2021年2月21日日曜日

セミリタイア計画で医療費をいくらと見積もるべきか?

20代~30代で50代以降の体調を予測するのは困難


昨日は2020年の医療費が9万2千円だった話をしましたが、
実は2019年は10万円をちょっと超えていて、
これでも少しは安くなっていたのです。

2019年はCTや胃カメラなどの検査費用がかさんだことや、
耳鼻科に医療費をぼったくられたこともあって
(明らかに不要な検査・投薬があった)、
医療費が跳ね上がりました。

こういった経験を踏まえて考えますと、
自分が30代でセミリタイアを考え始めた時に想定していた50代とは、
かなり違ったものになってきていますね。

セミリタイア計画を練るときには、
もう少しこの点を吟味する必要はあったかと思います。

この点を踏まえて巷間のセミリタイア計画を見ると、
ちょっと危ういものを感じる部分もあります。

中途半端に高額な医療費


年間100万円以下の超緊縮型のセミリタイア計画を立てていた場合、
医療費が年間10万円ともなると計画は大きく狂うことになります。

高額な医療費については高額医療費支給制度があるから大丈夫!
というのは誤った考えではないかもしれませんが、
年間5万円とか10万円とか、
何気に無視できない医療費を支払う可能性はそれなりに高いのですが、
この辺を想定していないケースが多いように見受けられます。

年間5~10万円程度の医療費を想定しておくべきか?


ちなみに私の周囲の50代の人で、
健康診断結果がA1~A3の範囲で納まっている人はほぼいません。

尿酸値、コレステロール、血糖値の問題で定期的に通院している人も多く、
通院していない人の中でも「要再検査」を無視しているから!
なんて人も結構な数います。

この辺を踏まえて考えますと、
セミリタイア計画でも医療費は、
年間5万円~10万円程度は見ておいた方が良いのかと思います。

70歳から医療費を含むすべての経費を年金を賄い、
50歳までは雑費に含まれる程度の医療費しかかからないと仮定すると、
50歳~70歳までの医療費は20年間で年間5万円~10万円として、
100万円~200万円くらいは医療費としてキープしておくべくかな?
とそんなことを考える次第です。
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2 件のコメント:

  1. 60代のガブ組構成員の医療費は、712万
    でした(ただ今計算が上がったホヤホヤな
    数字です)。

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    1. ちょっと次元の違う話ですね。
      民間の医療保険に入っていない私だった激痛です。

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