思ったより長生きしそうだが、健康面では大丈夫
という本を読みました。
本書は漠然とした還暦後のイメージではなく、
統計的な事実に基づいき還暦後のリアルを説明するというテイストの本で、
そこから浮かび上がる還暦後の実態というものは、
多くの人が自力で結構長生きできるのだ!というものです。
例えば、本書によれば、
「健康寿命」を過ぎても、日常生活にはほとんど支障がなく、80歳を超えて暮らすことができる。(p.9)
とあり、健康寿命後は下手したら寝たきりになるのでは?
という、ある種の悲観論を否定しています。
90歳くらいまでは生きる
本書の中で私が特に気になったのは平均寿命の箇所で、
本書が結論的に語っているところは、
現在の還暦世代は男女とも半数以上が90歳に到達する可能性が高い (p.59)
となっています。
詳細な論拠については本書に当たって頂きたいものの、
長寿化が進展しているというのは実感としてもあります。
セミリタイア生活の資金計画を立てる際に、
「何歳まで生きるか?」
ということを考えない人はいないと思われますが、
「これからも平均寿命が伸びていく」
という要素を加味した計画を立てている人はあまりいない印象があります。
長寿化という傾向が続くのであれば、
今の若い人は100歳まで生きる前提でセミリタイア計画を立てたとしても、
特別なことではないのかもしれません。
私も90歳くらいまでいきるつもりで...
こういった長寿化のデータが出てくるのとは裏腹に、
未婚男性の平均寿命が67歳というのも、
セミリタイア界隈ではよく取り上げられます。
本当に67歳が寿命であるなら、
65歳まで好きでもない仕事をやるなんて論外!
というのは納得できる話です。
しかしながら、これが90歳とか100歳とかまで生きる、
しかも、結構、元気で生活できますよ!
となると話は全く変わってきます。
まあ、どちらをとるのかは難しい問題ですが、
私個人としては、一応90歳くらいまで生きる前提で、
これからの人生を考えた方が良いのかな?
という方向に傾きつつあります。
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社会のためにも、さすけ三世閣下には百寿者を目指していただく必要があります。目を黒く保ちながら、スロースクワットで長生きしましょう。
返信削除それなりに健康的な生活をキープできるのなら、100歳まで生きるのもありと思います。頭脳と足腰には十分気を付ける必要がありますね。
削除私も長寿を生きるために90歳くらいまでの資金を準備(パートによって補完)するつもりでいます
返信削除同時に健康寿命という問題もあり、70歳を過ぎると思うように体が動かなくなるリスク、あるいは70歳を迎える前に死ぬリスクもあり、特に旅行など体を動かす趣味については70歳までにやりたいことをほぼ実現させることも目標としています
そのため自分は70歳で寿命を迎えると思いながら生きることで1日1日を大切にしています
私も65歳くらいまでには、行きたい旅行先にはすべて行っておきたいという考えがあります。実際には、70歳くらいまで身体がかなり自由に動ければありがたいとは思いますが...
削除私は大病をしているので90歳は無理だと思っていて、最長85歳まで生きると仮定して資産計画を立てています。体力的に問題なく遊べるのはせいぜい70歳くらいまでと考えると、もうあまり時間はないと思っています。60歳まで嫌な仕事で潰れるのは人生にとっていい選択ではないですね。
返信削除70歳過ぎると体力的制約が色々と出てきそうです。10年とか15年残っているというと思うとそれなりの時間が残っていると思いがちですが、あと夏が10回とか15回だと、本当に残り時間が少ないと実感します。そう考えると、おっしゃる通り、嫌な仕事で時間が潰れるのは許容できないですね。
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