2025年6月21日土曜日

資産35億円「築いた資産を使い切る」に共感

オルカン一択で億の資産を目指す


というマサニーさんが書かれた本を読みました。

本の主張は極めてシンプルで、
投資はオルカン一択、節約をして入金力を高めよう!
といったところで、これから投資を始める方で、
個別投資なんて面倒という方にとっては参考になるところが大だと思います。

築いた資産は死ぬまでに使い切る


私は今からオルカンで資産を増やそう!という年齢ではないので、
上記の内容については実践する立場にはありませんが、
「築いた資産は死ぬまでに使い切る」
という内容には共感を覚えました。

筆者の目標は「100歳までに全財産(35億円)を使い切ること」(p.166)だそうで、
その為の表を作成しており、
本書にはそのひな型も記載されています。

また、子供には必要最低限のものしか残さず、
残りは寄付するという姿勢はご立派という印象ですが、
確かに本書にもあるように、
突然、大金が相続等々で転がり込んできたら、
逆に人生が破綻するというのはありそうです。

年金という要素を入れて調整


ただ、「100歳まで生きる」という計画についてですが、
私のような独身系FIRE民には不評な考えで、
実際にそこまで生きるというシミュレーションはいかがなものかとは思います。

この点に加えて、年金受給という要素を考えますと、
もう少し資産を減らすスピードは早めても良い気がしますね。

私の場合は、

① 70歳(もしくは75歳)までに臨時支出の金額を除いて資産を使い切る
 (本書ではこの金額を500万円に設定)
② 70歳もしくは75歳からは基本的には年金の範囲内で暮らす

と言ったところです。

私も同種の表はExelを使って作っていますが、
毎年を均等に支出するようなアバウトな計画ですので、
例えば、70歳の節目ではビジネスクラスを使っての旅行をするみたいな、
イベント的な要素も加えてみた方が良い気もしてきました。

また、最終的に残す金額については、
500万円というのが多いのか少ないのか?

私はこの金額を決めかねているのが現状ですが、
この辺りはもう少し確固たる理論があれば教えて頂きたいところではあります。

2025年6月20日金曜日

【令和7年度・国民健康保険料納入通知書到着】住民税非課税継続中!

今年も7割軽減を維持


昨日、私の手元に令和7年度の国民健康保険料納入通知書が到着致しました。

今年度も均等割の減額区分には「7割軽減」の文字が記載されており、
今年度の国民健康保険料も無事に最低支払額で正式決定です。

所得がほぼない状況なので当然の結果ですが、
開封時に独特の緊張感があるのは例年通りという感じです。

ちなみに、今年度の支払額は24,210円となります。

国民健康保険料が初の微減


国民健康保険料は上昇が続いていたのですが、
今年度の支払額はなぜか減少しています。

退職後の国民健康保険料の推移は以下の通りです。

20,340円 → 20,520円 → 20,700円 → 21,570円 → 22,890円 → 24,630円 → 24,210円

年間ベースでみると、サラリーマン時代の自己負担分1ヶ月分以下と格安ですが、
この辺で上昇がストップして頂けるとありがたい限りです。

住民税非課税は当面継続予定


今年も半分近くが既に経過していますが、
これまで働いてこなかったですし、
当面は働く予定はありません。

なので、年金受給を開始するまでは、
住民税非課税が継続する予定です。

自民党・公明党が参議院議員選挙の公約としている案では、
国民1人当たり2万円の給付に加えて、
住民税非課税世帯の大人は1人当たり2万円が加算されるらしく、
住民税非課税のメリットは相変わらずという感じです。

ただこの手の政策は大不評であるのに加えて、
住民税非課税の異様なメリットは多くの方の知るところとなっており、
こういったメリットがいつまで続くのかは不透明かとは思います。

まあ、私の場合は単に働いていないだけで、
特別狙っての住民税非課税ではありませんが、
年金受給後の税金などもにらみつつ、
住民税非課税をやめる(=年金受給開始)時期は引き続き検討したいと思います。

2025年6月19日木曜日

40歳・キャリアの方向性がわからない? → いや~、わかりすぎてるから早期退職したんですよ!

「キャリアの方向性がわからない」6割超


ちょっと個人的に気になった記事がありまして、
それは、40歳でのキャリアの方向性についてです。

"一方で、「今後のキャリアの方向性がわかっているか」という質問に対しては、「方向性がわからない」(19.5%)」、「どちらかといえば方向性がわからない(45.9%)」、合計で65.4%となっています。40歳は転職も可能な年代。残りの人生を考えて、本当にやりたい仕事についても考えやすい時期でしょう。
悩みが多い時期ですが、迷うことができるということは選択肢や可能性があるということですから、大切なことかもしれません。” (引用元) 【ゆらぐ40歳代】平均貯蓄額は1000万円近くも「貯蓄ゼロ」の割合は?「キャリアの方向性がわからない」6割超も"
6割以上がキャリアの方向性がわからないというのは、
個人的にはちょっと理解できないかな?と思いました。

40歳時点でほぼほぼ先は見える


と言いますのも、40歳ともなれば、
この先の会社の立ち位置みたいなものは、
ほぼほぼ見えてくるのではないかと思います。

確かに、40歳ぴったりで見えてくるかどうかは微妙としても、
45歳くらいでは完全に先が見えるのでは?

