2017年8月21日月曜日

「やりがい」を求めて就職したはずが。。

就職活動をしている大学生の頃、会社を選ぶ基準の第一は
「やりがい」だったのではないか?と思います。

そんな自分が、仕事に「やりがい」というものを全く感じなくなったのはいつか?
というのを改めて考えてみました。

結論から言えば、仕事に関しては、最初から最後まで
「やりがい」なんか感じていなかったな、ということに気が付きました。

理由は色々あると思いますが、一番の理由は

「ただの一度も、希望の部署に配属されなかった」

ということだと思います。

つまりは、

① 希望の部署に配属されない ↓

② やる気がおきない ↓

③ やる気がおきないので仕事の成果も上がらず評価が下がる ↓

④ 評価が低いので希望の部署が遠のく ↓

⑤ ①に戻る (以後繰り返し) ↑

という、デフレスパイラルのような状況が続いていたということです。

逆の観点から言えば、希望でなかった部署の仕事には1mmも興味が持てなかった、
ということでもあります。

希望の職種につけないことが、周囲の状況を分析してほぼ100%だと実感した時に、
最初の転職をしました。

転職先で顧問のような仕事をされている方がいて、
転職した理由を聞かれたので、上記のような話をした時に
言われた言葉は以下のようなものでした。

「若い内は希望の仕事とか言ってないで、与えられた仕事だけ頑張ればいいんだ!」

会社にとっての理想のサラリーマン像としては確かにその通り!
何も文句も言わずに黙々と働く人と、
文句言って働かない人では(私も文句だけ言って働かなかったわけではないですが)、
そりゃー働く人のが評価が高いです。

でも、やっぱり自分としては嫌な仕事は嫌ですね。
結局、嫌な仕事を定年まで続けることがほぼ確実になった時に、
今度は転職ではなく「セミリタイア」というカードを選びました。

セミリタイアの最大のメリットは嫌なことをしなくていい、
自分の好きな事のみに専念できる!ということでしょう。
ここに、サラリーマン生活にはありえない自由があります。

今後は、経済的制約はあるものの、
少しでも多くの場所に旅行をして、少しでも多くの本が読めればいいな!
と考える次第です。

これが今の私の辿り着いた 「やりがい」でもあります。

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