2023年5月15日月曜日

完全リタイアの条件について ① 資産運用に取られる時間

資産所得だけで暮らしても完全リタイアではない?


私自身、いわゆる雇われ仕事は一切していませんが、
会場調査、治験、モニターなどのバイト活動は行っているので、
厳密な意味での完全リタイアではなく、
基本的にはセミリタイアを名乗っている状況です。

世の中には私などとは異なり、
手持ち資産からの運用益・取り崩しのみで
生活している人は一定数いらっしゃいます。

普通に考えますと、数億円の資産をお持ちであれば、
「完全リタイア」という状況なのかと思いますが、
ちょっと違うのでは?という方も散見されます。

それは、資産運用に相当な時間を取られている人です。

完全リタイア = 労働時間0と考えるなら...


完全リタイア = 労働時間0と考えるのであれば、
資産運用に掛けている時間というのも立派な労働時間でしょうから、
資産運用で生活している人に完全リタイアしている人はいない!
という屁理屈も一見成り立ちそうです。

随分と昔に読んだブログで、
総資産を全部普通預金に移して会社を辞めて、
今後はこの預金からすべて生活費を賄うと宣言している人がいましたが、
ここまでやれば「完全リタイア」に異議はないところです。
とは言え、これが理想的な方法とも思えないのも確かです。

資産運用ありきでなくてよかった


「完全リタイア」というのがFIRE民やセミリタイア民の理想であるならば、
資産運用に掛ける時間もミニマムにするのが理想なのかな?
という思いが最近個人的には強くなってきました。

ただ、資産運用でセミリタイア資産を築いた人の中には、
資産運用に掛ける時間を趣味的に捉えているように見える人もいらっしゃいます。

そうであるならば、「完全リタイア」なという定義にこだわらず
(こだわっている人はいないと思いますが...)、
好きなようにされるのが理想なのは言うまでもないです。

ただ、一般的なセミリタイア民であるならば、
相場を毎日眺めて一喜一憂するよりも、
その時間を趣味にでも向けた方が良い気がします。

このあたりの時間の使い方については、
サラリーマン時代にはあまり深く考えていなかったけど、
資産運用益ありきのセミリタイア計画でなくてよかったと思う次第です。

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