2024年5月31日金曜日

私の一番嫌いだった仕事の「テレアポ」を勧める人がいて驚いた!

電話恐怖症の若者が増える


電話恐怖症の若者が増えているとのことです。
「オフィスの電話が鳴るとビクッとする」という経験のある私にとっては、
共感する部分が大きいですね。

ただ、これに関するYahoo!コメントのエキスパートの方の意見を見て、
ちょっと唸ってしまいました。

"中堅以下の大学の学生の皆さん、大手企業に入れるチャンスですよ、と説明しています。
記事のように電話が苦手な若者がほとんどです。そうであれば「人の行く、裏に道あり花の山」です。今の内からテレアポのなど、一番きついバイトなどに挑戦し、訓練して電話コミュニケーションを強みにできれば、大手企業へのチャンスは激増するでしょう。
”  (引用元) "「緊張で頭が真っ白」広がる若者の″電話恐怖症”◆達人が教える応対のコツ【時事ドットコム取材班】#令和に働く"
きつい仕事をやるのが分かっていて一流企業に入る...
ちょっと自分の頭の中にはなかった発想ですね。

私が一番嫌だった仕事


私個人の経験を申し上げますと、
純粋に仕事の内容だけを見た場合、
私の30年近くのサラリーマン生活で一番きつかった仕事は、
テレアポを伴う新規営業の仕事だったので、
一流企業だろうが給料が高かろうが、
この手の仕事は絶対にやりたくないです。

むしろ、こういった仕事に就かない為にはどうしたら良いか?
この辺りのアドバイスが欲しいところです。

ちなみに私は、こういう仕事は絶対に嫌だと言ったのに、
短期間とは言え、こういった部署に配属されてしまいました...

確かに向いている人はいるが...


ただし、エキスパートの方のアドバイスで、
”バイトなので、向いてなければあきらめれば良いだけ”
というのはその通りかと思います。

私の元同僚でも、テレアポが超得意な人はいらっしゃいました。
この手の方々は、むしろ面倒くさい稟議書を書くとか、
日常のルーティーン的仕事の方が嫌だと言うタイプが多かったです。

ひょっとしたら、テレアポをやってみたら、
自分に向いているかも?なんてことはないとは言えません。

ただそうは言っても、テレアポみたいな仕事について言えば、
向き不向きはやって見なくてもわかるような気がしますが...
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2024年5月30日木曜日

【退職時】退職代行など使わず、会社への不満はハッキリ言う!

退職代行を使う人が増えている


下記のニュースの類を聞くことが増えていて、
実際に退職代行サービスがある種の市民権を得た感があります。


ただ、利用者増は新入社員が中心なんでしょうかね?
流石に、20~30年勤めた会社を退職代行で辞めるというのは、
ちょっと抵抗があるのかもしれません。

なので、セミリタイア希望者にはあまり縁のないサービスかもしれません。

円満退社的に辞めたい?


セミリタイア系ブログなどを拝見させて頂くと、
会社に迷惑をかけないためなのか、
1年前とかに退職を申し出るケースもあったりします。

私個人は会社に対してそんな配慮をする気は欠片もなかったですが、
個人と会社・同僚の関係は人それぞれなので、
そういった配慮が必要なケースもあるのでしょう。

まあ、私も自分に不利益が生じない範囲ではありますが、
できるだけ波風を立てないようには一応しました。

会社への不満は言っておきたかった


一応引継ぎだとか色々やることを考えると、
退職代行を利用したからと言って、
2度と会社にいかないというのは現実的ではない部分はあります。

ただ、自分的な退職代行を使うことのディメリットの一つとして、
会社へ直接文句が言えないことがある気がしますね。

一応、自分への扱いに強烈な不満があることは、
言っておいた方がすっきりする部分はありました。

もちろん、退職理由を述べたところで何がどうなるわけではないですが、
会社へ不満がないけど辞めたとは思われたくなかったですね。
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2024年5月29日水曜日

役職定年廃止なら早期退職を取りやめるか?