キャリアの方向性と言ったところで、
普通のサラリーマンであるならば、
これからドラスティックに変わることもなければ、
変えることも難しいのではないかと思います。

40歳で転職は可能か?


記事では40歳なら転職も可能な年代とさらっと書いてあります。
確かに、転職が不可能であるとは言えませんが、
かなりの困難が予想されます。

40歳でリストラされたとかではなく、
自分の望むキャリアの方向性に向かって!みたいな前向きな転職で、
理想の職場が見つかる可能性は極めて低いんじゃないでしょうかね?

まあ、そういう実力・実績がある人もいるでしょうが、
それが40歳の6割に達するなんてことは流石にないと思います。

40歳・会社員としての先が見えてるので早期退職


私の場合、38歳くらいの時点で、
「あっ、こりゃダメだ!」
と思って、希望の職種に就くとか、
仕事で成功するとか偉くなるとかは、
基本的に無理だと悟った感じですね。

その後のキャリアの方向性は、
「早期退職」「セミリタイア」を目指す!
というのがより強くなっていきました。

まあ、何かの間違いで抜擢みたいなのはあるかも?
と微かに思わないこともなかったですが、
それも45歳くらいで完全に消滅です。

そんな感じなので、40歳の6割もの人がキャリアの方向性がわからない!
と感じているのが、一体何を期待しているのか?
ちょっとわからないな~というのが感想です。

2025年6月18日水曜日

セミリタイア旅行費用は食費費用(贅沢&手抜き)へ

大型案件キャンセルで浮いたお金はどこへ?


昨日は、セミリタイア後に大型案件(豪華クルーズ,世界一周等)を企画するも、
実際にセミリタイアをしてしまいますと、
そういった願望が減少するのでは?という話を致しました。

本日はこの件をお金の面から見ていきたいと思います。

どういうことかと言いますと、
昨日も例に出した方のケースであれば、
「最低2年間は日本各地を車で旅行、予算は1,000万円」
という計画を立てたものの、
実際は旅行に全く行かないとか、最初に100万円使ったらもう満足!
みたいなケースとなったのなら、
お金が1,000万円とか900万円浮いた計算になります。

それでは、このお金は一体どこに行くのか?
と言う点について考察してみたいと思います。

もっと早くセミリタイアできた!


最初に思いつくのは、
そのお金には一切手を付けないというパターンです。
要は、単純に旅行に行かないだけで日々の生活が変わらないというパターンです。

となれば、上記例で言えば、セミリタイア資金は単純に900~1,000万円増えて、
精神的・経済的にゆとりあるセミリタイア生活が過ごせます。

ただ逆に言いますと、
この分は不要な金額だったという解釈もできて、
その分早くセミリタイアできた!という後悔の念が出る可能性もあります。

まとまったお金をこういったことに計上する場合、
それが本当に必要なのか?
それより早くセミリタイアした方が良いんじゃないか?
と言う点は慎重に検討する必要があるというのは、
私の場合は今になってわかる感じですね。

私の場合は食費が増えた!


それでは、私が従来計画より旅行が減った分のお金はどこに行っているのか?
大部分は食費に行っていると言えます。

食費が増えたと言っても、
これには2つの要素があります。

一つは純粋に贅沢的に良いものを食べるということで、
セミリタイア初期に比べると、
今のが結構良いものを食べています。

もう一つは「手抜き」というファクターです。
セミリタイア初期は昼食など節約の為に自炊していましたが、
今は基本的にはパンを買うなどして済ませることが多いです。

セミリタイア生活は基本的に暇で時間はありますが、
昼食を作る労力と時間は結構もったいないかな?
と思うようになった結果でもあります。

月1万円の食費アップ VS 年1回12万円の旅行


本件を改めて分かりやすい例を挙げて比較しますと、
例えば、月3万円の食費を4万円にアップするのと、
1回12万円の旅行に年1回行くのとどっちが良いか?
といったところかと思います。

セミリタイア前であれば、
ちょっと豪華、もしくはちょっと長めの旅行にお金を使った方が有意義と考えますが、
実際にセミリタイア生活に入ってみると、
日常の生活の充実の方が大事かな?
というように変化してきた感じですね。

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2025年6月17日火曜日

セミリタイア後の大型案件(豪華クルーズ,世界一周等)をキャンセルする理由

セミリタイア後の「大型案件」


セミリタイア後に「大型案件」を計画している人は一定数いらっしゃいます。

「大型案件」とは何かと言いますと、
豪華クルーズ客船に乗船するとか、
世界一周旅行に行くと言った類の話です。

昨日取り上げた方の例で言えば、
「最低2年間は日本各地を車で旅行、予算は1,000万円」
と言った、サラリーマンでは絶対に不可能なビッグプロジェクトです。

私もセミリタイアを目指し始めた時には、
会社を辞めたら、まずは世界一周だ!
できれば1年くらい行きたいな~などと考えていました。

ただ、現実のセミリタイアが近づくにつれて、
そういった願望がシュリンクしていきました。

同じような人は結構いるのではないかと推測しますが、
私の場合、これには大きく言って2つの理由がありますので、
本日はこの点について述べてみたいと思います。

体力低下の速度は思ったより速かった!


