2024年6月13日木曜日

サイドFIREの出口戦略 ② 新NISA活用

サイドFIREの出口戦略を考える


私自身、サイドFIREというスタイルには懐疑的なのは、

・「少し働く」と「全く働かない」には大きな差がある
・年金を充てにできない可能性が高いので、
 何歳まで働けば良いのかよくわからない

といった理由であることを前項で述べました。

ただ、「何歳まで働くか」については、
老後のキャッシュフローをいかに確保するかですので、
戦略を考えることは可能かと思います。

新NISAをフル活用する


FIRE系生活者でミニマリスト型の方の中には、
新NISAの非課税枠は1,800万円もあるので、
FIRE資金はこれだけで十分といった意見もあります。

確かに、1,800万円の非課税枠を使い切って、
例えば高配当投資等々で5%のキャッシュフローを確保できるのであれば、
年間90万円使えることができますので、
これだけで老後は何とかなるという考え方もできます。

もちろん、これに+αの資金があれば、
更に老後は安心となります。

DIE WITH ZEROに逆行するリスク


しかしながら、年金で生活を賄えないとなると、
キャッシュフローを生み出す資産(投資元本)を使えなくなるので、
結構な額の資産を持ったままあの世に行くことになるリスクは高いのではないか?

もちろん、自分の寿命を85歳とか90歳に設定して資産を使い切ることもできますが、
もっと長生きしてしまった場合どうするか?

私のような性格ですと、この辺のことが心配になって、
気持ち的にも豊かな老後を過ごせなくなる気がしますね。

となると、サイドFIREでもやはりある程度の年金を確保すべきでは?
という戦略を立てる必要があるのかと思いますので、
これについては次項で述べたいと思います。

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4 件のコメント:

  1. インフレがあると難しいですね。米国では定期預金の金利が年5%つくのに株価が上がり続けている。インフレが大きく年5%利息では資産が目減りすると考える人が増えるからでしょう。日本も年2%以上のインフレが続くようになると投資で利益を上げないといけなくなるので投資資産は投資したままで手元の使える金が減っていくのだと思います。自分がまさにそうなっています。

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    1. 預金金利・投資収益以上にインフレが進行する場合、結局働くしかないという結論になってしまうので、私はこの点はある程度楽観的に見るしかないと思っています。ただ、インフレ対策は常に考えねばならないとは思っていますが...

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  2. 年金は、物価スライド的なやつですこーし上がりました(笑)。そんなもの焼け石に水だろうと受け止める方面もあるかとは思いますが、少なくともFIRE組は、将来の不安ばかりにおののいていても、全く意味はないと思っております。

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    1. インフレを気にしすぎると生涯現役になってしまうので、ある程度の割り切りはやはり必要ですね。

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