「仕事がやりがい」は本当か?
昨日は定年退職後に週に3日ほど大学で「施設警備員」のアルバイトを開始、
リタイア後の退屈な日々が一転、
お金に代えがたい「やりがい」を得た主張する方の記事を取り上げました。
ところで、この方の主張する「仕事がやりがい」と言う主張について、
どこまで信用してよいのだろうか?という疑念を想起させるものが、
以下のパートになります。
"週に3日ほど、日中の時間帯にキャンパス内を巡回したり、正門で来訪者の案内をしたりする業務です。過度な肉体労働はなく、月にすれば8万円ほどの収入になります。「妻からは『お金に困っているわけじゃないのに、わざわざ働かなくても』と心配されましたが、生活費を稼ぐためではありません。自分に『行くべき場所』と『役割』がほしかったんです」(中略)稼いだアルバイト代は、週末に妻と行くちょっと豪華なランチ代、孫たちへのランドセル代、お祝いのプレゼント代などに、気兼ねなく使っているといいます。十分な老後資金があるからこそ、目先の生活費に縛られず、「やりがい」だけを求めて働くことができる。マサキさんの充実した表情は、お金だけでは決して手にできない「社会における自分の居場所」の大切さを物語っています。” (引用元) 「毎日が日曜日」は半年で限界…〈貯金6,000万円〉〈年金月24万円〉65歳男性、「大学警備員」アルバイトを始めた“切実な本音”
このパートで私が思わず深読みをしてしまった内容について、
順番に述べてみたいと思います。
「十分な老後資金」は主観的要素が強い
この方は金融資産が6,000万円、年金が夫婦で月24万円ありますので、
一般的な見方としては老後資金は十分だと言えるかと思います。
ただ、ご本人がこれを本当に充分と思うのか?
ここには多分に主観的な要素が強くなるかと思います。
昨今の物価高・インフレを見るに、
資産をできるだけ減らしたくない、
なので月8万円でもよいから稼ぎたい!
という願望が実は強いという可能性はあるかと思います。
ただ、そういうのを前面に押し出すのは格好悪いので、
「お金はあるけど生きがいの為に働いている」
みたいに言うということです。
豪華なランチくらいは働かなくても可能では?
そして、この方は月8万円を稼ぐことによって、
ランチ代やプレゼント代に気兼ねなくお金が使えるとありますが...
そもそも、週末の豪華なランチや孫たちへのランドセル代くらいなら、
手持資産で全然十分だと思います。
もしもこの方が働いていなかったら、
これらの行動をしないのであれば、
それはそれで大問題のような気が致します。
この辺りを勘案しますと、
この方がお金の為に実は働いている可能性も完全に否定できない気が致します。
「生きがいで働く」に感化されない!
まあ、本人が生き甲斐で働いていると言っているのだから、
それについてケチをつける必要はないのでは?
と言われれば、全くもってごもっともな話だとは思います。
ただ、老後に生き甲斐を求めて働いたとて、
嫌な思いしかしなさそうだと思っている私にとっては、
こういった発言に感化されるのはリスクでしかないと思っているので、
私なりの疑問を述べさせて頂いたという感じになります。
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