第一の理由は、昨日もちょっと触れましたが「体力低下」です。

セミリタイアを目指し始めた30代後半はまだまだ元気で、
ハードシップの高い旅行に出かける気は満々でしたが、
40代後半くらいにはそういった願望は著しく減少していきました。

この一番の理由は単純に体力がなくなってきたことかと思います。
この辺りは個人差があるとは思いますが、
私の場合は思ったよりも早く来たな!という感じです。

そもそも本当に行きたかったのか?


第二の理由は、根本的な話になってしまうのですが、
そもそも本当に世界一周に行きたかったのか?
という話になります。

30代後半ですと、そもそも本当にセミリタイアできるのか?
という問題が横たわっている一方で、
日々の仕事はしんどく、つまらない...

そういった状況下では、妄想的に早期退職後の楽しいことをつい考えますが、
アイコン的に思いついたのが世界一周旅行という面はあったと思います。

これが、40代も後半になってくると、
セミリタイアは現実的に手が届くものになり、
改めて考えると

「旅行は確かに行きたいけど、世界一周でなくてもよいかな?」
「1年間とか家に帰らないとか逆にしんどくないか?」

みたいな考えがでてきてしまいました。

5年位でセミリタイアできていれば...


仮に私がセミリタイアを目指してから5年位で早期退職できたとしたら、
勢いで世界一周旅行とかに出かけたかもしれません。

そうだとしたら、それはそれで貴重な体験になっていたとは思いますが、
それではやはりもっと早くセミリタイアしていれば...
と思うかと言えばそれはちょっと違う感じではありますね。

今現在、特にやりたいと思わないことを過去に出来ていれば!
という発想は自分にはないといったところです。

これが、70歳とか80歳になると違った感情になるかもしれませんが...

2025年6月16日月曜日

リタイア後の資産は”貯蓄と投資は5:5の配分”が理想的なのか?

50歳・8千万円の資産でセミリタイア可能か?


50歳会社員で8千万円の資産をお持ちの方が、
FPさんにセミリタイアが可能か聞いている記事がありました。


いや~、わざわざFPさんに聞かなくてもそりゃ~大丈夫だろ!
と思うのですが、FPさんの回答は理路整然としていて参考になりました。

この方の趣向として大きく一般人と異なるのは、
2年間は日本各地を車で旅して登山を楽しみたいというところで、
この費用として500万円×2年分が必要とのことです。

ただ私なんかも、
セミリタイア後は1年間くらい世界1周旅行に行こうと思っていましたが、
思ったより体力低下速度が速かったり、
日々のセミリタイア生活に特に不満もないことから、
そういった願望はほぼなくなりました。

この方が、本当に2年間かけて長期間の旅行に出かけるのか?
はたまた、最初の2~3回で満足してしまうのか?
個人的にはこの点にも興味があります。

”貯蓄と投資は5:5の配分”が理想的?


ただ、私がこの記事で一番気になったところは、
”現時点でも金融資産の75%が投資です。今後は資産を取り崩していくことを考慮すると、徐々に利益確定などをして、50%程度に収め、貯蓄と投資は5:5の配分になるようにしてください。新NISAに移し替えていくのもいいですが、損失のリスクがあることだけは忘れないでください。”
という箇所です。

この方の資産構成は、預金 2,000万円、投資6,000万円となっており、
投資内訳は株式4,500万円、投資信託500万円、外貨預金1,000万円です。

私から見ると、株式比率(日本株か?)が高いのが気になります。
私も個別株からインデックス投信へ少しずつ移す予定にしておりますが、
この辺をどうするかのアドバイスも頂きたいところですね。

また、最終的には”貯蓄と投資は5:5の配分”とおっしゃっていますが、
これについての数的根拠は記載されておらず、
また、実際に多くのFIRE民の方々はもう少し投資の比率が高そうです。

この記事の元ネタは2023年11月のもののようなので、
インフレリスクがより顕在化した今であれば、
もう少し違ったアドバイスになるかもしれないな~とは思います。

年金繰り下げ受給も選択肢では?


