「FIREは1ヶ月で飽きる」は定番?
昔からちょいと感じていた事で、
何度か言及したこともあるのですが、
FIREを否定する方の多くは、
FIRE未経験者です。
ただ、実際にFIREを否定する方の中にも、
一応は無職を経験されたと言う方もいらっしゃいます。
その場合のFIREが飽きるのかかった時間ですが、
1か月というのが多い気が致します。
この1ヶ月という期間に真実味とか説得力があるのか?
気になったので考察してみたいと思います。
まずは、個人的な経験から、
1ヵ月でFIREが飽きるはちょいとおかしいのでは?
というのを見ていきたいと思います。
有給休暇消化期間への言及がない
FIRE否定論者で1ヵ月でFIREが飽きた!
と言う方で、有給休暇消化期間について触れている人は、
個人的には見たことがないかな?と思います。
私は有給休暇が40日間ありましたので、
サラリーマン最後の約2か月の期間、
給料を貰いながら仕事をしない期間がありました。
もしも1ヶ月でFIREが飽きるのであれば、
有給休暇前半が終了した時間で、
「やっぱり働かせてくれ!頼む!」
となるはずですが、そのようなことは一切ありません。
まあ、最終的にFIREを否定されるような方は、
有給休暇など消化せず、
最後の1日まで普通に出勤するのかもしれませんが、
最後の最後くらい有給休暇を取らせてくれ!
みたいなものを感じないのは気になるところです。
1ヵ月では何もできない...
実際に会社を辞めて無職になった場合、
色々と手続きをすることも多くて、
それなりに大変です。
健康保険関連、ハローワーク関連、投資関連(iDeCoや持株会)、
年金関連、勤務先が無くなることに関連しての諸手続きなど、
それなりに時間のかかる作業が多いです。
そういった作業をうだうだやって、
サラリーマン時代に溜まった疲れをとるべく、
たっぷりと睡眠をとったりしていると、
1ヵ月とかは飽きるとかを感じる前に過ぎてしまいました。
長期間無職でいるつもりが最初からない?
この辺りを考えてみますと、
FIREに1ヵ月で飽きたとか言っている方は、
最初からずっと無職でいるつもりはなかったのでは?
という仮説が成り立つかと思います。
よくよく考え見ますと、
40歳でFIRE、これから40年とか50年を無職で過ごそうと言うのに、
1ヵ月で飽きちゃったとか、普通で考えたらおかしいのでは?
と思ってしまいます。
この辺りの心構えについては、
次項で私の勝手な推測を展開してみたいと思います。

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