2024年5月24日金曜日

FIREと長期休暇の違い ② 休暇の質的差異(サラリーマンが真に休暇を楽しむのは困難)

長期休暇前に言われること


前項では、日本では1ヵ月単位の長期休暇をとるのは極めて困難という話をしました。
ここでは、仮に9日間程度の休暇でも「長期休暇」だと仮定して論を進めます。

この「9日間の長期休暇」を取得する前に上司に何て言われるかですが、

「お前は普段頑張っているんだから、
 この9日間は仕事の事は忘れてリフレッシュしてこい!
 お前の担当で何かあったら俺がフォローするから!」

なんてことを言う上司であるなら、
お言葉に甘えて休暇でリフレッシュできるかと思います。

ただ実際に言われることは、

「携帯電話はいつでもつながるようにしておけ!」
「休暇中も毎朝メールだけはチェックしろ!」

みたいなことではないでしょうか?

こんな環境で休暇なんか楽しめるはずもありません。

長期休暇の質的側面


私がFIREを目指した理由として、
この休暇の質的側面というのは結構大きいです。

実際にサラリーマン時代の夏季休暇で、
リゾート地でくつろいでいるところに仕事の電話があり、
一瞬で休暇気分が吹き飛んだこともあります。

また、毎朝メールをチェックさせられて、
それに対する返信を結構な時間割いた結果、
計画していた場所に行けなかったこともあります。

実際に、FIRE後に私は何度か海外旅行に行っていますが、
仕事のことを一切気にしなくてよい海外旅行というのは、
解放感が全く違いましたね。

これだけで、会社を辞めた価値は十分あると実感しました。

質的問題がクリアになれば...だけど


まあ、日本でも、夏季休暇、GW、年末年始とバラバラだし、
カレンダー次第という面もありますが、
そこそこ休暇はとれるのかもしれません。

これらの時期に本当に密度の濃い休暇が楽しめる環境であれば、
あえてFIREしなくても...という側面はあるかもですが、
現実問題としては難しいんじゃないでしょうかね?
にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