周囲がFIREしていると言うからFIRE?
先般も取り上げた「43歳早期リタイアの投資家」さんの記事ですが、
どうしても引っ掛かることがあった個所がこちらです。
"よく周囲から私は「FIREしても、なんでずっと楽しそうに過ごせてるの?」と聞かれます。しかし当の私自身としては、周囲が「FIREしている」と言うから「自分はFIREしているんだ」と受け入れているだけで、実はFIREなんて「なにそれ?」程度の感覚です。私はやりたいことしかやっていませんから、楽しそうなのは当然でしょう。経済的な自由を手に入れていますから、無償でもやりたければやるし、億単位のお金を眼の前に積まれても、やりたくないことはやらないで済みます。こんな日々が楽しいのは当たりまえです。一方でいくつかの会社のお手伝いをしたり、多くの管理組合で役員になっているので、毎日あちこちに出かけています。むしろ、勤め人時代よりも慌ただしく過ごしているので、人によっては「早期リタイアしてないのでは?」とツッコミたくなるはず。でも、その通りです。私は「嫌なことから早期リタイア」しただけで、人生から早期リタイアしたわけではないのですから。もし勤め人でいるのが嫌ではないなら、敢えて辞める必要はないでしょう。” (引用元) FIREしたのに「幸せに見えない」人たち。43歳早期リタイアの投資家が語る“残酷な現実”
周囲が「FIREしている」と言っているそうですが、
どういう方々が言っているのか気になるところです。
勤め人時代よりも慌ただしく過ごしているのにFIRE
経済的自立を達成していて、やりたいことしかやっていない、
でもこの方は「勤め人時代よりも慌ただしく過ごしている」そうです。
働かなくても暮らしていける資産があったうえで、
自分の好きなことだけしている生活をFIREと呼んでしまいますと、
既に巨万の富を築いた売れっ子漫画家とか、
契約金だけで1億円もらったプロ野球選手とかもFIREです。
イーロン・マスクもビル・ゲイツもFIREでしょうね~。
こういった考えはかなりの違和感があると思います。
”経済的自立”達成後は何をやっても好きな仕事?
なぜこのような不可思議な話になってしまうかというと、
経済的自立を達成した後に行う経済活動が、
「自分の好きでやっていること」
という一括りで語られてしまうからかと思います。
例えば、資産1億円を達成して一応の経済的自立を達成するも、
本当は1億円程度では全然満足していなくて、
10億円とか100億円を目指してがむしゃらに働いているとしても、
「自分は好きな仕事しかしていません!」
とか言えば、FIREっぽくなってしまいます。
また、本当に「好きな仕事」だけをやっていたとしても、
仕事には責任も伴うし、嫌なヤツとの接点もあるでしょうから、
「好きな仕事だけ」という概念自体、相当な無理があるように思えます。
まあこれは、私が嫌な仕事しかしてこなかったから思うだけかもしれませんが...
Retire Earlyにもっと重点を置くべき!
まあ、そんなわけで、私はFIREを語る時は、
”Retire Early”にもっと重点を置くべきではないかと思います。
生きがいでやっている仕事だろうが、
好きでやっている仕事だろうが、
暇つぶしでやっている仕事だろうが、
とにかくフルタイム労働していればRetire Earlyでないのは間違いないので、
この手の仕事をしている方をFIREと呼ぶのは、
そろそろやめたほうが良いんじゃないでしょうかね?
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