大型マンション清掃員の本音
私が定期的に買物に行く大型スーパーへ行く途中、
比較的規模の大きいマンションがあります。
今調べてみたら、400戸近く部屋数があるようで、
かなりの大型マンションと言えるでしょう。
私は信号待ちでそのマンションの前にいたのですが、
ちょうど、住民の方と清掃員の方の会話が聞こえてきて、
高齢者の清掃員の本音が聞けたようで興味深かったです。
休んでないとやってられないわよ!
住民も清掃員の方もともに60代後半くらいの女性で、
どうやら顔なじみの間柄といったようでした。
清掃員の方はぐったりとして座っており、
住民の方が通りかかると開口一番、
「こんな天気じゃ休んでないとやってられないわよ!」
と愚痴のようなセリフを言っておりました。
当日の天気は35℃くらいまで上昇しており、
このマンションは周囲が生垣ということで、
路上に落ちた葉などの清掃を直射日光が当たる中やっていたようで、
まさにこの方の言う通りという環境でした。
その後、ひとしきり仕事の愚痴などを話していましたが、
私も信号が変わったのでその場をさりました。
年をとっても活き活きと働ける!みたいな甘言に溢れている昨今ですが、
高齢者労働の多くはこんな感じではないでしょうか?
この辺りの本音を聞けたというのは、
自分にとってはなかなか貴重な経験と思いました。
築40年超のマンションでも...
ちなみにこちらのマンションは築40年くらいのようですが、
3LDKの部屋が4千万円くらいで売りに出ているようでした。
家賃や税金を考慮すると20~30年で回収できそうですが、
ちょっと購入するには熟慮が必要だと思いました。
しっかりとしたマンションなので、
あと20~30年くらいは問題ないように思えますが、
どんなもんなのかちょっと気になってしまいました。

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こういう話を聞くと「60代でマンションの清掃員なんて自分には絶対無理だな」と思ってしまいます。
返信削除私は月2回通っている病院があり、そこの駐車場警備員(60代位)と軽く話すことがあるのですが、その人は1年中真っ黒な顔をしているので、「警備員も身体に悪そうで大変な仕事だな」といつも思ってしまいます。
私は60代になって、1日数時間立って仕事をするだけで無理と感じてしまいます。警備員は職場によって仕事の負荷は随分と違うと聞きますが、1年中真っ黒だとかなり過酷な現場のようですね。
削除警備員をやった時にその警備会社から聞いたことですが、日本の警備員の怪我の6割以上は高齢警備員の足腰の負傷。高齢者が立ちすぎ、歩きすぎで足腰を痛める怪我が実際の犯罪より100倍以上多く発生しているとのことでした。
返信削除やはり高齢者がやるにはちょっと無理がある仕事ということですね。実際に何か犯罪が起こっても対応できなさそうな人も多く見かけます。
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