2022年2月19日土曜日

【仮説】セミリタイア向きかどうかは「チェーン店の牛丼」に対するスタンスでわかる

落合陽一先生も絶賛のチェーン店の牛丼


落合陽一先生の
を読んでいたら、印象的なフレーズが出てきました。

"たとえば、私にとってチェーン店の牛丼を食べている時間は「豊かな瞬間」ですが、「値段が安いものを短時間でかき込んで食べるのは豊かじゃない」と思う人もいるでしょう。あの牛丼はギリギリまで原価を削ってものすごいパフォーマンスを発揮した、大衆消費財としてとても豊かな食べ物だと個人的には思うのですが。
『ズームバック×オチアイ 過去を「巨視」して未来を考える』 p84"

落合陽一先生クラスともなれば、
牛丼でもA5黒毛和牛を使ったものが余裕で食べられそうですが、
チェーン店の牛丼を食べていても「豊かな瞬間」と思われるとのことです。

この感覚というのはセミリタイア生活を考える上でも重要かと思います。

牛丼が嫌ならずっとサラリーマン


独身であることが前提になるかと思いますが、

「オレは牛丼が食べられば幸せ!」

という価値観であれば、
生涯暮らしていくのに、それほどの大金が必要なわけではないので、
ある程度の資産が貯まった段階でセミリタイアが可能です。

ただし、

「オレはバリバリ稼いでもっと良いものが食べたい!」

という価値観であれば、お金などいくらあっても足りないので、
稼ぎ続けることができる限り働くという選択肢になります。

セミリタイア的倹約生活を批判するタイプの人は、
後者の価値観に基づいている気がしますね。

ただ、前者のタイプからすると、

「チェーン店の牛丼でも十分美味しいのに、
 何を好き好んで歯を食いしばって働いて、
 A5ランク黒毛和牛の牛丼を食べなければいけないの?」

ということになります。

牛丼で満足できるか?


普通のサラリーマンでセミリタイアとなると、
美食三昧ができる程の大金を貯めるのは極めて困難になりますので、
牛丼レベルの食生活で満足できるのか?
この辺りがセミリタイア適正を図る一つの基準になるかと思います。

私だってセミリタイアを諦めてあのまま働いていれば、
毎日、結構良いものを食べ歩きできたと思いますが、
それよりも牛丼でセミリタイアの方が、
はるかに自分にとって価値がある生き方と思ったわけです。

と言っても、「牛丼がご馳走」みたいな話になると、
節約の度合いが行き過ぎになって、
ちょっとこれまた違うかな?という感じになりますので、
牛丼というのはセミリタイアを考える上でちょうど良いレベルかな?
というのが個人的な感想ですね。

6 件のコメント:

  1. 金の重要さが分かってない人が多いってことだな。皆散財ばかりしたがる。

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    1. その通りで、無駄な散財の為にしなくて良い労働をしている人が多い印象です。

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  2. 世間体を気にして見栄を張ってしまう人はお金が沢山かかりますね。世間体を無視して実用性重視であれば早期リタイアのハードルは下がると思います。

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    1. おっしゃる通りで、世間体にかかる費用をどこまで下げられるのかもセミリタイアのポイントですね。実際問題、支出の過半数をこの手の支出に充てている人は多いと思います。

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  3. 私も「牛肉食べられるなんて幸せ」派です。それすら株主優待の範囲で済ませてます(笑)貧乏して、贅沢して、牛丼に着地できれば言うことないですね。

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    1. 良く考えれば、牛肉というだけで贅沢とも言えますね。
      私も牛丼3社の株式は持っています。

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