「怒鳴られたら帰る」という条件で出演応諾
ニッポンが壊れる(ビートたけし著)を読んでいたら、
興味深いエピソードが載っていました。
「戦場のメリークリスマス」の出演オファーを受けた際に、
たけしさんと坂本龍一さんに関しては、
怒鳴られたら帰るという条件で出演を受けたとのことでした。
その後、崔洋一さんの映画「血と骨」に出るときも、
絶対に怒鳴らないという約束で出演したということが書かれていました。
ビートたけしさんクラスの超大物だから許されるエピソードとも言えますが、
今後の人出不足時代を考えると、
こういった条件で就職するという人が出てきても不思議ではないですね。
絶対に怒鳴られない条件なら仕事を続けたか?
私はこれ以上怒鳴られるのは嫌で、
会社員生活を辞めてセミリタイア生活へ入ったという色彩が強いです。
それでは、「絶対に怒鳴らないから仕事を続けてくれ!」と言われたら、
セミリタイアをするのを辞めたかと言うと、そんなことはないですね。
実際にパワハラガイドラインみたいなものが出来てから、
大声で怒鳴る人はかなり減ったかと思います。
ただ、普通に怒る人はいくらでもいましたし、
この「怒る」という行為がやっかいなところで、
注意に近い人から恫喝の域に達しているのでは?
という人まで千差万別と言った感じです。
そもそもサラリーマンの場合ですと、
怒られる筋合いがまるでないのに怒られることもしばしばなわけで、
単純に怒鳴らないからよいというわけではないですからね...
そもそもこんなこと言える立場じゃないし...
まあ、もっとも私の置かれていた立場なんてのは、
何でもやるので雇ってくれ!と言っても本来はクビにしたいレベルかも?
ということで、こんなことを考えるのも無駄な話でしょうね。
ただ、今後は企業側がこういった、
「ウチの会社には怒鳴るような上司はいません!」
みたいなのを売りにするところもでてくるかもしれません。
この辺りが一般的な価値観ともなれば、
早期退職希望者は減少するでしょうけど、
まあこういった企業が主流になることはないような気がしますね...
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