また、この方の年間支出額は210万円、年金受給見込額は190万円だそうです。
これだと年金手取りは160万円になり、差額は50万円とのことで、
保有資産から考えると余裕で逃げ切れるとのこと。

ただ、この程度の差額で潤沢な手持資金があるのであれば、
年金繰り下げ受給を選択して、
手取りを年間支出額レベルまで引き上げるのも、
損得ではなく、安心という観点からありかもしれません。

こういった要素を色々と考えてみますと、
絶対的に安心なベースプランというのはなくて、
定期的に資産構成などは見直していく必要はありそうですね。

2025年6月15日日曜日

59歳でもう働きたくないと叫ぶ悪夢を見る

おバカな悪夢を見る


早期退職絡みのおバカな悪夢を見ました。

悪夢の中での私は59歳と実年齢より何故か高かったのですが、
会社の事務所で働いている時に、

「60歳の定年まで働くのは無理なので会社を辞める」

と早期退職?宣言をして叫ぶのですが、

「定年は65歳だよ」

と言われてパニックになり、
その後、いつから定年が65歳になったかについて議論をしているうちに目が覚めました。

1年間フルタイムで働くなんて無理


私は既に退職して8年近くが経過して、
悪夢の年齢である59歳が近づいている現状では、
そこから1年とかフルタイムで働くのは無理!という実感しかないですね。

おそらく、未だに忙しい旧友からの仕事の状況とかを聞いて、
「しんどそうだな...」とか「絶対に真似できないな...」
と言った感想を持ったことが悪夢に反映されてしまったのでしょう。

65歳まで働くは頭の片隅にもなかった


65歳定年については、多くの人が普通に受け入れて、
それをベースに人生設計をされていると思います。

ただ私はこれについては、
セミリタイアとかを考える以前から否定的でした。

そう言えば、最近あった知人の会社は定年が75歳になっそうで、
その知人も流石にそこまで働く気はないと言っていました。

ちょっとした友人・知人とのやりとりが、
悪夢へと変換されるのかな?
と、一応の分析を試みてみました。

2025年6月14日土曜日

"DIE WITH MAX"は幸せな老後かもしれない

DIE WITH MAX で幸福度も最大へ!


昨日は、「老後に多くの資産を持つ人はお金を使わなかったことを後悔する」
というのは、案外そうでない人が多いのでは?
ということを述べさせていただきました。

このことをより突き詰めて考えますと、
"DIE WITH MAX" でまさに死ぬときに資産が最大であれば、
その時点で幸福度も最大だ!と思う人もいるのでは?
ということを考えました。

本日はこの件について述べたいと思います。

お金が減るのが苦痛


資産家の中には、お金が減るのが何よりも苦痛!
みたいな人もいらっしゃるかと思います。

グルメや旅行には特別の興味を持たず、
そこから得られる効用に比べて、
資産が減少する苦痛の方がはるかに大きい!
というタイプの人です。

そう言う方にとっては、
資産残高が大きいことが何よりも快楽をもたらすのでしょうから、
お金が増え続けることが何よりの楽しみなわけです。

となれば、自分が死ぬときに、
例えば数億円の資産があるというのは、
お金を使っておけば良かったと思うよりは、
こんなに資産を貯めたオレってすごいな!
みたいなことを思う確率のが高い気が致します。

もちろん、お金を貯めても使わなかったことを後悔するかもしれませんが、
じゃあ何に使えば良かったの?
となると、特に思い浮かばない人も多いのでは?

お金が減るのが嫌でサラリーマン継続は違う!


すでにFIREを達成している人であれば、
このような考えでも全く問題はないと思います。

普通にお金を使って外食や旅行を楽しんで、
順調に?資産を減少させてる人より、
こういった方々が不幸かどうかなんて、
傍から見ていてもわからないからです。

ただ、既にFIREできるだけの資産をお持ちでFIRE願望がありながら、
お金が減るのが嫌でサラリーマンを続けているみたいな人がいれば、
ちょっとそれは違うのではないかと思いますが...

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2025年6月13日金曜日

資産家が晩年「お金を使わなくて後悔する」は違う可能性が高いと思う

お金を使わなくて後悔する


今回気になった記事は、65歳でリタイアして資産1億円、
夫婦で年金が月額26万円という一見老後に何の悩みもない方の話です。

妻はマンションのリフォームや海外旅行に使おうと主張も夫は拒否、
しかし5年後に妻は突然なくなり、以下のように後悔します。

"「65歳までだらだら働かずに退職を決断して、妻の言う通り多少の贅沢をして、ゆったりと楽しい老後を送ればよかった。お金だけがこんなに残っていったい何になるのか。私の人生を支えてくれた妻になんの恩返しもせず、申し訳なくてしょうがない……」” (引用元) 資産1億円超・月26万円の年金収入で「使い切れないほどの老後資金」を確保した65歳会社員。幸せな余生のはずが、5年後「まったく減らない残高」を前に後悔の溜息"
この手の記事では、最終的にお金を使わないことを後悔する!
という形で終わることが多いのですが、
この点について述べてみたいと思います。

本当にお金を使わなくて後悔するのか?