役職定年なくす企業相次ぐ


私自身の考えでは、遅くとも役職定年までには早期退職したい!
というのが強かったですね。

単純に給与が激減することに加えて、
自分より知識・経験・能力に劣る若手が上司になる確率が高く、
仕事をするモチベーションが著しくダウンするからです。

ただ、そんな役職定年を廃止する企業が相次いでいるらしいです。

"空調大手ダイキン(本社・大阪)は今年4月から役職定年を廃止した。定年を60歳から65歳に引き上げるとともに、これまで56歳に設定していた管理職の役職定年を廃止。59歳以下に適用していた資格等級、評価、賃金制度を、65歳まで継続する制度に変えた。
”  (引用元) "大和ハウス、ダイキン…「50代の壁」役職定年なくす企業相次ぐ"
また、大和ハウス工業は既に、60歳で一律に管理職から外し、
給与カットする役職定年を2年前に廃止しているとのことです。

じゃあ辞めないという人も増えるかも?



例えば、55歳で1千万円貰っていた人が役職定年で500万になる段階で早期退職!
というのはありうる話かと思います。

これが、55歳になって何も起こらないのであれば、
辞めようという動機は減るのは確かかと思います。

そういう意味では、早期退職を考えている人にとっては、
会社を辞める理由の一つが減ったことは間違いないかと思います。

多くの人にとって問題は解決しない...


ただし、これで問題が解決する人は、
それなりの役職に上り詰めた人だけのような気がします。

そもそも管理職になれなかった50代の人が、
この制度をきっかけに努力次第で管理職に昇進する!
なんてのはなさそうです。

まあ、個人的な感想を言えば、
役職定年でつまらない仕事が面白くなるわけでもなく、
むしろ、役職定年の50歳とかまでは頑張ろう!
という一つの目標がなくなるので、
ずるずる定年まで働いてしまうリスクは高くなるかも?
なんて思ってしまいましたね。

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2024年5月28日火曜日

「楽しくはないが苦しくはない」が節約系FIREの最重要ポイントでは?

節約系FIREへの批判は多い


相変わらず、節約系FIREへの風当たりは強いようで、
先日放送され話題になったAbemaのFIRE番組でも、
「節約系FIRE生活の何が楽しいのか?」
と疑問が出されました。

ただ、この批判は「節約している人の生活」の特定の期間を切り取っただけで、
そこに至る過程であったり、あのままあの生活をしていたら...
といった時間の流れを無視した議論であるかと思います。

生き地獄から楽しくない生活へ


と言いますのも、サラリーマンとして生き地獄のような生活を過ごしていて、
ちょっと前まで通勤電車を見るだけで吐きそうになる人が、
生活費が年間100万円しか使えないので贅沢はできないし、
それこそ娯楽費用の予算なんて1円もないし特に楽しいこともないけど、
サラリーマン時代より今のが遥かにマシ!
というのはあるかと思います。

また、あのままサラリーマンを続けていたら、
確実に精神的な病にかかり取り返しのつかないことになっていたかも?
とほっと胸をなでおろすということも十分あり得る話です。

楽しくはないが苦しくはない


となるとここでポイントとなるのは、
過度な節約を強いられるFIRE生活は楽しくはないが、
少なくとも苦しいという感覚がないということではないかと思います。

節約といったところで、命の危険があるような節約をしている人は稀で、
一応、それなりに必要カロリーはとっているでしょうから、
一日中お腹を空かせているとか、
ひもじくてシンドイというほどではないでしょう。

だったら今の世の中、無料で楽しめるコンテンツが溢れかえっていますので、
実際はそこまで楽しくないってこともないと思いますけどね?
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2024年5月26日日曜日

”高齢者の定義5年引き上げ”で65歳退職でもアーリーリタイア?

高齢者の定義「5歳引き上げ」提言


現在の高齢者の定義は65歳以上だそうですが、
これを「5歳延ばすことを検討すべき」という提言があるそうですね。

これによって、アーリーリタイアの定義も変わる...
なんてことがあるのでしょうか?

