2019年10月9日水曜日

「それはセミリタイアじゃない!」に対する反論を考えてみた ② セミリタイア資金が少ない場合

セミリタイア資金が少ない人に対する批判


セミリタイアブロガーの中には、資産を公開している方も多く、
中には資金がそれ程潤沢ではないにもかかわらずかかわらず、
会社を辞めて”セミリタイア生活”を過ごされている方もいらっしゃいます。

そういった方に対して、それはセミリタイアではない!
という批判が直接的・間接的に寄せられるケースが散見されます。

例えば、2~3年分程度の生活費だけを確保して正社員という地位を捨てる場合、
今後の生活費は結局労働によって賄わなければいけないので、
それはセミリタイアではなく、単なる「バイト&倹約生活」ではないか?
という類の批判は一理あるように思えます。

また、退職後の生活費をバイトではなくブログ・YouTubeに求めれば、
ブロガーやYouTuberを目指しているだけで、
セミリタイアとはちょっと違うんじゃないの?
そんな批判です。

セミリタイアではあるが破綻リスクが高い


私がこの手の批判にあえて反論するとすれば、
以下のロジックになるかと思います。

・長時間拘束で不自由なサラリーマン生活を
 まがりなりにも抜け出し、
 労働時間が激減したのだから
 これは紛れもなく「セミリタイア生活」である。

・老後までの資金計画はそれなりにきっちりと立てている。
 計画が破綻すれば労働者に戻るだけの話。
 放っておいて欲しい!

要するに、

” 潤沢な資金を持っているに比べてセミリタイア生活が失敗するリスクは高いが、
  セミリタイア生活であることは間違いない!”

こんなところではないでしょうか?

やはりセミリタイアにはある程度の資金が必要


個人的な意見を言えば、セミリタイアする際には、
ある程度の資金を貯めてからの方が良いかと思います。
セミリタイア後の収入に過度に期待するのは危険だし、
お金の心配をし過ぎると、セミリタイア生活は楽しめませんからね。

ただし、セミリタイア後にブログ・YouTubeで稼ぐ!
あるいは、株式・FXでバリバリ稼ぐ!
こういったプランは魅力的ではあります。

ネット上ではこの種の成功体験をよく見かけるのですが、
成功確率ってどのくらいなんでしょうかね?

成功談と見せかけて商材を販売するサイトも多く、
どこまでが本当なのか見えにくいです。

この辺のリアルな成功確率を知ったらトライする人が減るのでは?
なんてことをチキンな私は想像してしまいます。
自分の事を1,000人に1人とか10,000人に1人の逸材とは
なかなか思うことはできないと思いますからね。

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