元同業者のよくわからないプライド
元々は私と同じような会社に勤務していた人と話をしていて、
ちょっと気になることがありました。
その人は、そこそこ有名な金融機関に勤務しており、
この手の金融機関にありがちな話ではありますが、
数年おきに転勤をして色々な職種を経験しています。
ただ、彼にとってのキャリアのコアとなるのは、
若手時代に所属していた資金運用部門らしく、
自分はその系統の人間という意識が極めて強かったです。
それは自分で勝手に思えば良いので本来はどうでもよいのですが、
ちょいちょい、自分は花形部門にいたんでね、
君とはちょっと違うよ!
みたいな感じで話をするのはちょっとうざかったですね。
事務部門の方が長いのに...
ただ、よくよく話を聞いてみますと、
彼自身はバックオフィスにいた期間の方が長く、
客観的にみるとその人は事務部門の専門家ではないかと思うのですが、
本人にその意識は全くありません。
まあ過去の栄光を引きずるではないですが、
こういったタイプの人には時々で会うことがあります。
〇億円の商談をまとめたとか、
あのプロジェクトはオレが入札したんだとか、
聞いてもいないことを自慢する人です。
FIRE成功の一因は仕事での成功体験がないこと?
こういった話を聞いたうえで私のキャリアのコアは何だったかを考えると、
一番長かったのは経理部門だとは思うのですが、
そんな威張れる程の実績は何も残していないし、
中途入社で愛社精神もゼロだったので、
特にキャリアの中心を形成するものはないかな?という感じです。
これはサラリーマンを続ける上ではハンディキャップになりえますが、
FIREをした今となっては強みだと思う部分もありますね。
その一番は、仕事に戻りたいと思うことがないことです。
FIRE後に声を掛けられて仕事に復帰するというパターンは、
自分のキャリアのコアを持っている人で、
そのキャリアを活かせるなら...という人なのでは?
という仮説を持っています。
心穏やかに私がFIRE生活を過ごせるのも、
仕事に復帰できる実績とかがないことも大きいです。
そう考えますと、
中途半端に仕事で成功した体験とかがなくって良かったと思いますね。

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同じFIRE同士で会話したら、その手の話されたらほんま軽蔑ものだよな
返信削除全くその通りです。町内会で嫌われる、元大企業の役員とかと感覚が同じのように思えます。
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