例えば、「アーリーリタイアと言えるのはギリギリ40代まで」としている人が、
今回の提言を受けて「アーリーリタイアは54歳まで」とするか?です。

元々私は60歳でもアーリーリタイア派


まあ、この辺の感覚は人それぞれと言ったところかと思いますが、
私は元々60歳で完全リタイアであれば、
今の時代は十分アーリーリタイアと言えるのでは?と思っています。

その根拠として

① 私の同級生で60歳で仕事を辞める人はほぼいない見込み
② それどころか、65歳で辞めるつもりの人も半分以下
③ 60歳ならそれなりに元気、60~65歳までの間でも、
 経済的問題がないなら人生最高の5年になりうる

と言ったことが挙げられます。

ただ、皆が70歳まで働くようになったとしても、
65歳で辞めた人がアーリーリタイアは流石にちょっと違う気がしますね。

政府が何と言おうとも、65歳は立派な高齢者じゃないですかね?

自分なりの人生設計がますます必要な時代


まあ政府の提言などというのは、老人を働かせたい、
年金を払いたくない、といった下心が丸見えなので、
そもそも参考にすべきかどうかも疑わしいところです。

ただし、政府の方針に何も考えずに従っていると、
気が付いたら死ぬまで働かされていた!
なんてことになるのが今の世の中かと思います。

やはり、自分は何歳まで働きたいか?
あるいは、働いても許容できるか?
この辺はきっちりと自分で決めておかないと、
それこそ老後に後悔することになるんじゃないでしょうかね?


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2024年5月25日土曜日

FIREと長期休暇の違い ③ FIRE中の私は長期休暇中という認識は一切ない

そもそも”休暇”とは?


そもそも休暇とは何か?ですが、労働基準法における定義として、

” 労働者が本来労働する義務のある日に、
  会社がその労働義務を免除する日"

と言った感じになります。

なので、FIREしたらそもそも労働義務がないので、
長期休暇もへったくれもないのです。

言葉遊びのようですが、FIREはそもそも労働義務がない!
というのは非常に大事なポイントだと思うのですね。

仕事が充実していれば休暇も充実


仕事が充実している人であれば、
ちょっとした息抜き的に休暇を楽しむこともできるでしょう。

休暇中に仕事の電話がかかってきても、
怒りで身体が震えることもないどころか、
なんかちょっと嬉しかったりする人もいるとか...

ただ、仕事が生き地獄のような環境であれば、
休暇は単なるつかの間の休息であり、
楽しむというよりただ単に身体と心を休める時間にしかならないリスクもあります。

だいたい、FIREと有給休暇の違いは?などと言っている人は、
仕事が充実している人と考えて間違いないかと思います。

そもそも仕事の位置づけが、
仕事が嫌でFIREを目指す人とは違うので、
この辺りは極めて注意が必要かと思います。

そもそも休暇を取らせて頂くというのが気に入らない


そもそも論で申し上げますと、上司に対して

「この日に有給休暇を取らせて頂きたいのですが...」

というが気に入らないですね。

有給休暇は当然の権利なのに、なぜ「取らせていただくのか?」

最初に述べた、「会社が労働義務を免除する日」なんてのを聞いてしまうと、
何かお願いしなければいけない感じがしてきますが、
そもそもこの辺にはサラリーマン時代には強烈な違和感を感じていました。

まあ、最後はとりとめもないことを書き綴ってしまいましたが、
FIRE生活がそれなりに長くなった今、
自分長期休暇中という認識は全くないことだけは言っておきたいと思います。
労働に復帰する気は1ミリもないですからね...
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2024年5月24日金曜日

FIREと長期休暇の違い ② 休暇の質的差異(サラリーマンが真に休暇を楽しむのは困難)

長期休暇前に言われること


前項では、日本では1ヵ月単位の長期休暇をとるのは極めて困難という話をしました。
ここでは、仮に9日間程度の休暇でも「長期休暇」だと仮定して論を進めます。

この「9日間の長期休暇」を取得する前に上司に何て言われるかですが、

「お前は普段頑張っているんだから、
 この9日間は仕事の事は忘れてリフレッシュしてこい!
 お前の担当で何かあったら俺がフォローするから!」

なんてことを言う上司であるなら、
お言葉に甘えて休暇でリフレッシュできるかと思います。

ただ実際に言われることは、

「携帯電話はいつでもつながるようにしておけ!」
「休暇中も毎朝メールだけはチェックしろ!」

みたいなことではないでしょうか?

