2022年2月24日木曜日

FIREは"食べて・寝て・出す”だけの人生なのか?

FIRE感の違いを実感する


FIREに対する感覚というのは人によって大きく異なりますが、
自分とはかなり違うな~と久々に思ったので、
私なりの考え方を述べてみたいと思います。

FIREについて意見を述べているのは、
の著者のDokGenさんです。

以下、ご発言を引用させて頂きます。

" 50代半ばの自分は、ちょっとだけ早いリタイアを画策しつつ、サラリーマンを続けている。そんな自分からすると、FIREであまりに早期にリタイアすることには疑問も感じる。
早くリタイアしすぎると、残された人生の時間もそれだけ長くなる。その間にはリーマン・ショックやコロナ禍のように、景気と市場を揺るがすような予期せぬ出来事が何度も起こり得る。
数千万円の資産では心もとないし、年率4%で運用し続けるという方程式が崩れる恐れだってある。数千万円の資産では、やりたいことも満足にできない恐れがある。資産が目減りしないようにずっと気にかけながら、“食べて・寝て・出す”だけの人生を延々と送るのはつまらない。"
(引用元)【サラリーマン投資家が教える】「FIRE」のリアルとは?

「数千万円の資産」でやりたいことができない?


リタイア後の人生が長ければ、その間に市場の暴落もあるでしょうし、
安定的に4%で運用し続けることは困難かもしれません。

ただし、数千万円の資産を前提とするのであれば、
預金取り崩し型の生活も可能かと思いますし、
運用重視でも資産が即なくなるほどの暴落は考えにくいかな?

そもそも数千万円もの資産があってやりたいことができない、
とは具体的にどういった生活をイメージしているのか、
この辺りをもう少し詳しく述べて欲しいところですね。

“食べて・寝て・出す”だけの人生はむしろサラリーマン?


また、若くしてのFIRE生活について、

『資産が目減りしないようにずっと気にかけながら、
“食べて・寝て・出す”だけの人生を延々と送る』

とありますが、自分的にはむしろ逆かな?

FIRE生活に入ってから初めて、自分の好きなように時間が使えて、
人間らしい生活ができるようになったと言ったところです。

むしろ私のサラリーマン時代の一時期のように、
自分の好きでもない仕事を延々とやらされて、
機械のように働かされる方が、
“食べて・寝て・出す”だけの人生に近いように思えます。

まあ、資産については使う時間もないので、
目減りどころか増えていく点は大きく異なりますが...

筆者は父子家庭で子供を育てるご苦労をされるなど、
独身男性である私と出発点がそもそも異なるとは思いますが、
FIREに対して私とは真逆とも思える考えを述べられていたので、
ちょっと取り上げてみた次第です。

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2 件のコメント:

  1. 最後に書いてある通りで、
    子供がいるかいないかで
    正反対の結論になるのが自明なのでしょうね。

    なんらかの理由で子供が出来なけりゃ
    歳をとればとるほど労働意欲が失せるのは自然だし、
    子供がいて育てるってなったら
    子供により有利な人生を歩ませてあげようと
    逆に労働意欲が沸くのも自然なのかなと・・・

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    1. FIREやセミリタイアを語る場合、独身なのか結婚しているのか?子供がいるのかいないのか?いた場合成人しているのかいないのか?この辺りの前提の開示は必要だと思いますね。ご指摘の通り、これによって結論は大きく異なる可能性が高いです。

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