2025年8月21日木曜日

【社員旅行・運動会】過去の"悪習"を肯定的に捉える人はまだまだ多い...

今ならありえないイベント


私が新入社員だったのは、今から35年くらい前ですが、
当時は今ならありえないのではないか?というイベントが多かったです。

主要なものをざっと挙げてみると、

・花見
・社員旅行
・運動会

と言った辺りです。

花見は新人が場所取りに行かされ、
確か当番に当たると仕事もしないで午前中から公園待機でした。

社員旅行は1泊2日で都内近郊、
憶えている範囲で言えば、伊豆・鬼怒川・安房鴨川といったところ、
これも係になると下見旅行まで行かされる本格的なものでした。

運動会も新人は応援の練習などやらされ、
土日が何度も潰されるものでした。

当時は面倒だが当たり前と思っていた...


今の私の価値観からすると、
この手のイベントに参加するなんてのは冗談じゃないよ!
と言った感じですが、当時は面倒には思いながらも、
参加するのが当たり前と思っていたので、
そこまで苦でなかったという感じです。

今思えば、不思議な話というか、
一種の洗脳状態にあったのかもしれません。

ただ、こういったイベントも徐々になくなっていって、
入社7年目くらいには完全に消滅した感じです。

古き良き時代?のわけはないと思うが...


実はこの辺りの事についてちょっと話す機会があったのですが、
私が驚いたのは、こういった時代を肯定的に思い出す人がいた事ですね。

土日潰して会社の人と旅行に行くとか、
家族総出で運動会に参加するとか、
今思えば何の罰ゲームだ...と思うわけですが、
楽しかっただとか、当時は会社の一体感があったとか、
何か良い事のように話すわけです。

まあ、今でも休日出勤は当たり前だとか、
社内飲み会なども仕事上有効と信じ込んでいる人も多く、
当時からマインドが全然変化していない人もいるわけで、
よく考えたら驚くほどのことでもないかもしれません。

そして、会社員生活が全然良いものにならない理由も、
こういった話が参考になるのかもしれません。

労働時間も当時から比べると大幅に減少、
不毛なイベントで時間を取られることもなくなったのに、
会社に行くのはむしろ辛くなっている気がするのも、
こういったマインドが残っている人が偉くなるからではないだろうか?
ということを勝手に思ってしまいました。

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