2022年2月18日金曜日

「過労死ラインの目安」を超えていた時期を思い出してみる

保健所の約23%が過労死ライン


保健所の方々の苦難が続いています。

自治労によると、全国の保健所などで働く組合員のうち、
約23%が「過労死ライン」を超えているとのことです。

「過労死ライン」というのは
「月80時間を超える時間外労働」
を指すそうです。

月80時間だと毎日9時半まで働く


月80時間というのは、毎日4時間平均の残業ということで、
定時が午後5時半だとすると、毎日午後9時半まで働くことになります。

今の私の生活からすると考えられない重労働ですが、
私のようなものでも、これ以上働いていた時期はあります。

私が忙しかった時のスケジュールを振り返ると、
当時の定時は「8時50分 ~ 17時20分」だったと思います。

出社は遅くとも午前8時だったので、
この時点で50分のタダ働きが確定です。

夜は平均すると午後11時頃まで働いていたので、
ここでは5時間40分の残業です。

この辺りをまとめて計算してみると、
一か月で20日間働くとすると、
130時間の残業だったことになりますね。

当時は土日はほぼ疲れて寝るだけだったという記憶があります。

厳しいのは精神的苦痛が上だった


ただし、当時は20代で体力があった時代なので、
実際にきつかったのは精神的な部分だったかと思います。

当時の上司とはそりが恐ろしい程合わなかったので、
ダメだしの仕方とかはそれはヒドイものでしたね。

幸い、そりが合わな過ぎて、その課を追い出されたので、
しばらくして普通の生活に戻りましたが、
あのままいたら何らかの異常はきたしていたと思います。

まあ、長時間労働というのは、
精神的に過酷な労働とセットだと思いますので、
こういった環境にいる人に言いたいことがあるとすると、
世の中、そんな仕事しかないわけではない!
ということです。

ただ、その渦中にいると正常な判断力を保つというのが、
極めて難しいので、その事にはなかなか気づかないのでは?

あるいは、給料もそれなりの水準で、
当時の私と異なり残業代もきっちり出るのであれば、
FIREの為の資金稼ぎと割り切って期間を設定して働くか?
といったところでしょうか?

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