今回は妻が突然亡くなるというケースなので、
流石に本当に後悔しているかもしれません。

ただ、65歳で資産1億円もあって、更に年金が月額26万円なら、
本当にリフォームだとか海外旅行がしたければ、
普通にしているはずだと思うんですよね。

特に妻が本気でやりたいのであれば、
却下なら離婚だ!くらいの勢いになるのでは?

それでもしなかったということは、
実際にはその手の事にはそれほど興味がなかったのではないかと思います。

なので、この手の出来事に対して、
本気で後悔するものなのか?と思ってしまいます。

資産家で節約生活継続は結構多い


私の知人ベースで見ても、
80代で億単位の資産を持っているのに、
古い家に住んで節約生活を過ごしている人は結構います。

その中の一人は、
「子供にできるだけ多くの資産を残す!」
というのを目標にしているそう。

ただ、子供は一流企業勤務で
「遺産などいらん!」
「金はオヤジが好きに使ってくれ!」
と言っているにも関わらずです。

この方はお金を使わないことに対して、
一片の曇りもない感じで、
また、特にお金を使ってやりたいこともないらしいです。

資産家でお金を使わない人のイメージは、
この方のような感じです。

DIE WITH ZERO的思考とは相容れない


まあ、資産家の人がお金を使い切ろうが、
多額の遺産を残そうがどうでも良い話ではありますが、
私みたいなDIE WITH ZEROを目指す人とは根本的に価値観が違うかとは思います。

なので、私みたいな価値観の人が自分の価値観に基づいて、
お金を使わなかった資産家の人は最後に後悔するはずだ!
という結論の論調が多いのはちょっと違和感があるかな?
というのが個人的な結論となります。

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2025年6月12日木曜日

若い女性のスマホを拾って届けるが、何かの罠かも?と思った件

若い女性が落としたスマホを拾う


先日、若い女性が落としたスマホを拾いました、
という、わりとどうでもよい話なのですが、

何かの罠かもしれない!

と一瞬思ってしまったので、
そのことについて経緯と感想を述べてみたいと思います。

派手な女性が派手にスマホを落とす


私は自宅近くの最寄り駅から目的地へ向かう途中だったのですが、
駅方面へ向かう派手な若い女性とすれ違います。

ここが渋谷とかだったら珍しくもないタイプの女性ですが、
下町では違和感があるな...などと思っていたら、
その女性とすれ違ってからすぐ、
結構派手な音がするので振り返ると、
大きなリングがついて、派手な装飾のスマホが地面に転がっていたので、
その女性が落としたものだとわかりました。

ただその女性はそれに気づかないらしく、
振り返りもせずに駅の方へ向かっていきました。

気付かないなんてことがあるのか?


私はスマホを拾って届けてあげようと思って、
実際にそうしたわけですが、
一瞬、色々な考えが浮かんでしまいました。

スマホを届けた瞬間に叫ばれて泥棒扱いされるとか、
怖いお兄さんがスマホを手にした瞬間でてきて、
「お前、スマホ盗んだだろ!」と言われるとか、
まあ、そんな類の罠かもしれないと思ったわけです。

というのも、あんなに派手にスマホを落としてわからないなんてのが、
どう考えても不自然だと思えたからです。

結果的には何もなかったけど...


てなことを数秒間でぐるぐると考えましたが、
そのまま放っておくわけにもいかないし、
周囲に変な人もいなさそうだったので、
走ってその女性にスマホを届けました。

そしたらすごいビックリした表情のあと、
見た目とは違う可愛らしい声でお礼を言われたので、
本当にスマホを落として気付かなかっただけだったのでしょう。

私は海外旅行中の詐欺事案などを見過ぎて、
過剰な反応をしてしまっただけだったのかもしれませんが、
こういう女性絡み?の案件には引き続き注意を払っていきたいとは思いますね。

2025年6月11日水曜日

【独身FIRE民の視点】「夫には70歳を過ぎても働いてもらわないと」と言われる人について

月収50万円でもカツカツ!


月給50万円の課長でも子供が3人もいたら生活はカツカツ!
老後資金など準備できない!という記事がありました。

"妻は近所の食料品店でパート勤務。年収103万円の壁を意識して働いているものの、「時給1,100円で、月10万円程度。体力的にも限界を感じている」とこぼします。「ずっと専業主婦だったので、パソコン業務などは苦手。できる仕事も限られていて、老後のためにと思ってもなかなか続けるのが大変です」老後資金への不安も募ります。「子どもの学費を優先したので、2,000万円どころか、老後の貯金はほとんどありません。夫には70歳を過ぎても働いてもらわないと…というのが本音です」” (引用元) 月収50万円・課長でも「毎日カツカツです」…妻からは「70歳を過ぎても働いて」中年サラリーマンの苦悩"
家を相続したので住宅ローンはないそうですが、
息子3人の学費が各々100万円以上かかるとのことで、
大学4年間を計算すると合計で1,200万円以上はかなりの重みです。

教育費は青天井になりがち...


