかし経済的に余裕があるのなら、継続的な収入があったほうが安心だからというだけで仕事を続けるのはどうかと思いますね。求めているのは金銭ではないでしょう?
僕がお薦めする方法は、退職して1年間は仕事の誘いがあっても断ることです。現役時代より軽い業務だから続けようとか、顧問の仕事を引き受けようと思っている方がいれば、イエスという前に1年間は様子を見たほうがいいでしょう。働いているあいだは忙しくてできなかった活動、つまり経済的な見返りに重きを置かない活動を試してみるチャンスだからです。” (引用元) 人気<リタイアブログ>の著者が、退職して1年間は仕事の誘いがあっても断るのを進めるワケ「継続的な収入があったほうが安心だからというだけで仕事を続けるのは…」
筆者は仕事以外の選択肢に目を向けることが重要と言っていますが、
基本的にはその通りかと思います。
ただ、これに補足する形で付け加えるとすると、
以下の2つの視点が重要ではないかと思われます。
不完全なFIREで満足してしまうリスク
週5日間勤務、1日8時間とか働いていた場合、
退職後に軽い労働、例えば、週3日勤務で1日5時間だけ働く、
出社もラッシュ後の10時出社で良いよ!
となれば、労働的には随分と楽になったと感じるかと思います。
ただ、年間労働時間0の私から見ると、
それでも十分な重労働だよな~と思ってしまいます。
1年間とかそれなりの長い時間を全く働かず、
やはり少しはお金の問題でなく働いた方が...と言うならわかりますが、
いきなり軽い労働へのシフトであるなら、
いわば「不完全なFIRE」で満足してしまう、
もしも労働0時間ならもっと楽しい生活だったのに...
というリスクがあるのではないかと思われます。
軽い労働でもストレスは軽くないかも?
もう一つの懸念というのは、軽い労働になって、
責任ある地位からは解放されたとて、
ストレスが軽くなる保証はないということですね。
お金を貰って働く以上、
本人は退職後の軽い労働と思ったところで、
企業側から見れば貴重な戦力なわけです。
そんな悠長に働かせてくれるのかな?
という疑問は常につきまといます。
無職の醍醐味を1年間で堪能する
とは言っても、完全リタイアするつもりはない人は一定数いますし、
そういった方が無理やり1年間休んだ結果、
そのブランクで就職先がなくなるリスクもあるでしょうから、
この辺は慎重な判断が求められるでしょう。
ただ、それなりの資産を持ちながら漠然とした不安から働くとかは、
やはりもったいない気がしますね。
個人的な経験から言えば、FIRE後の無職生活というのは、
生活費は思ったほどかからないし、
暇を持て余すとかもないし、
少しは働いた方が良い!とか思った事はありません。
この辺の感覚は、1年間無職でいれば、
無職耐性のある方にはある程度はご納得いただける気が致しますね。

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自分はFIRE後週1日程度古巣の会社でパートで働いていましたが、ちょうどいいかなという感じでした。作業はするが責任はないし、出勤で疲れても翌日は確実に休めるというのはちょうど良かったと思います。ただ、そのパートが終わった後同じような良いパートを探していますが見つかりそうにありません。引退後に楽に働ける職場がないことが一番問題だと思います。
返信削除古巣や信頼できる知人からの紹介等で、仕事内容が確実にヘビーでないことがわかっており、なおかつ短時間労働なら確かにありでしょうね。ただ、そういった仕事は探して見つかるものではない気がします。あればラッキー!くらいではないでしょうか?
削除我々以上の世代の人は苦労したり疲れたりするのが仕事の醍醐味と思っている人が多いと感じますね。だから楽な仕事を探す中高年に怒る。ただ、親の介護で苦労している人にも楽な仕事が見つからないのは悲惨だと思います。
削除親の介護で辞める人は何人かいましたが、ほとんどが地元に戻るので時短勤務とかそもそも無理でした。こういった方が楽な仕事を見つけるのは至難の業というのが現状でしょうね。
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