「FIREは飽きる」は本当か?
昨日も取り上げさせて頂きました、
内藤忍さんの下記ブログですが、
FILW (financial independence life worker)について以外にも、
気になることをおっしゃっていました。
それは、「FIREは飽きる」という主張です。
その理由として、FIREすると承認欲求を得られないから!
ということを挙げれおられますが、
そもそもサラリーマン時代に全く評価されていなかった私は、
承認欲求とかとは無縁の世界が非常に心地よく感じられています。
ただ今回ちょっと取り上げてみたいと思ったのは、
”確かにFIREした人たちは時間の自由を手に入れて満足するかもしれませんがその喜びは長くは続きません。”
という点についてです。
FIRE直後が一番楽しいのか?
FIRE否定論者の論調としては、
確かにFIREしたら会社に行かなくても良いし、
好きな事だけしていればよいので、
最初の頃は非常に楽しい!
ただ、それも次第に飽きてきますよ!というものが多いです。
しかしながら、実際にFIRE生活を経験した身からすると、
それはちょっと違うのではないか?という気が致します。
FIRE直後は会社に行かない生活がしっくりこなくて、
「本当に会社に行かなくてよいんだっけ?」
「お金が本当に足りるんだろうか?」
みたいな余計な事をついつい考えてしまうことも多かったので、
FIRE生活を100%楽しんでいたかというと疑問に思えます。
むしろ1~2年が経過して、
FIRE生活のルーティーンが定まってきて、
資金の面でも年金支給日まで全然余裕!
思ったよりも全然お金を使わないな!と確信が出てきてからの方が、
FIRE生活の充実を実感していたかな?
という感じです。
あっ、ちなみにFIRE生活が飽きたとかいうのは全くないです。
読む本の内容に左右されるFIRE生活
それではFIRE生活で何年目くらいが一番楽しく感じたのか?
ですが、日常生活という観点から見ると、
読む本の内容に左右されるかな?という感じです。
私はミステリーの古典を読むことを楽しみとしていますが、
一番読んでいて楽しかったのは、
エラリー・クイーンの作品群を読んでいた時期で、
それは今から5年前くらいのことになります。
これは、たまたま読んだ小説群が面白かっただけで、
FIREも〇年経つと飽きるとか、
そういった類の話は実感的には全くない感じですね。
まあ私の残りの人生で、すべての古典を読み切るなどできるはずもなく、
まだまだこれから楽しいFIRE生活が待っているという期待はありますね。
50代中盤以降は仕事で全く承認欲求を満たされなかった身としては、仕事以外で承認欲求をどうやったら得られるかを教えてもらいたいものです。
返信削除非常に難しい問題ですね。ただ私が確実に思ったのは、仕事で承認欲求を満たすなんて絶対に無理だろうとは思いました。
削除リタイア後1,2年はもがいてました。3年目くらいからようやく軌道に乗ってきて5年目からはコロナ資金が市場に流れ込んで投資で資産が減らなくなりました。そうなるとほぼ無敵状態みたいになってますが、いつまで続くかわからないので安心はしませんが
返信削除私もコロナ後は資産が増加に転じていますが、この資産額をベースに今後の支出計画を立てて良いのか悩んでいます。このまま資産が増え続けるとは思いませんが、予想外に増えた部分は使ってしまってもよいかも...とは思っています。
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