私のかつての上司・同僚の話を聞く限りでも、
大学へ行くまでの学費も相当かかるはずです。

予備校費用なんかもそうですが、
夏休みに短期留学させたいだとか、
そういった費用も考えれば教育費は青天井になりがちです。

給料がこの方より高いと思われる上司クラスの人でも、
お金はあればあるだけ教育費につっこんだ結果、
昼食費込みのお小遣いが月2万円だったりしてしまうわけです。

となると、そもそも「ずっと専業主婦だった」というのはどうなんだろう?
と思ってしまう部分もありますが、
恐らくは、夫はもっと出世して高収入になる予定だったのでしょう。

FIREと言う選択肢がなかったら?


記事内ではサラッと
「夫には70歳を過ぎても働いてもらわないと」
などと書かれていますが、
私がこの手の話を聞いて思うのはまさにこの点なんですね。

私は仕事がしんどかったし、面白味は欠片もないということで、
早期退職することを考えて仕事を機械のようにこなし、
何とか今のFIRE生活へ至っています。

ただ仮に私が結婚していて子供がいて、
子供の学費を考えたら70歳まで働く必要がある!
みたいな状況だったとしたら、
当然FIREなんて選択肢はないでしょうから、
どうやって仕事に向き合っていただろう...
ということをついつい考えてしまいます。

まあ、FIREという選択肢がなければ、
いやいやダラダラと仕事をこなして、
家族の笑顔を糧に生きていたのかもしれませんが、
それよりも、精神的にヤバい状況になっていた確率が高いようにも思えるわけで、
この手の記事を読むと、どうにもシンドイ気持ちになってしまいますね。

2025年6月10日火曜日

今度は”マイクロリタイア” ~ FIREの亜流が次々出てくるが目新しさはないかな? ~

マイクロリタイアが注目?


マイクロリタイアなるものが注目されているそうです。

"「マイクロリタイア」という考え方が、注目を集めはじめている。マイクロリタイアとは、完全に就労から引退するのではなく、キャリアの途中で意図的に一定期間(数か月?1年程度)のブランクを設け、その時間で自己実現や新たな挑戦を経験し、再び労働市場に戻るという選択肢だ。” (引用元) いま話題の「マイクロリタイア」とは?キャリアの途中で意図的に休職するZ世代が増えている理由"
第一印象としては、昔あった制度ですっかり廃れた、
単なる「長期休暇制度」の呼び名を変えたものとしか思えないかな?という感じです。

「長期休暇制度」というのがあった


私が新卒で入った会社にも、
「長期休暇制度」があったと記憶しています。

確か最長で2年くらい休職できる制度でしたが、
その間、何をやるかしっかりとしたプランを人事部に提出する必要があり、
海外ボランティアくらいしか認められなかったような...

ただ、知人の会社には語学留学とかでも認められるところもあり、
30代で2年間みっちりと語学を習得した人もいました。

名前が違うだけで、マイクロリタイア的なものは昔からあった感じですね。

労働力不足が背景?


当時と今の共通点は何かと言えば「人手不足」でしょう。
上記制度はバブル期に出来たものでした。

記事でも、
"少子高齢化による労働力不足は、今後さらに深刻化することが予想される。そのような状況下では、企業は人材確保のために柔軟な制度を導入せざるを得なくなる。"
とあり、とりあえずこんな制度もあるから入社して!という感じで、
実際にこういった休暇が認められるのは極々一部では?
と私なんかは疑ってしまいます。

また、今後就職氷河期みたいな人余りの時代が来てしまったら、
こういった制度も廃れていくことが予想されます。

FIREとの違い、というか全然違う!


記事内ではFIREとの違いについても触れていますが、
仕事復帰が前提のマイクロリタイアは、
仕事を辞めることがメインテーマのFIREとは全然違います。

私なんかからすると、仕事復帰が前提だとするなら、
休職期間が1年だろうが5年だろうが、
その間は心の底からは楽しめない感じで嫌ですね。

ただ、記事内にあるような、「世界一周したいから1年間休職」みたいに、
期間限定的にやりたいことがある場合なら、
マイクロリタイアは有効にワークするのかもしれません。

とは言え、1年間海外旅行に行って、
その間ずっと働いていた同僚のいる同じ会社に戻る度胸は、
私には絶対的にないですね~。

2025年6月9日月曜日

ひろゆきさんの持ち家批判について ② ”老後に田舎の格安マンションを買う”はありか?

