2017年8月29日火曜日

セミリタイアへの障害 ① 無職になるということをどう考えるか?

セミリタイアを早々に決意した自分ではありますが、
やはりセミリタイアへ踏み切るには多くの障害がありました。
最初の障害は

「無職になる」ということを自分の中でどう消化するのか?

ということです。

日本では、セミリタイアやアーリーリタイアメントが一般的ではないので、
「セミリタイアすることにしました」
と言って、
「おめでとう、良かったですね!」
などいう返答が返ってくるくることはまずありません(と思います)。

40代~50代で「無職です」というのが、ひどく格好悪いと思ったり、
世間体が良くない、という風に考えた時期もありました。

ただし、よくよく考えてみると、それはあくまでも、
「他の人がどう考えるか?」というだけで、
自分自身がそんなことは考えていないことに気が付きました。
自分の感情だけで言えば、シンプルに「羨ましい」の一言です。

定年まできっちりと働くのが常識!という世間一般の考えに捉えられていると、
そこから逸脱するのがあたかも悪いことのように思ってしまいがちです。
しかしながら、定年など社会が勝手に決めたもので、
何もそれに従う必要はそもそもありません。

自分がやりたいことが会社にない場合、
また、会社を辞めなければ自分のやりたいことができない場合、
「定年まで働く」という前提に立てば、
「やりたいことを会社で見つけるようにがんばる」
「休暇をフルに活用してやりたいことをやる」
という対処療法的解決策しかでてきません。
結局、「我慢して定年まで働くしかない」という結論になりかねません。

「定年まで働く」という前提を取っ払えば、
「会社をできるだけ早く辞めるにはどうしたらよいか?」
全く異なる問題設定をたてることができます。

会社を辞めてみてしみじみと思うことですが、
世間体なんて本当に気にならないものです。
誰も私に注目なんかしていないわけです。

ただ、世間体を気にしないあまり、つい、
髭もそらずにボロボロの服で外出してしまいそうになりますが、
そのあたりだけはきっちり世間様に恥ずかしくない格好で外出したいと思う次第です。

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