普通なら別に理解してもらう必要はない...
私は今のセミリタイア生活については概ね満足しており、
特に大きな改善が必要とも思っていません。
ただ、万人に今の私の生活が楽しいことがうまく説明できるのか?
と言われれば、その自信は全くありません。
私の生活はザックリ言いますと、朝起きてサウナに行って、
その後は本を読んで疲れたら昼寝して、
夜はビールを飲みながらナイターでも見る...
といった生活なので、多くの人にとってはあまり面白そうにはみえないでしょう。
まあ、普通はこの生活の面白さを他人にわかってもらう必要はないのですが、
それなりに親しい人に、実はやることなくて暇でつらいのでは...
と本気で心配される場合等、
それなりに今の生活が楽しいことに説得力を持たす説明が必要あるケースもあるな...
と思いました。
サラリーマンではできないことをやっている!
先日、久しぶりに元同僚と会った時がまさにそのケースでした。
その際、私は趣味の読書について2つの観点から説明をして、
今の生活の充実ぶりを説明致しました。
一つ目は、大作と呼ばれる本にチャレンジできるということです。
例として、ウンベルト・エーコの「薔薇の名前」を挙げました。
こちらは上下巻で840ページもあり、
内容もなかなか難しいものがあります。
常に疲れているサラリーマン時代であれば、
手に取ろうとすら思わない作品です。
二つ目は、シリーズものを読破できるということです。
昨日も例に出しましたエラリー・クイーンですが、
まとめサイトによりますと、
名探偵エラリー・クイーンとドルリー・レーンだけで長編が39作品あるそうですが、
暇な私はこれら作品群を一気に(と言っても作品を味わいながらなのでゆっくりと)、
読破することができたわけです。
サラリーマン時代であれば、
それだけの時間を確保するのは困難です。
一応はご納得頂いたようで安心
また、アフター5や土日に会社から電話が掛かってくるかも?
なんてことを考えると、そもそも読書に集中するのも困難ということも申し上げました。
この辺りは、元同僚なので、
すんなりと同意頂ける部分ではあります。
こういった熱弁?の結果、
思ったよりはまともな生活をしているようだ...
と認識されたようで何よりといったところです。
まあ、こういうケースは滅多にないとは思いますが、
きちんと心配してくれる方に対して、
セミリタイア生活の楽しさを説得力のある形で伝える事が、
重要な場合もあるものだ!と思った次第です。

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