老後に安いマンションを買うという戦略


昨日紹介致しました、ひろゆきさんの持ち家批判の記事ですが、
年金暮らしで賃貸住宅が借りられなくなったらどうするのか?
という対策について以下のアイデアを出しておられます。

"たしかに65歳以上の年金暮らしの人が賃貸物件に引っ越すのは難しいだろう。70歳を過ぎると年齢だけで断られてしまう。とはいえ、先回りして家を買う必要はない。年を取ったときに貯めておいたお金で安いマンションを買えば済む話だ。リタイアしているのだから駅の近くでなくていい。あえて都会で暮らす理由もない。田舎に行けば300万円でマンションを買える。長閑な場所でゆったり余生を過ごす。老後のひとつの理想だと思う。現役時は賃貸、そして退職後は持ち家。人生の収支決算としてそれがいちばん安上がりなのだ。” (引用元) 【ひろゆき】「持ち家」と「教育費」はお金のムダ遣い!「人生の収支決算」的に、いちばん安上がりな方法とは?"
このご意見に対しては、賛成する部分とちょっとどうかな?という部分がありますね。

老後金銭的に苦しくなったら安い家を買う


私は資産が当初予定より早くなくなりそうになるとか、
年金改悪で貰える年金が大幅に減少するような事態に陥りそうになったら、
地方の安い物件を購入するというオプションもありだと思っています。

セミリタイア前にはその手の物件を何回か見に行ったこともあります。
ただ、本当に安い物件は車がないと厳しかったりもするので、
運転をしない私には、とりあえずはないかな~とは思いました。

とは言え、関東エリアであれば近隣に最低限の施設はあるところがほとんどで、
とても住めないという感じではない為、
今でも頭の片隅には選択肢としてはあるという感じです。

老後に田舎に住みたいか?という根本問題


ただ、ひろゆきさんがおっしゃるように、
”リタイア後にあえて都会で暮らす理由もない”
と言い切れるのか?は微妙なところかと思います。

私的には都会の利便性が高いというメリットについては、
老後こそ活きてくるのではないかと思い始めています。

買物や医療機関へのアクセスもそうですが、
私が毎日のように通うスポーツジムも田舎にはないところが多いです。

また、老後は友人達もリタイアするので、
交流もさかんになる可能性があります。

こういった状況で、一人だけ遠くにポツンと住むと言うのは、
理想的でないかもしれません。

実際に田舎に行く人は少数派?


私も実際に年金を貰うような年齢になって、
人生の最晩年は都会の喧騒を離れて暮らしたいと思うようになるかもしれませんが、
どうもその可能性は低いような気がしています。

実際問題、知人レベルで見ても、
リタイア後に生まれ故郷に戻る人はたまにいますが、
全く縁もゆかりもない田舎に引越す人は本当にレアですし、
そのレアな人も田舎暮らしに失敗して戻ってきたりしています。

なので、田舎のマンションに老後に住むと言うのは、
メインシナリオというよりは、
サブプランという位置づけではないか?
というのが、今のところの私の印象ですね。

2025年6月8日日曜日

ひろゆきさんの持ち家批判について ① ”庶民の持ち家は資産ではなく負債”なのか?

ひろゆきさんの持ち家批判


ひろゆきさんが以下の記事で持ち家批判をされており、
内容について興味深かったので取り上げてみたいと思います。


まずは、持ち家に資産価値はない!と言い切っている点についてです。

持ち家に資産価値はないのか?


ひろゆきさんの結論は以下の通りのようです。

”賃貸暮らしだとただ家賃を払い続けて終わる。持ち家暮らしだとローンを払い終えれば資産として残る。いまだにそう考える人が少なくない。でもそれは幻想だ。庶民が買えるような家に資産価値はない。”
ここで述べられているのは、
「35年ローンで買った家」
「駅から近く通勤に便利な家」
というのが暗黙の前提となっているようです。

こういった家を買った場合、
都心の一等地でもない限り資産性はないとおっしゃっていますが、
どうでしょうか?

築35年くらの物件なら普通に私の近所でも売りに出ていますし、
ローンを払い終わって得だったか損だったか?
この辺は物件によるんじゃないでしょうか?

FIRE希望者はそもそも...


この考えについて、FIRE希望者に当てはめて考えてみましょう。

FIREをするような人は、
そもそも35年ローンなんか組まない人が多いでしょうから、
手持キャッシュで家を買うことになります。

その時点で、ある程度割安な物件を選ぶでしょうから、
こういった家を買った場合は、
賃貸に比べて住居費が割安になる確率は高いかと思います。

どこでどういう物件を買うか?


この辺を踏まえて改めて考えますと、
持ち家と賃貸の比較はどこに住むのか?
どういう物件を買うのか?
という前提がなければ一概に言えないのかな?
ということを改めて思いますね。

ちなみに、私の友人・知人レベルで家を買って資産価値がかなり上昇して、
この観点から得をしたと言えるのは、
23区内の比較的にイメージの良いエリアに家を買った人に限られる感じですかね?

まあ、得したからと言って実際に売ったりはしないでしょうが...

2025年6月6日金曜日

「仕事は引退資金を稼ぐための手段」で何か不都合があるか?