こんな環境で休暇なんか楽しめるはずもありません。

長期休暇の質的側面


私がFIREを目指した理由として、
この休暇の質的側面というのは結構大きいです。

実際にサラリーマン時代の夏季休暇で、
リゾート地でくつろいでいるところに仕事の電話があり、
一瞬で休暇気分が吹き飛んだこともあります。

また、毎朝メールをチェックさせられて、
それに対する返信を結構な時間割いた結果、
計画していた場所に行けなかったこともあります。

実際に、FIRE後に私は何度か海外旅行に行っていますが、
仕事のことを一切気にしなくてよい海外旅行というのは、
解放感が全く違いましたね。

これだけで、会社を辞めた価値は十分あると実感しました。

質的問題がクリアになれば...だけど


まあ、日本でも、夏季休暇、GW、年末年始とバラバラだし、
カレンダー次第という面もありますが、
そこそこ休暇はとれるのかもしれません。

これらの時期に本当に密度の濃い休暇が楽しめる環境であれば、
あえてFIREしなくても...という側面はあるかもですが、
現実問題としては難しいんじゃないでしょうかね?
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2024年5月23日木曜日

FIREと長期休暇の違い ① そもそも日本で長期休暇はとれない

FIREと長期休暇の違い


ネットニュースを見ていたら、
「FIREと長期休暇と何が違うのか?」
という疑問を呈している人がいらっしゃいました。

FIRE生活を一度経験した身からすると、
その差はとんでもなく大きすぎて、
そもそも比較するものでもない気がします。

ただ、長期休暇が取れるなら、
FIREを目指す必要はないんじゃないの?
と漠然と考えている人はいるかもしれないので、
この辺りについての私見を述べておきたいと思います。

そもそも日本のサラリーマンに長期休暇はない


さて、そもそも論なのですが、
「長期休暇」とは何日くらいの休みを指すのでしょうか?

私個人のイメージで申し上げると、
最低でも1ヵ月くらいとなります。

実際問題として日本のサラリーマンがどのくらい休暇がとれるか?ですが、
普通に考えると夏季の丸々一週間の休暇(最大9日間)が最長、
GWと年末年始の休日の並び次第では2週間くらい休める超優良企業がわずかにあるか?
と言った程度ではないかと思います。

FIREと長期休暇を同一視する見方ですが、
ひょっとして、たかだか1週間休めるのを長期休暇と言って、
365連休を永遠に続けるFIREと何が違うのか?
と言ってるとするならば、ちょっとどこから突っ込んだら良いのかわからない感じです。

欧米並みに休暇が取れるならば...


私はサラリーマン時代、海外企業との接点が多かったですが、
彼らは夏休みは最低でも2~3週間、人によっては1ヵ月という人もいました。

しかもその間、仕事関連のコンタクトは一切禁止だったりと、
休暇を楽しめる体制も整っていました。

まあ、夏に1ヵ月休めて、冬にも1~2週間休めるなら、
FIREを目指さなかったかもしれないとは思いますが、
日本人ではこんな人はごく少数ではないでしょうか?

