2022年2月10日木曜日

セミリタイア食費・月1万円の見方 ~ サラリーマンとそもそも前提が違う! ~

セミリタイア生活はそもそも低コスト


セミリタイア生活者に対して、そこまで節約して暮らしたくない!
そんなことなら普通に働いた方が良い!
というのは定番的にある話です。

特に食費に対しては、
「そこまで切り詰めなくても...」
という話はよく聞きます。

月の食費が1万円とか、1日の食費がワンコイン(500円)とかだと、
驚愕やら揶揄の声が良く聞かれます。

ただし、セミリタイア生活というのはそもそも低コストです。
自炊をする時間もあるし、安いお店まで買いに行く時間もあるので、
サラリーマンの尺度で物事を考えない方が良いのにな~と思う事はあります。

食費月1万円でも外食中心サラリーマンよりましかも?


例えば、サラリーマン時代の私の典型的な1日の食費は以下のような感じです。

朝:コンビニおにぎり、野菜ジュース、ヨーグルト (400円)
昼:会社の近くの定食屋 (800円)
夜:コンビニ弁当 (500円)

∴ 1,700円 × 30 = 51,000円

朝食を準備する時間もないので朝はコンビニで購入後会社で食べ、
昼食は上司と食べるのがマスト、
夕食は自炊する気力もないのでコンビニかほか弁、
これでも食費は月5万円を超えてしまいます。

ただ、ここで考えて頂きたいのは、
上記の食事を材料費1万円で準備するのって不可能ですか?
ということです。

おにぎりも自分でご飯を炊けば150円とか絶対しないし、
野菜ジュースやヨーグルトも大容量のを買えば1回あたりのコストは下がります。

都内の定食屋など場所にもよりますが、
相当ショボいものがでることも多いし、
コンビニ弁当も然りです。

実は、セミリタイア生活で食費が月1万円の方が、
サラリーマンの食費が月5万円より、
良いものを食べている可能性すらあります。

細かい計算をすると、月1万円では確かに苦しいかもしれませんが、
月2万円ならかなり余裕で100%外食サラリーマンを凌駕するんじゃないかな?

月1万円の前提にも注意


例えば私であれば、晩酌代だけで月1万円以上は使っていますが、
人によってはアルコール代は食費とは別枠で管理している人もいますし、
外食費も遊興費という位置づけの人もいます。

株主優待品や懸賞でもらった食糧なども、
食費には含めていない人は結構多いです。

この辺りを食費に還元すれば、
そこまで食費が実は少なくないのでは?
というケースもあるかと思います。

サラリーマンでセミリタイアを否定する人と言うのは、
そこまでセミリタイア生活者の前提を考慮しないケースがほとんどでしょうから、
セミリタイア側に立って考えれば、
妙なマウントに惑わされないようにした方がよいでしょうね。

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