FIRE指南系には注意が必要
私は元々「FIREは誰にでもできる!」というのは、
ちょっといかがなものか?と考えているからかもしれませんが、
FIRE指南系の言動でよくある
「私のような普通のサラリーマンでもFIREできました」
というのはちょっと注意が必要かと思っています。
お金の貯め方がちょっと”普通”ではないのでは?
と思われるケースが多々あって、
その代表的なパターンは
① 高給取りサラリーマンである
② 投資で儲けた
の2つであると思います。
高給取りならFIREは簡単だが...
例えば、手取り1千万円のサラリーマンが3千万円貯めるのは、
ちょっと節約すれば4~5年で可能ですが、
手取り2百万円のサラリーマンであれば、
20年かけてもかなりの困難が付きまといます。
この辺りについては意図的なのかどうかはわかりませんが、
触れられていないケースが多い気がしますね。
給与アップ転職を進める人は少ない...
本来、給与が高いからFIREできた人のアドバイスは、
”私は給与がそこそこ高い水準だったのでFIREできました。
なので、給与水準が低い方は給与水準をいかに上げるか?
まずはここに照準を絞った方が良いのでは?"
みたいなものになると思います。
それが、いかにも投資と節約のみで誰でもFIRE達成可能みたいに言うのは、
ちょっと不親切というかミスリードではないかな?
なんて思われるケースもあります。
それと、節約と投資でFIREを達成したというと
自分もやってみようと思うかもしれませんが、
例えば1年間難関資格取得の為勉強して見事合格し、
転職で給与アップしたのでFIREできました!
というとあまりに遠回りな気がしますし、
一般受けしない話ではあると思います。
ただし、早期にFIREを達成する為には、
まずは日々のキャッシュインを増やすことに注目するのは当然で、
投資より先にやることがあるかもしれない...
というのは頭に入れておいても良いかと思います。
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仕事に頑張るやつがなかなかFIREしようと思わんもんな
返信削除その通りなのですが、FIREの為に数年は仕事を頑張るという発想はあっても良いかと思います。
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