そう考えますと、FIREと長期休暇が仮に同じだとしても、
長期休暇のとれない日本人にとっては意味ない問いかけになるでは?
と思ってしまいます。

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2024年5月22日水曜日

あなたがFIRE生活は楽しいというからFIREしたけどつまらないじゃないか!と言われた時の反論

海外生活が楽しくなかったという文句


とある海外生活系YouTubeを見ていたら、
アジア某所に移住したyoutuberに対して、

「あなたが〇〇って楽しい街というから移住したのに、
 全然面白い街じゃなかった!どうしてくれんだ!」

みたいな文句を言っている人がいたそうです。

コメント欄は案の定、言いがかりだ!相手にする必要はない!
といったコメントが大多数でした。

これを見て、私が同じような文句を言われたらどうするか?
すなわち、

「あなたがFIRE生活が楽しいと言ったのでFIREしたけど、
 全然楽しくないじゃないですか!どうしてくれんだ!」

と言われてどう反論するかについて考えてみました。

個人の感想 & 問題提起


まず第一に、「FIRE生活が楽しい」というのは個人の感想を述べているだけで、
誰もがFIREすると楽しいなどとは述べていないつもりだと言うことです。

例えば、FIRE否定論者がFIREは何もすることがなくてつらいと言っていますが、
私の経験としてそんなことはないですよ!と言った感じです。

また、私は基本的にはFIRE生活をお勧めしているというよりは、
問題提起をしている部分が大きいと自分では思っています。

例えば、私はサラリーマンの多くは40代で出世コースから外れているともなれば、
それ以降はずっとつまらない仕事をさせられる確率が高いと思っていますが、
それでよいのだろうか?ということをよく言っています。

これから20~30年もつまらない仕事をすることが確定しているなら、
FIREで仕事以外を人生の核に据える方がよくないですか?
といった感じです。

もちろん、仕事が順調な人もいるでしょうし、
評価されようがされまいが、
仕事をしていることに生き甲斐を持つ人もいるでしょうし、
この辺をどう考えるかは人それぞれだと思っています。

そもそもそんな人いないか...


セミリタイアやFIREをしている人のブログの多くは、
私のスタンスと大きくはずれていないような気がします。

FIREすれば誰でも幸せになれるみたいなブログは、
そう数は多くないのでは?

なので、こういったブログを丸々信じてFIREする...
そもそもそういう方はいないのでは?
と思いますが実際はどうなんでしょうか...

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2024年5月21日火曜日

私がFIRE否定論者に影響を受けていたら今のシアワセはない

私はFIREして本当に良かったと思っている


私自身ですが、FIREして本当に良かったと思っています。

その理由の第一は、やはりサラリーマン生活が大ハズレでしんどかったので、
そこから解放されただけでもシアワセ!というのがあります。

また、第二の理由としては、
何の義務を負うこともないFIRE生活が自分にフィットしており、
自由すぎてシンドイ!とか思ったことがないことも挙げられます。

私がFIRE否定論者に影響を受けていたら?


さて、ここで最近ちょっと考えると怖いことというのが、
私がFIRE否定論者に影響を受けていたらどうなっていたか?
ということです。

FIRE否定論者の言うこと、例えば、

✔ FIREしても時間をもてあますだけ
✔ FIREしたら社会から孤立してつらい

と言ったことを、サラリーマン時代の自分が聞いて、
「なるほどそうかもしれない」
「やはり仕事を頑張るしかない」
などと思っていたら、今のシアワセな生活はないわけです。

私としてはこういった主張に耳を貸さなくて本当に良かった!
と安堵する部分が大きいわけですね。

自分の発言で誰かのシアワセの芽を摘むリスク


ここで更に考えてしまったことというのが、
影響力のある経済評論家とか経営者の方がFIREを否定する文章を書いて、
FIREをしていれば幸福になったであろう一般サラリーマンがそれを読んで、
FIREを目指すことをやめてしまうケース、
こんなこともあるのかな~ということです。

もちろん、経済評論家とか経営者の方は、
悪意をもってFIREを否定しているわけでもなく、
本当にFIREなどするべきではないと思っているのでしょうが、
これが人によっては幸せの芽を摘んでいることになるかもしれない...
というのもなかなか怖い話かもしれないと思ってしまいました。

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2024年5月20日月曜日

FIREで幸せになった人は見たことがない? ← いくらでもいますけど?

「FIRE(早期退職)で失敗する人」の特徴


FIRE否定論の記事はあいかわらず量産されていて、
もはや反論するのも疲れてきたかな?と思っていたところ、
なかなかパンチの効いたFIRE批判を見つけました。

"私は「FIREで幸せになった」という人を本当に見たことがありません。
 もちろん、ネット上では「FIREで幸せ」をアピールしている人がいたりしますが、そういう人はオンラインサロンを運営して、そこから収入を得ていたりする。”  (引用元) "【FIREでのんびり暮らしたい人】を待ち受ける深刻すぎるリアル"
私はFIREで幸せになりましたが、
あいにく、オンラインサロンは運営していません...

