2026年1月15日木曜日

準富裕層の新しい定義が”1億円以上 10億円未満”だとFIRE民には違和感がある理由

純金融資産5億円は超富裕層ではない


内藤忍さんがブログの中で、
昨今の資産価格の高騰を考慮すると、
「超富裕層」「富裕層」「準富裕層」の定義を変えるべきでは?
ということを提唱されており、興味深く拝見させて頂きました。


本日はこの件について思ったことを述べてみたいと思います。

昔の1億円は100万ドルのイメージ


実はこの記事を読む前にちょっと富裕層の定義について考えていて、
元々の1億円超が富裕層というのは、1ドル=100円だとしっくりこないか?
つまり、ドル建てで100万ドル以上で富裕層というわけです。
なので、今の1ドル=160円という相場を考えると、
1億円は62.5万ドルで1億円は富裕層にはかなり遠いイメージです。

この辺りをざっくりと表にまとめると以下の通りです。
野村総研野村為替修正内藤忍さん
超富裕層5億円以上8億円以上50億円以上
富裕層1億円以上
5億円未満
1.6億円以上
8億円未満
10億円以上
50億円未満
準富裕層5000万円以上
1億円未満
8,000万円以上
1.6億円未満
1億円以上
10億円未満
野村修正は1ドル=100円を160円にして再計算したものです。

FIRE民が目指す準富裕層


独身男性がFIREを目指す場合、
資産レベルとしては準富裕層を目指すの方が多いイメージがあります。

4%ルールを考えると、資産が5000万円以上1億円未満であれば、
年間200万円~400万円を使うことができるので、
おっさん一人が暮らす分には十分と考えられるからです。

ただ準富裕層が内藤さんの定義だと1億円以上10億円未満となりますので、
1億円はともかく10億円なんてどこから持ってくるんだ?という感じになりますね。

まだ為替修正のパターンであれば、
ちょっと前の1億円の価値が今だと1.6億円くらいのイメージ...
個人的にはある程度しっくりくる感じはあります。

富裕層の定義に踊らされないのが大事


まあ、内藤さんは記事の中で、
”「準富裕層」はプラチナカードを使って三ツ星レストランに行ったりビジネスクラスで海外旅行に出かけるような小金持ちのイメージ”
と言っておられ、準富裕層のFIRE民とはまるでライフスタイルが異なります。

イメージされているのは、それなりの資産に加えてそれなりの収入がある!
ということで、そもそも無職を前提とした定義ではないのでしょう。

なので、よく考えると富裕層の定義自体がFIRE民向けではない気も致します。

野村総研の富裕層定義はわかりやすく一つの指標にはなりますが、
円安や物価高で再定義が必要な気は致します。

ただ、定義が変わったとしても自分が必要だと思う資産は自分で計算して、
新たな定義に踊らされないようにしたいと個人的には思いました。

2 件のコメント:

  1. 確かにと言う投稿ですね。
    富裕層の定義とFIRE民にとっての富裕層とは少し意味合いが違いますね。
    10億以上の資産をお持ちな家庭って日本にどれくらいあるのでしょう?
    金額ではなく、人口比で定義するのもありかもしれません。
    まあ、投稿記事を見ていて為替調整後の野村総研の区分が一番しっくりくるのでは無いかと私は思いました。
    でも今後インフレが進むと内藤さんの区分が正しいのかもしれませんね。

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    1. 確かにインフレと円安が加速していくと、内藤さんの分類が説得力を持つ可能性が出てきます。この辺りは対策を考える必要がありますね。

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