2019年6月23日日曜日

企業理念と現実のギャップに苦しむ

企業理念に共感して働くバイトはいるのか?


先日株主総会に出席したゼンショーの企業理念は
「世界から飢餓と貧困を撲滅する」
というものです。

これ自体は素晴らしい事なので文句のつけようもないですが、
このことに絡み、株主総会でちょっと気になることを聞きました。

それは、ゼンショーは人手不足の時代にあっても、
それなりに人出の確保はできている、
何故なら、当社の企業理念「世界から飢餓と貧困を撲滅する」
に共感する人が集まってくれるから...
みたいなことを言っていたことです。

バイトの応募をするのに企業理念なんかチェックするか?
と率直に感じたのと、
そういえば自分が働いていた会社にも大層立派な企業理念があったな!
ということを思い出しました。

企業理念を意識するのは?



企業理念を意識するのはどんな時か?
以下の2つくらいしかありませんね。

① 面接の時

志望動機で「御社の企業理念に共感して...」なんてのは定番でしょうか?
一応、会社の事を調べているアピールにもなります。

② 予算作成の時

予算の最初に「当社の理念である〇〇を実現すべく...」なんてのも定番の枕詞ですね。
中長期計画では必ず書かれていますね。

企業理念に違和感を感じる理由


立派な企業理念に違和感を覚える理由は単純で、
収益第一の私企業で企業理念みたいなものを前面に押し出すからでしょうね。

自分がサラリーマン時代を振り返ってみても、
予算が未達で怒られることは多々ありましたが、
「お前の提案では当社の理念〇〇を達成できないだろ!」
なんてことで怒られたことは一度もありません。

実際問題として、ブラック企業と呼ばれている会社ほど
立派な企業理念を持っていたりします。

こんなの当たり前かもしれませんが、
私は結構ひっかかるんですよね。

サラリーマン時代のモヤモヤを久しぶりに思い出しました。

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