私でさえ会ったことがあるFIREで幸せになった人


FIREした人など、胸にFIREバッチを付けているわけでもないので、
普段の生活で会う機会はそうそうないでしょうが、
私でさえ実生活で何人かは会ったことがあります。
そして、彼らは皆、FIREで幸せになっています。
逆に不幸になったとか、仕事辞めなきゃよかったなんて人は一人もいないですね。

この方の知人にはFIRE状態の人が何人かいるそうですが、
あまり楽しそうには見えないとのこと...
この辺りは私の経験と異なるところです。

ただ、ネット上の話は別です。
私が登録しているブログ村のセミリタイア生活カテゴリーだけでも、
多くの方がFIREしてよかった旨を述べておられます。

そもそも、ちょこっとネット検索するだけで、
楽しいFIRE生活を過ごしている人はいくらでも見つかるので、
この方はそれすらしないで記事を書いている...
と考えますと、その後の発言の説得力もちょっとなくなってくるかな?
という感じが致します。

この方が個人的にFIREしたくないというのは全然良いのですが、
それを一般化するというのはちょっと無理があると思いますし、
FIREすると皆が不幸みたいな論調はちょっと違和感を感じますね。

FIREで生きがい喪失?


また、

"やりがい、生きがい、目標を全部失うと、人はおかしくなるのです。"

ということをおっしゃっています。

この内容は個人的に同意する部分はあります。
ただし、意味は真逆となります。

私は40歳くらいの時点ではすでに完全に、
仕事に対して、やりがい、生きがい、目標を失っておりました。
だから、FIREで新しいステージに立って、
仕事以外のやりがいなり生きがいを求めようと思ったわけです。

FIREするとやりがい、生きがい、目標を全部失うのか?
ちょっと違うんじゃないでしょうかね?

むしろ、40歳過ぎる辺りで出世コースから完全に外れると、
サラリーマンの多くはしょうもない仕事しか振られなくなります。

それを65歳とか70歳まで続ける方が、
よっぽどやりがいも生きがいも失った状態だと思いますね。
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2024年5月19日日曜日

若い時の趣味にこだわり続けるのは不幸かも?

若い時の趣味にこだわり続ける人もいる


前回の記事では、加齢による体力低下によって、
自分にとっての最大の趣味である長期旅行にいけなくなった、
でもそれはナチュラルに受け入れてますよ!
という趣旨の話をしました。

ただし、世の中にはこれとは逆に、
いつまでも若い時の趣味にこだわり続けるタイプの方もいらっしゃいます。

何歳になってもゴルフは続けたい


趣味にこだわり続けると言っていつも思い出すのがゴルフですね。

「ゴルフ」と聞くと「接待ゴルフ」「社内コンペ」を思い出して、
個人的にはあまり良いイメージがわかないのですが、
もちろん、ゴルフには何の罪もない話です。

それはさておき、ゴルフが健康の秘訣みたいな人は多く、
そういった趣味を長く持つのは基本的には良いことだと思います。

ただ、ゴルフが出来なくなった時、
そのことで切り替えができない人がいたのを思い出します。

”肩が上がらず”で一番困るのがゴルフができない


知人で身体を壊してゴルフができなくなって、
そのことを愚痴っている人がいました。

何でも、神経系の病気になってしまい、
後遺症的に肩が上がらなくなったとのことで、
一番の悩みがゴルフができなくなったとのことでした。

その言い方が、何て言いますか、運命を受け入れるの対極で、
気の毒なのは重々承知なんですが、
聞いている方がちょっとうんざりするタイプの愚痴り方だったのですね...

趣味なんかもリスクヘッジ的にいくつか持っておいて、
これがダメでもあれがあるみたいにしておいた方が無難なのかな?
なんてこっちは思ってしまいました。

ちなみに、肩が上がらなければ、
ゴルフ以前に日常生活に困るんじゃないか?と素朴な疑問を抱いて聞いてみると、
その辺は女房がいるから何とかなるみたいなことを言っていました。

まあ、この発言でだいたいどんな人かおわかり頂けるのでは?
という感じですかね...

