2024年11月14日木曜日

50代独身FIRE予備軍は1割程度? ~ 50代単身世帯の平均貯蓄額を見ての感想 ~

50代の平均貯蓄額は?


自分と同世代の平均貯蓄額はどのくらいなのか?
特に普段意識することはないですが、
下記の記事を読むと興味深い結果が書いてありました。


データを引用させて頂きますと以下の通りです。

・金融資産非保有:38.3%
・100万円未満:11.2%
・100万~200万円未満:5.2%
・200万~300万円未満:2.7%
・300万~400万円未満:3.6%
・400万~500万円未満:3.8%
・500万~700万円未満:4.6%
・700万~1000万円未満:5.5%
・1000万~1500万円未満:4.9%
・1500万~2000万円未満:4.1%
・2000万~3000万円未満:4.4%
・3000万円以上:9.3%
・無回答:2.5%

なお、サンプル数は366、貯蓄額の平均値は1,391万円、中央値は80万円とのこと。

50代独身の半数は貯蓄100万円以下!


データで衝撃的なのは、貯蓄100万円以下の方がおよそ半数ということですね。

ただし、この中で本当にカツカツの生活をしているのはどのくらいなのか?
この辺もデータとして欲しいとことかもしれません。

と言うのも、私の知人でも、それなりの給料をもらっているけど、
趣味に全力でお金を使っているから貯蓄はあまりない人もいます。

ただ彼なんかは、退職金はそれなりにまとまった額がもらえる見込みだし、
年金的にも不安がないからそういった消費行動をしているとも言えます。

3千万円以上保有者はFIRE予備軍?


そしてもう一つの驚きは、3,000万円以上の金融資産を保有する人が、
全体の1割弱もいらっしゃるということですね。

50代で3,000万円以上の金融資産を保有しているということは、
恐らくは貰える人が多いであろう退職金を考慮すると、
今すぐ会社を辞めても生活に困らない人が多いのでは?と思います。

この方々が真剣にFIREという選択肢を考え、
定年までは働くのが当然という常識を捨てて、
自分の健康状態や健康寿命を考慮し、
自分が本当にしたい事は何かを再考したら、
とっとと会社を辞めた方が良いのでは?
という結論に達する方は一定程度いそうです。

まあ、仕事が生き甲斐みたいな人は多いと思いますが、
FIREできるのにしない人も世の中まだまだ多そうだ...
何とももったいない!というのが、
この統計を見ての私の一番の感想ですね。

2 件のコメント:

  1. まさか自分が勝ち組だったなんて思いもよらなかったよ

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  2. そもそも母数の少ないデーターかと思いますが、50代独身者の大半は特別な事情を抱えた人達なのではないでしょうか。自身に病気や障害があって就業が難しかったり、実家に病人や借金があってサポートが必要だったり、離婚して多額の慰謝料や養育費を要求されてたり等、財を成すには不利な状況にある人が殆どなのかと思います。平穏無事な人生をおくってきたなら、やっぱり結婚して家庭を築いているのが普通であって、自分達のような存在こそレアケースなんでしょう。

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