FIRE希望者へのキャリア形成の面での違和感


昨日コメントさせて頂きました下記の記事ですが、


個人的に色々と考えることが多かったのは、
「キャリア形成の面での違和感」という箇所です。

重要なポイントは以下の2点だと思います。

・早期リタイアが真の目標なら仕事は引退資金を稼ぐための手段になる
・そういった心持ちは同僚や取引先にバレる

これについて考えてみたいと思います。

早期リタイアは「やむをえず」と言う面がある


まず、早期リタイアというのは、最初から目指す人が大多数なのか?
という素朴な疑問を抱いてしまいました。

確かに、FIREをしている人の中には、
高校時代からFIREを目指していたとか、
入社初日に仕事を早く辞めようと思った!みたいな人もいます。

ただそれよりも多くは、
結局希望の仕事に就けそうもないとか、
仕事はそれほど嫌ではないが上司・同僚が最悪とか、
仕事がハード過ぎて60歳まで働くのは無理と悟るとか、
キャリアの途中からFIRE方面へ舵を取る人かと思います。

そうなった以降は確かに仕事は
「リタイア資金を稼ぐ為の手段」になるかもしれませんが、
早期リタイアを目指し始めた初期とかは、
良い部署に異動するとか予期せぬ出世とかによっては、
早期リタイアを撤回する可能性も考慮するでしょうから、
そこまで仕事をドライに割り切らないケースも多いかと思います。

仕事はきちんとやってくれればそれでよい


そういった「仕事はお金を稼ぐための単なる手段」みたいな心持ちが、
同僚や取引先にバレるみたいな話ですが、
まあ、バレても良いんじゃないかと思います。

仕事さえきちんとやってくれれば、
それがお金の為なのか自己実現の為なのか、
はたまた社会正義の為なのかとか意識する人はあまりいないと思います。

お金以外の為に働く人のが少数派では?


まあ、そもそも論で言ってしまえば、FIREとか関係なく、
仕事はお金を稼ぐための手段としか思っていない人は山ほどいるかと思います。

それだけ今の世の中、ツマラナイ仕事に溢れているわけで、
むしろ、充実した仕事についてバリバリ働いている人のが少数派ではないか?
とさえ思ってしまいます。

この手の批判の裏には、
誰もが努力すればやりがいのある仕事に就けるみたいな認識がある気がして、
私なんかからすると、こちらの方が違和感があるという感じですね。

2025年6月5日木曜日

FIREは経済的自立なのか? → どうでもいい質問です!大事なのは働かなくても良いって事!

FIREを真っ向から否定!


FIRE否定の記事は相変わらず目にしますが、
私的には全く重要視していない概念に拘っているのかな?
というのが以下の記事になります。

"早期リタイア(Retire Early)と組み合わせた「FIRE」の文脈では、経済的自立は「労働所得に頼らずに生活が賄える富を築く」という意味を持つ。しかし、以前この連載で指摘したように、私はFIREというライフスタイルに懐疑的だ。少なくとも万人が目標とするのは無理がある。そもそも、「自立」とはFIREのような狭い概念ではないはずだ。働き方や貯蓄、投資、借金など、お金に絡む人生の選択に自己決定権を持ち、自分自身で方針や手段を決められる。そんな状態にあるのなら、それは十分に経済的自立という言葉に値する。” (引用元) 「さっさと稼いでサクッとFIRE」焦って早期リタイアを目指す人がハマる落とし穴"
いや~、私は「自立」したくてFIREしてるわけではないんですけどね...

FIREは経済的自立ではないそうだ...


これだけ読んでもFIREというライフスタイルのどの辺に懐疑的なのか?
どうも良くわからない部分がありますね。

そこで、”以前の連載で指摘した”という部分を探してみると、
これかな?というのが見つかりました。


筆者の御主張によりますと、FIREは元本は自分のものだが、
収入が他人の労働に頼る生き方なので自立と呼べない!とのことだそうです。

そして、経済的自由とは、"自らの稼ぎと投資のリターン"のバランスが大事といいます。

私的にはどうでもよい話ですな...


この方のご主張には違和感のある方も多いかと思いますが、
個人的な第一の感想は「どうでもよい」ということですかね?

なるほど、私は経済的自立をしているかと思ったら、
他人の労働に依存しているからそれは違うのか!
と仮に納得したところで、
じゃあ経済的自立の為に働こう!となることはありません。

そもそも私は、働きたくないからFIREをしたわけであって、
別に経済的自立をしたいとか、
その上位概念らしい「自立」をしたいからFIREしたわけではありません。

この方の概念を突き詰めて考えますと、
400万円FIREのように投資収益だけでは食べられないのでバイトしている人の方が、
3億円持って悠々自適に暮らしているリアルFIRE民より
遥かに経済的自立をしていることになりやしませんかね?

まあ、色々と違和感のあるご意見ですが、
私にとっては働かないで暮らしていけることが重要なので、
お前は全然経済的自立をしていない!と言われたところで、
「ああ、そうですか...」としか言いようがないといったところですね。