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2024年5月15日水曜日

若い時に想定していなかった体力低下に伴う心境変化

体力低下での欲求の変化


前回の記事で
「体力が落ちて長期の海外旅行に行けなくなった。」
というコメントを頂きました。

私も基本的には同じような状況になっており、
セミリタイア2年目の欧州旅行に約1ヵ月行ったのが、
最後の長期旅行になるかもしれません。

今後はMAXで2週間前後くらいの旅行が軸になるかな?
という感じに思っており、
それが将来的には1週間とかになっていく気もします。

今回は、このあたりの心理的側面について述べてみたいと思います。

体力低下で長期旅行に行けず悲しいか?


私自身、体力低下で長期旅行に行けないことが、
今現在悲しいことと思っているかと言えば、
それ程ではない部分があります。

セミリタイア生活においては、
家で寝っ転がって本を読んでいるだけでもそれなりに楽しい!
というのが根本的な理由である気がします。

サラリーマンを続けていたら、
こうはならなかったでしょうね。

また、旅系YouTuberが結構面白い動画を挙げてくれていて、
自分が行かなくてもそれなりに旅気分に浸れるのも大きいのかな?と思います。

若いころならそうは考えなかったと思う


私自身、ナチュラルにこのような思考へと変化したのですが、
自分が若い時分にはこのような思考の変化は想定外です。

若いころの発想としては、体力が落ちて旅行に行けないとしたら、
この世の終わりのように感じて、
何とか行ける方法をひねり出す...という方向へ行っていたと思います。

ただ、若い時期の考えそのままに感じる人もいるでしょうから、
この辺りは実際にその年齢になってみないとわからないのかな?
なんて思いますね。

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2024年5月12日日曜日

【セミリタイア計画】お金が減らないリスクも考えるべきか?

ダウンサイドプランはあるが...


サラリーマンを辞めてセミリタイア生活に入る場合、
ある程度の年間生活費の目途を立てない人はいないかと思います。

そして、思ったよりお金の減りが早い場合、
生活をどう切り詰めるか?もしくは労働を増やすか?
この辺りも多くの人が考えていると思います。

しかしながら、思ったよりお金が減らない、
それどころか増えてしまった!
という場合については、あまり考えていない人が多いように思えます。

お金が増えた場合のことも考えるべき?


もちろん、お金は減るより増える方がいいに決まっていますが、
増えすぎますと、”DIE WITH ZERO”とは逆行する形になります。

年をとってから、
「なぜあんなに節約にこだわったんだろう...」
なんてことになるリスクは、
リスク資産の保有比率が高い人には結構ある気がしますね。

私自身の対策


ちなみに、私も当初のセミリタイアプランに比べて、
運用面の好調、旅行頻度の減少でお金は減っていません。
ただ、一部の人のように、セミリタイア前より資産が増えているなんてこともないです。

一応、DIE WITH ZERO対策ではないですが、
以下のプランを実行しています。

・家電類は良いものを買う
・外食頻度を増やす
・旅行に行く場合、若干豪華にする

特に、家電類の多くは10年くらいはもちますので、
良いモノを買えば生活の質は結構あがります。

まあ、30~40代くらいなら先は長いので、
資産が思ったより増えたからと言っても計画変更は必要ないかもですが、
50代半ば過ぎだったら何らかのアクションをとっても良いんじゃないでしょうかね?
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2024年5月11日土曜日

今の時代、無人販売所は無理があるのでは?

無人販売所での窃盗について


定期的にニュースに流れるのが無人販売所での窃盗事件です。
またまた、こんなニュースがありました。

1万円のモノを買って、千円しか払わないなんてのは言語道断の犯罪行為ではありますが、
ヤフコメなんかを見ていると、このシステム自体に疑問を呈する声が多いですね。

そもそも無理のあるシステム...


