FIRE生活は投資で気の休まらない日々になる?
昨日はFIRE批判の記事について私的な反論を試みましたが、
同じ記事内に言わんとすることはわからんでもないかな?
というパートもありました。
"投資のプロでも、損失を出さずに年利10%で何十年も運用するのは至難の業だと思います。たとえそれだけの手腕があったとしても、その生活はかなり忙しいものになるでしょう。常に利回りのよい金融商品を見つけるために情報を集めなければなりませんし、その一方で、投資した商品の値動きをこまめにチェックする必要もあります。たとえば買った株式が値下がりしそうだとわかったら、すぐに売って別の株式を買う。そんな気の休まらない日々が続くのです。それでうまく稼げたとしても、会社で忙しく働くのと何が違うのでしょう?” (引用元) 人生は有限。あくせく働くのはやめた!4,000万円貯めて30代で「FIRE」も、現実は…「また働きに出る人」が続出するワケ【元キャリア官僚が解説】"
私自身はFIRE生活において、
投資に割く時間は最低限にしたいと思っているので、
ここで述べられていることは私にはあてはまる部分はあります。
投資大好きの人もいる
私は投資関係に割く時間があるならば、
旅行や読書にその時間を振り向けたいと思います。
ただ、FIRE生活をされている人の中には、
投資そのものが好きであるとか、
投資で儲けることこそが生き甲斐という方も多いように見えます。
そういう方にとっては、
投資情報の情報収集や投資商品の値動きチェックは至福の時でしょうから、
「気の休まらない日々」というのは当てはまらない気が致します。
会社で忙しく働くのとは全然違う!
そして、ちょっと落とし穴的な状況になってしまうリスクがあるのが、
この方がおっしゃる
”それでうまく稼げたとしても、会社で忙しく働くのと何が違うのでしょう?”
という文言です。
FIRE志望者なら私に近い思考をされるのでは?と思いますが、
同じ忙しい生活と言っても、
自分で勝手に投資情報を集めて実際に運用する忙しさと、
会社で怒鳴られながら唯々諾々と仕事をする忙しさはまるで違います。
同じ忙しいなら、私とて投資で忙しいのを選択致します。
ただし、ここで考えなければいけないのは、
「投資で忙しい生活」は「会社員で忙しい生活」よりマシというだけなので、
例えば、「投資はインデックス投資でほったらかし生活」と比べてどうなのか?
ということは考える必要があるということです。
仮に投資の才能があって真剣に投資に取り組めば10%の運用益が出せるとして、
そういった投資中心のFIRE生活は自分にとって理想的なのか?
この辺はきちんと考えておく必要はあるのかな?
とは思いました。
私は投資は外国株式のインデックス投信に投資して放りっぱなしなので投資で頭を使うことはあまりありません。市場の情報は好きなのでチェックしていますが、忙しいとは程遠いです。
返信削除投資の忙しさと仕事の忙しさは全然違うでしょう。投資は自分のことだけ考えればいいけど仕事は同僚や顧客を常に意識しないといけないですからプレッシャーがまるで違うと思います。
私は個別株が中心ですが、銘柄入れ替えもあまりせず放っておいています。ご指摘のように、投資は他人と接することもないわけで、会社員の仕事とは全然性質が異なることは留意する必要はあるかと思います。
削除