2025年12月5日金曜日

FIRE向きかどうかは後天的な要因が大きいのでは?

私はシンプルにFIRE向きな性格と思っていたが...


私は早期退職後は基本的には満足した生活を過ごせており、
こういったのんびりした生活に向いている性格だったんだな~、
などと思っていましたが、
それはひょっとしたら若干違うのかもしれない...
と考えることがあったのでそれについて述べてみたいと思います。

今の生活を何と比べているのか?


私が今の生活に満足しているという場合、
絶対評価的に今の生活が楽しいというのもありますが、
「サラリーマンを続けていたら...」
という場合と比較として遥かに楽しい!
という色彩のが強いと思うのですね。

なので当然のことですが、
仕事がそれなりに楽しかったとかいう思い出でもあれば、
今の生活の満足度は相対的に低くなっていたと思います。

過去を引きずる性格というのはあるかも?


早期退職系のブログなどを拝見させて頂きますと、
サラリーマン時代のことなどみじんも思い出さないみたいな人もいて、
こういった方は絶対評価的にリタイア生活を楽しんでおられるのでは?
と思います。

私もリタイアしたら仕事のことなど一切忘れて...みたいな生活になると思いきや、
定期的に仕事の嫌な事が蘇ってくる生活になっているので、
こういった方々のいうリタイア生活は楽しいとは、
若干楽しいの意味合いが異なるのかもしれません。

なので、私が元々リタイア向きの性格をしていたというよりは、
後天的な要因でリタイア生活を楽しく感じている!
という側面は無視できないのではないかと思います。

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2025年12月4日木曜日

55歳で1.2億円の資産があってセミリタイア生活失敗は流石にないわ...

55歳で1.2億円持っててセミリタイア生活破綻?


早期退職すると失敗するという事例を多く集めて、
我々FIRE生活者に警鐘をならす!でお馴染みの、
THE GOLD ONLINEですが、
流石にこれは無理があるんじゃないの?
と思った事例がこちらです。

"「退職金が約3,000万円、保有株式や投資信託、企業型DCを合わせた資産が9,000万円ほど。合計で約1.2億円になったので、これだけあれば年金支給までの10年を十分に暮らせると考えました」そう語るのは、都内在住の元サラリーマン・小山和広さん(仮名・58歳)。一部上場企業で30年以上勤め、部長職として最後の3年間を勤め上げたのち、2022年に55歳で早期退職を選びました。” (引用元) 資産1.2億円で早期退職→1年後「バイトでもいいから雇って…」元部下に泣きついた58歳男性の末路
55歳で1億2千万円もあってセミリタイア生活が暗転?
さすがにちょっとありえないと思いますけどね...

FIRE生活者の心理とは相容れない...


記事内では早期退職者の行動が色々と書かれていますが、
私の発想・経験とは真逆なところが多いです。
いくつか主要な違いを挙げてみたいと思います。

「会社勤め時代は家計が自然と引き締まっていたんですが、時間ができると外食や旅行、買い物が増えて。1ヵ月20万円で生活するつもりが、実際には30万円かかる月もありました」

→ そもそも、1億2千万円もあれば月30万円位使っても良いと思いますが、
 早期退職によりストレス解消を目的とした旅行や外食に関する費用がなくなりますし、
 無職となって自然と家計を引き締めますので、
 早期退職でナチュラルに支出は減少します。
 この方と私は真逆の結果になっています。

「部下だった後輩に、“短時間でもいい、バイトでもいいから、仕事ない?”って聞いたんです。情けなかったですよ。本当に」
結局、非常勤の雑務スタッフとして週3日勤務の仕事に就いたものの、時給は1,300円ほど。月収は10万円台に届きません。

→ 早期退職するのは元居た会社が嫌だったから!
 そんな会社に泣きつくは私ならありえません。
 そして斡旋された仕事の時給は1,300円?
 これなら近所の飲食店ででも働いた方が良いのでは?

その他、この好調な相場下で米国株・投信の下落でメンタルがやられるとか、
60歳から特別支給の厚生年金がもらえると思い込んでいたとか、
ちょっとありえないことが多すぎて、
ツッコミどころ満載で逆に面白かったですね。

50歳で5千万円くらいならばリアリティはあるかも?


まあ、一部上場企業で30年以上勤めて部長にまでなった方なら、
本当に資金が尽きて60歳から繰上受給で年金を貰っても、
それなりの金額になりそうなので破綻は無理があるでしょう。

せめて、50歳で5千万円で早期退職、
この物価高で将来が不安程度の方を見つけてくれば、
それなりに説得力はあったとかも?ですが、
ちょっとこれは流石に極端すぎる例ですね。

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2025年12月3日水曜日

【油断?ミス?】駐輪代13,500円を請求され文句を言うおばさん

2時間無料の駐輪場で...


私が定期的に通う商業ビルの駐輪場ですが、
料金は2時間まで無料、その後1時間毎に150円掛かります。

利用者の大半は買物なので、精算してもゼロ円と言う人が大半、
時々、150円とか300円とかの人を見かける程度です。

ところが先日、表示されていた金額が13,500円の人がいてビックリ!
都心の駐車場みたいな料金だな~と思ったのですが、
その後の当事者のおばさんの行動にはもっとびっくりしました。

13,500円の駐輪代をタダにしろと文句


私が訪れたのは駐輪係のいない時間帯だったので、
精算機に書かれている運営元におばさんは電話をします。

なぜか、スピーカーホンで電話していたので会話の断片が聞こえましたが、
内容的には、ちょっとしたミスで数日間自転車を停めることになったので、
駐輪代をタダにしろという無茶な要求!

