2025年6月11日水曜日

【独身FIRE民の視点】「夫には70歳を過ぎても働いてもらわないと」と言われる人について

月収50万円でもカツカツ!


月給50万円の課長でも子供が3人もいたら生活はカツカツ!
老後資金など準備できない!という記事がありました。

"妻は近所の食料品店でパート勤務。年収103万円の壁を意識して働いているものの、「時給1,100円で、月10万円程度。体力的にも限界を感じている」とこぼします。「ずっと専業主婦だったので、パソコン業務などは苦手。できる仕事も限られていて、老後のためにと思ってもなかなか続けるのが大変です」老後資金への不安も募ります。「子どもの学費を優先したので、2,000万円どころか、老後の貯金はほとんどありません。夫には70歳を過ぎても働いてもらわないと…というのが本音です」” (引用元) 月収50万円・課長でも「毎日カツカツです」…妻からは「70歳を過ぎても働いて」中年サラリーマンの苦悩"
家を相続したので住宅ローンはないそうですが、
息子3人の学費が各々100万円以上かかるとのことで、
大学4年間を計算すると合計で1,200万円以上はかなりの重みです。

教育費は青天井になりがち...


私のかつての上司・同僚の話を聞く限りでも、
大学へ行くまでの学費も相当かかるはずです。

予備校費用なんかもそうですが、
夏休みに短期留学させたいだとか、
そういった費用も考えれば教育費は青天井になりがちです。

給料がこの方より高いと思われる上司クラスの人でも、
お金はあればあるだけ教育費につっこんだ結果、
昼食費込みのお小遣いが月2万円だったりしてしまうわけです。

となると、そもそも「ずっと専業主婦だった」というのはどうなんだろう?
と思ってしまう部分もありますが、
恐らくは、夫はもっと出世して高収入になる予定だったのでしょう。

FIREと言う選択肢がなかったら?


記事内ではサラッと
「夫には70歳を過ぎても働いてもらわないと」
などと書かれていますが、
私がこの手の話を聞いて思うのはまさにこの点なんですね。

私は仕事がしんどかったし、面白味は欠片もないということで、
早期退職することを考えて仕事を機械のようにこなし、
何とか今のFIRE生活へ至っています。

ただ仮に私が結婚していて子供がいて、
子供の学費を考えたら70歳まで働く必要がある!
みたいな状況だったとしたら、
当然FIREなんて選択肢はないでしょうから、
どうやって仕事に向き合っていただろう...
ということをついつい考えてしまいます。

まあ、FIREという選択肢がなければ、
いやいやダラダラと仕事をこなして、
家族の笑顔を糧に生きていたのかもしれませんが、
それよりも、精神的にヤバい状況になっていた確率が高いようにも思えるわけで、
この手の記事を読むと、どうにもシンドイ気持ちになってしまいますね。

2 件のコメント:

  1. 基本、FIREは独身のためにあるような世界だと思います。女性だと男性が働き女性は家庭、子育てがメインで働けないという考えがまだ根強いですから。

    返信削除
    返信
    1. 確かに、FIREの多数派は独身のように思えますね。

      削除