2024年6月4日火曜日

FIRE後に好きな仕事をする!の疑問点 ③ 全く稼げない仕事をしたいのならありかも?

FIRE後に仕事が納得できる例外的なケース


これまで見てきたのは、
「FIRE後に好きな仕事をする」というのは、
ちょっと無理があるのでは?ということですが、
私が考える例外的なケースというのが存在します。

それは「全く稼げない仕事」をしたいケースです。

故郷に戻り伝統工芸品の作り手になる


例えば、自分の出身地である場所に特有の伝統工芸品があるとします。
その伝統工芸品の芸術的価値は素晴らしく、幼き頃からなれ親しんでいますが、
担い手不足と観光業の不振で、その伝統工芸品は絶滅の危機に瀕しているとします。

ここで立ち上がり、故郷に帰って長老に弟子入りしたとて、
その職人として食べていくのは極めて困難かと思われます。

ただ、この人がFIREしていれば話は別となります。

生活費はFIRE資金で賄えるでしょうから、
伝統工芸品で稼げなかったとしても、
伝統工芸品の技術継承に専念することができるわけです。

作家を目指す場合とかにもFIREは有効か?


上記は私が思いついた一例ですが、
これ以外にも作家を目指すケースなどにも、
FIREを利用することができないか?と考えることはあります。

作家を目指す場合のイメージとしては、
学生時代から執筆活動に勤しんで、
社会人となってもアルバイトなどをしながら賞に応募しつづける感じです。

なので、20代はバイトに時間を取られて、
執筆活動の時間が制限されることが予想されます。

そこで、まずはFIREを目指してなるべく早く経済的基盤を確立し、
経済的基盤を確立した後は好きなだけ執筆活動に時間を費やす、
そして、FIREを達成していれば作家として目が出なくても、
将来的に食うに困ることはないとなれば、
結構メリットはあるのではないかと思います。

ただ繰り返しにはなりますが、
嫌な仕事でサラリーマンとして稼いでFIREをした後に、
好きな仕事でサラリーマンをやると言うのは、
やはりちょっと違うのでは?と個人的には思ってしまうわけです。

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4 件のコメント:

  1. 芸術や文芸関係は別に仕事でなくても趣味でも良さそうだけどな

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    1. おっしゃる通りで、ボランティア活動を生活の軸にするとかにも当てはまるかと思います。

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    2. 俺も何かやらないといけないかと思って道のゴミ拾いとかしてみたんだが、全く続かなかった。やっぱ楽しくないというか、やってる人まじ尊敬する。

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    3. 地域のボランティア活動だと、人間関係の煩わしさもありますので、個人的にはあまり魅力を感じませんね。

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