先方としては当然、そういう対応はできません!
お支払い頂くしかありません!
みたいな対応でした。

まあそりゃそうです...

油断は禁物と思った


13,500円というと、無料の2時間を含めると92時間、
4日弱もの間、自転車を停めていたことになります。

どうするとそういう事が起きるかですが、
私の勝手な推測では、
自転車で来たことを忘れて徒歩で帰り、
しばらく自転車を使う用がなかったので外に停めていたのを忘れて、
思い出して取りに来たら駐輪代が1万円を越えていた!
みたいなことではないかと思います。

まあ私も、自転車の鍵のかけ忘れとか、
どこに停めたか忘れることは結構多いので、
こういったミスはないように気を引き締めたいと思いましたね。

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2025年12月2日火曜日

FIREとは逆方向? ~ 80歳で払い終える50年ローンが人気と聞いて震える ~

SBI新生銀行が50年ローンを導入!


最近はFIRE関連のニュースも減ってきたかな?と思っていたら、
それとは真逆の方向へ行くニュースを見つけました。

SBI新生銀行が50年ローンの導入を決定したそうです。

メリットとして、月々の返済額の減少、
より高額な住宅が買えると言ったアピールをされています。

"本記事を執筆している時点での相場に照らし合わせ、5000万円を年0.68%で借り入れ、返済期間を35年とした場合、月々の返済額は13.3万円となる。50年ローンの場合、金利が0.1%上乗せされるものの、毎月の返済額は約10万円になる計算だ。同じ金額を借りながら、月々の負担額を3万3000円減らすことができるのだ。税金や社会保険料を考慮すると、月々の給与が5万円増えるのと同等の効果がある。月々の返済額から借入額を決める人々にとっては、これほど力強い味方はいない。上記と同じ条件で月々の返済額を13万円に抑えようと考えた場合、35年返済では借入額は4900万円だが、50年にすると、6500万円まで借り入れが可能になる。” (引用元) 払い終えは80歳…超長期住宅「50年ローン」を組む若者が急増中! 地方にしか住めない人が「東京に住める」夢のような商品の落とし穴
書かれていることは間違ってはいませんが、
いやいや、80歳まで普通に働くつもりですか!
と思ったのが第一印象ですね。

65歳でローン完済でも眩暈が...


私のかつての同僚達も持ち家の人はほぼ全員長期住宅ローンを組んでおり、
その多くは返済時は60歳越えで65歳という人も珍しくなかったです。

その時も、65歳まで働くつもりなのか~
と個人的には眩暈がする思いでした。

また、会社の業績不振時には大幅に賞与がカットされ、
ボーナス返済分の支払いがピンチみたいな話を聞くと、
そもそも住宅ローンが完済できるのか?
こっちも不安になったのを思い出します。

本当に80歳まで働くつもりなのか?


今回の記事では、本当に80歳まで働くつもりでローンを組むのか?
この辺りについての記載がなかったのが残念ですね。

退職金をあてにして実際は60歳くらいで返すつもりとか、
返済額が減った分を運用して資金を増やして繰り上げ返済するので、
実際は60歳前に返済したいとか、
そういった人達の比率はどのくらいで、
どのくらいの人が

「今の時代80歳まで働くのが当然でしょ!」

みたいに考えているのかはぜひ聞いてみたいところです。

まあいずれにしましても、
この動きはFIREとは真逆の方向でしょうね。

65歳まで働くのは当然みたいな流れに今はなっていますが、
これが80歳まで働くのが当然みたいな流れになっていくのでしょうか??

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2025年12月1日月曜日

孤独対策としての東京在住 ③ 友人ゼロでも社交的でもない一般人は移住しない方が良いかも?

友人ゼロでも楽しいリタイア生活?


地方に移住したFIRE・セミリタイア生活者の中には、
東京時代の友人とはすっかり疎遠になり、
かといって、移住先でも友人がいなくて、
それでも楽しい生活を過ごせていますよ!
という類のことを言われる方も散見されます。

仮に自分が同じ境遇だったらどう思うか?
まあ、そういう心境に至る可能性もなくはないですが、
東京に戻りたいと思うようになる確率のが高い気は致します。

社交的な方はどこでも暮らせるが...


一方、非常に社交的なリタイア生活を過ごされている方もいて、
そう言う方は移住先でもきっちりとした交友関係を築かれています。

そういった方の中で驚いたのは、
2年ぶりだかに故郷に戻るといって、
友人にごっそりお土産を買って帰るみたいな記述があり、
旧友との関係はしっかりとキープしているということですね。

私の知人の範囲ではこういう方は稀で、
例えば、私の知人にも無期限の海外勤務になった人がいて、
最初の1~2年は帰国の機会には飲み会を開いていましたが、
3年目以降はそういう会はなくなりました。

まあ、純粋に仲の良い人だけで集まっているとか、
単に私が呼ばれていないだけかもしれませんが、
一人だけ海外にいくなどしたら旧友とは疎遠になる方が一般的な気も致します。

友人ゼロでも社交的でもない場合は...


私の認識では一般的な人というのは、
友人はゼロではないけれでも、
至る所に友人がいるという感じでもない、
そんなところです。

こういった事を総合的に考えますと、
生活費が安いとか自然と戯れたいとか言う理由だけで、
地方や海外に移住するというのは、
孤独や孤立という観点から見ると、
それなりのリスクがあるのではないか?
と私なんかは思う次第です。

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