FIREと長期休暇の違い
ネットニュースを見ていたら、
「FIREと長期休暇と何が違うのか?」
という疑問を呈している人がいらっしゃいました。
FIRE生活を一度経験した身からすると、
その差はとんでもなく大きすぎて、
そもそも比較するものでもない気がします。
ただ、長期休暇が取れるなら、
FIREを目指す必要はないんじゃないの?
と漠然と考えている人はいるかもしれないので、
この辺りについての私見を述べておきたいと思います。
そもそも日本のサラリーマンに長期休暇はない
さて、そもそも論なのですが、
「長期休暇」とは何日くらいの休みを指すのでしょうか?
私個人のイメージで申し上げると、
最低でも1ヵ月くらいとなります。
実際問題として日本のサラリーマンがどのくらい休暇がとれるか?ですが、
普通に考えると夏季の丸々一週間の休暇(最大9日間)が最長、
GWと年末年始の休日の並び次第では2週間くらい休める超優良企業がわずかにあるか?
と言った程度ではないかと思います。
FIREと長期休暇を同一視する見方ですが、
ひょっとして、たかだか1週間休めるのを長期休暇と言って、
365連休を永遠に続けるFIREと何が違うのか?
と言ってるとするならば、ちょっとどこから突っ込んだら良いのかわからない感じです。
欧米並みに休暇が取れるならば...
私はサラリーマン時代、海外企業との接点が多かったですが、
彼らは夏休みは最低でも2~3週間、人によっては1ヵ月という人もいました。
しかもその間、仕事関連のコンタクトは一切禁止だったりと、
休暇を楽しめる体制も整っていました。
まあ、夏に1ヵ月休めて、冬にも1~2週間休めるなら、
FIREを目指さなかったかもしれないとは思いますが、
日本人ではこんな人はごく少数ではないでしょうか?
そう考えますと、FIREと長期休暇が仮に同じだとしても、
長期休暇のとれない日本人にとっては意味ない問いかけになるでは?
と思ってしまいます。
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