2025年12月10日水曜日

FIRE志望者が会社にお金を”虚栄”で使わされるリスクについて

FIREを目指す夫婦がやめた3つの習慣


タイトルと導入部を見て興味を惹かれた記事がありました。

"年々支出が増えるうえに、まわりの人の暮らしぶりと比べては落ち込む…そんな悩みやモヤモヤを抱えていませんか。しかし、少しずつ日々の選択を変えることで、お金が貯まりやすくなり、気持ちも落ち着いていくんです。
そこで今回は、FIREを目指して資産形成まっただなかの節約×投資夫婦おこめが「あえて手放した」ことで貯まるようになった3つの習慣を紹介します。” (引用元) がっつり貯める人が実は「やめていた」ものとは!? FIREを目指す夫婦3つの決断
それで肝心の中身はと言えば、

1.固定費・サブスクを放置するのをやめた
2.人と比べるお金遣いをやめた
3.昇給に合わせて生活水準を上げるのをやめた

とのことで、多くのFIRE志望者、
特に独身の方にとっては、
そんなのやめる以前に最初からしてないぜ!
というものしかないというのが第一印象です。

しかしながら、2と3はちょっと違う視点から見ると、
サラリーマンがFIREを目指す上で障害になりうる要素だと思い直しましたので、
本日はこの件について述べてみたいと思います。

〇〇社の部長ともなると世間が注目する?


私のサラリーマン時代には自意識過剰としか思えない人が多かったのですが、
その中でも部長に昇進したA氏を上記の文章を読んで思い出しました。
というのは、上記2と3の真逆の発想をしていたからです。

〇〇社の部長ともなると下手なものは買えない!
とよく言っていて、車なども大して乗る機会もないのに高価なものを購入、
年会費が高いクレジットカードをこれ見よがしに見せつけるなど、
「〇〇社の部長としての振る舞い」みたいな行動を意識していました。

ただ、そもそも〇〇社の部長など世間でどれほどの価値があるのか?
まあ、上場企業の社長とかになって年収1億円超とかならともかく、
このレベルで世間が云々などというのは、
私などからすると違和感がありまくりなわけでした。

高額消費を強要される!


まあ、自分で勝手に給料の範囲内で見栄消費をするのなら害はないのですが、
これが高額消費を強要されるとFIRE達成にも影響します。

典型的な例としてはスーツ類が挙げられます。
「〇〇社の社員として恥ずかしい格好はするな!」
と着ているスーツにケチをつけられ、
高いスーツを買わされた人も...

私なんかは被害は少ない方ですが、
それでも出張先のホテル(当時は1泊定額支給で安い所に泊まれば差額は貰えた)
で安いところ(と言っても東横インクラス)に泊まると怒られたり、
食べたくもない高いランチに付き合わされたりはあって、
この人の言う通りにしていたらFIREは確実に遅れたと思います。

お金を使わされるリスクに注意


なので、FIRE志望の多くのサラリーマンに関しては、
例で挙げられた「3つの習慣」などそもそもない人が大多数かと思いますが、
昇進するにつれて高額消費を強制されるリスクもありうるというのは、
ちょっと頭の片隅に置いておく必要はあるのかな?
ということを考えてしまいました。

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