2022年2月25日金曜日

【メリット or ディメリット】サラリーマンだからこその経験

【肯定的意味】サラリーマンでしかできないこと


昨日引用させて頂いた、
の著者のDokGenさんのコメントですが、
その続きの部分については、
サラリーマン生活に対して随分と肯定的な意見を述べられており、
多くのFIRE経験者にとっては違和感があるものではないか?
と個人的には思いますので、以下該当部分を引用させて頂きます。

" 海外プロジェクトへの参加などは、まず個人では経験できない。サラリーマンだからこそ経験できることだ。一定の年齢に達して管理職などの役職を解く役職定年になって、一線を退くようになるまでは、たとえ経済的自立を果たしていてもサラリーマンでい続けたほうが良いように思う。"(引用元)【サラリーマン投資家が教える】「FIRE」のリアルとは?
この発言につきましては、
「幸運なサラリーマン生活であれば」
という前提条件を付ければ、
全くその通りとなるのではないかと思いますが、
サラリーマン生活をこのように一般化するのはやはり無理があると思います。

幸運なサラリーマンなら継続する価値ありだが...


運よく、大規模海外プロジェクトに参画するチャンスを与えられ、
その中心的役割を担うなど、面白味のある仕事を任されるのであれば、
そもそもFIREだとか早期退職とかを考える暇もないのでは?
という風に思います。

そうではなくて、まるで面白味のない細かい仕事を与えられて、
おまけに毎日パワハラ上司に怒鳴られ続ける、
なんてサラリーマン生活であるからこそ、
FIREやセミリタイア、早期退職といったものの価値が増すのです。

サラリーマン生活では異動の希望がかなう確率も低く、
そもそも上司や同僚は選べないわけですから、
努力云々の及ばない不幸な職場だったらどうするか?
この辺りについての考察は必要かと思います。

要は、サラリーマンだからこそ経験できる、
ダイナミックなプロジェクトに参画する等々のメリットと、
サラリーマンだからこそ経験させられる、
細々とした雑用や上司からのパワハラ等々のディメリット、
この辺りの比較をきちんとすべきかと思います。

役職定年についての考察は同意する部分あり


引用部分の後半にある「役職定年」の考察については同意する部分は大です。

役職定年と言っても、給料が下がるだけで仕事内容が変わらないものから、
全くの閑職に追いやられるものまで色々なパターンがあるようですが、
自分に相応しくない仕事内容・報酬だと思ったら辞める事を考えても良いと思います。

なので、役職定年というのをセミリタイア開始の一つの目途にするのは賛成です。

とは言っても、それなりのエリートコースの人と言うのは、
役職定年後もそれなりのポジションを与えられているケースが多い印象です。
なので、こういった人は役職定年だから辞めるとはならない確率が高そうです。

逆に、その前段階の仕事がつまならいとかシンドイ場合、
そこまで待ってられないよ!というのが本音になる気がしますね。

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