2022年2月7日月曜日

リタイア後地方移住失敗の理由はスーパー閉店

地方移住失敗


定年退職後に地方へ移住したにもかかわらず、
結局、東京へ舞い戻ってきた人の話を聞きました。

その方は、もう仕事もしないし、
のんびりと暮らしたいということで、
茨城県某所の海に近い町に引越したそうです。

引越場所の近くにはスーパーマーケットもあって利便性は高く、
しばらくはのんびりと暮らしていたそうですが、
その近くのスーパーマーケットが過疎化の影響もあり閉店したそうです。

それでしばらくは隣駅のスーパーマーケットまでバス等で通っていたそうですが、
ある時それもシンドイとなって東京へ戻ることになったとのこと。

田舎暮らしの難しさを感じますね。

移住をためらう「スーパーが一つしかない地区」


私も以前地方移住の下見に行った町があって、
最終的にそこを断念したのはスーパーが一店舗しかなかったことです。

しかもその町のスーパーはかつて2店舗あったのに今は一つ、
その閉店したスーパーは今では単なる廃墟となっていて、
残りのスーパーが閉店したらえらいことになるな...と思いました。

しかも残りのスーパーは都内スーパーよりお菓子などは値段も高く、
「地方 = 生活費が安い」は成り立たないのも感じました。

地方に車なしで住むのは無謀?


私の住む都内でさえ駅前の店舗が撤退しても空のままが続くことがあり、
地方の状況はそれ以上に厳しいものがあるでしょう。

あまり馴染みもなく、地元経済の状況などわからない場所に引越すと、
頼みの綱である中核店舗の撤退のリスクは結構高い気がしますね。

あとは、その方は車なしで地方へ移住したことも失敗の要因ですかね?
車があれば買物もそれ程困らなかったようなので、
都内に住む感覚で地方移住してしまったような気がします。

ただ、高齢化すると免許返納の問題もありますので、
車があったとて、いずれは困っていたでしょうね。

そのあたりを考えると、
地方移住は10年間とか期間を区切った方が無難なのかな?

まあ、色々と考えさせられる話でした。

3 件のコメント:

  1. おそらく多くの人は生活費が安いから
    地方に住むのではないのでしょう。
    大都市に住む方が何かと便利だとは分かっていても
    家族とのしがらみがあるために地方に住んでいる人が
    ほとんどなのではないかと思われます。

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    1. 実際問題としては、もともと地方に住んでいたという人がほとんどでしょう。
      単純に生活費が安いからはかなり少数派かと思います。

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  2. おっしゃる通りで、車の維持費なんかもバカになりません。
    コスト面で言えば、家賃がどれだけ下がるかで、
    そこがドラスティックに下がれば、多少食費が上がっても...
    と言ったところかもしれません。

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