私も常々このシステムには疑問を持っておりました。

上記の被害にあった方は当然ですが、警察に被害届を出しています。
警察が動くということは、当然ですが税金がかかっています。

店の人件費を節約して無人にすれば盗難リスクが高まるのは当然ですが、
その結果、警察の捜査などでの税金がかかるリスクも高まります。
そのお金を一般納税者が負担するのはいかがなものか?と思います。

また、私は犯罪を誘発させない仕組み作りが大事だと思っていて、
こういった犯罪を容易に誘発させてしまう仕組み自体に問題はあると思います。

せめて自動販売機での販売に切り替えるべきで、
超性善説の無人販売は今の時代無理があるのでは?と思います。

私は絶対に買わない...


ちなみに、私の家の近所にも無人販売の形態の店舗があります。

商品を取ってお金を入れるというシンプルなスタイルらしいですが、
私なんかはつい、お金を入れたのに入れてないとか言われたら...
なんてことを考えてしまいますね。

スーパーのセルフレジさえできれば使いたくないので、
個人的にはこの手のものは避けるのが無難という感じです。
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2024年5月10日金曜日

25年前の歯の詰め物が欠ける

定期歯科検診を前倒し


セミリタイア生活に入ってからは、半年毎に歯科検診を受けています。
その半年後は来月なのですが、
ちょっと歯に違和感があるので1ヶ月前倒しで行くことにしました。

この辺の融通が利くのはセミリタイア生活の魅力ですね。

詰め物が欠損している...


ここのところの健診でも、ちょっと歯に違和感があることは多く、
そのたびに知覚過敏ということで、
特に治療の必要はない状況が続いていました。

ところが今回は、歯の詰め物が随分と欠損しており、
それで嚙み合わせが悪くなっているのが原因と考えられる...
とのことで、新たに詰め物を入れることにしました。

1日目は普通に下の歯の歯石除去を行い、
2日目に上の歯の歯石除去を行った後に、
2か所、歯の詰め物を入れ替えました。
かかった費用は5,740円です。

今回、詰め替えた歯ですが、恐らく25年くらい前に治療したものです。
よく考えれば、結構長いこと持つものなのだな~と感慨深いものがありますね。

サラリーマン時代なら無視するレベル


今回感じた歯の違和感ですが、それほど強いものではありません。
ひょっとしたら、何らかの歯に異常が...というレベルです。

おそらく、サラリーマン時代なら無視するレベルで、
ちょっと休みをとって歯医者に行こうとはなってないですね。

この辺は、繰り返しにはなりますが、
本当にセミリタイア生活に入って良かったと思う瞬間ではあります。

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2024年5月9日木曜日

会社員時代の成功体験を突如思い出し、「FIRE卒業」なんてパターンもありそうだ...

サラリーマン時代を少しだけ懐かしむ...


先日、都内某所を歩いていたら、
若手時代に担当していた会社の前を偶然通りました。

サラリーマン時代の思い出など基本的には嫌ものばかりですが、
こちらの会社には随分とお世話になり、
当時の担当者とは雑談などする時間も多かったことを思い出しました。

まあ、正直、良い思い出とか成功体験といったレベルではないですが、
サラリーマン時代の仕事を多少なりとも懐かしむのは珍しい話です。

成功体験がある人は要注意かも?


FIRE直後はビジネス街を歩いただけでも、
嫌な思い出が襲い掛かってくるような感じがしたので、
この辺は随分とFIRE生活も進化してきたのかもしれません。

そこでちょっと考えてしまったのが、
成功体験のあるサラリーマンがFIREした場合の事です。

私が突如思い出したのは、
雑談レベルで色々と話をして、
それなりには楽しかったというレベルの話です。

ただ、強烈な成功体験があるサラリーマンがFIREした場合、
突如その強烈な成功体験が蘇り、
急に単調なFIRE生活に物足りなさを感じる...
なんてパターンもあるのかな?と勝手に思ってしまいました。

私には成功体験などない...


それで私も自分のサラリーマン時代の「成功体験」を思い出そうと努力してみましたが、
高揚を覚えるような成功体験ないですね...

それなりの仕事の実績というのもリストラ絡みだったりするので、
まるで良い思い出とは真逆という感じです。

私がそれなりにFIRE生活を愉しめているのも、
この辺が理由の一つかもしれません。
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