2024年6月15日土曜日

サイドFIREの出口戦略 ④ 国民年金基金を活用

終身年金には国民年金基金があるが...


若くしてサイドFIREという選択をした場合、
年金額が不十分である確率が高いですが、
年金を補う方法としては「国民年金基金」があります。

国民年金基金のホームページ上ではいくら貰えるかのシミュレーションができますが、
例えば、35歳から加入、B型1口とした場合、
月々の掛金は11,890円、払込期間は25年、年金額は240,000円となります。

長生きリスクに対応する意味では、
加入にそれなりの意味はあるかと思います。

国民年金基金は不人気?


しかしながら、FIRE系ブログ等々で、
国民年金基金に入っているので老後は安心!
みたいなことを言っている人を見た記憶がありません。

理由について考えてみますと、
例えば30代で早期退職をするような方は、
そもそも年金を充てにするような資金計画ではないからなのかな?
というのが一番の理由の気が致します。

それ以外の一般的な国民年金基金のディメリットですが、
① 任意脱退ができない ② インフレに弱い ③ 運用利回りが低い ④ 破綻リスク
といったところかと思います。

年金不足分を補う


サイドFIREという選択をする場合、
ある程度の年齢まではサラリーマンという人も多いかと思います。

サラリーマン時代は厚生年金、その後国民年金には普通に掛金を払うも、
どうやら年金額は満足いくものではない...という場合、
国民年金基金に入るというのは対策の一つにはなるのかな?とは思います。

ただし、昨今の円安・インフレ状況をみると、
どこまで老後の生活費をカバーできるかは、
不安要素もかなり大きいのは確かかと思いますが...

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4 件のコメント:

  1. これだけ長期間のものでインフレに対応してないとほぼ致命的な気がする。

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    1. インフレリスクと長生きリスクを天秤にかける感じになるかと思います。これからインフレ時代が来るとすると確かにキツイ部分は大きくなりますね。

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  2. 年金基金は、国民年金ピーポーにとっての二階建て部分ですから、若手ほど積極的に活用してほしいと思います。事情があれば、途中お休みもできますし、全額社会保険料控除(←これが大きい)できます。私は20代から満額で使っています。

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    1. サイドFIREでそこそこの収入がある場合、全額社会保険料控除はかなり大きいですね。

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