2017年8月14日月曜日

私的・セミリタイアの定義

そもそも、セミリタイアとは何でしょうか?

このことについてきっちり考えてみようと思ったのは、
セミリタイア生活を綴った諸先輩方のブログを見てです。

ある人は、セミリタイアというより完全にリタイアしているような方、
また、ある人は、セミリタイアとは言うものの週に何日かは働いており、
セミリタイアというより時短勤務みたいだな、という方もいらっしゃいます。

人それぞれのセミリタイアがあるので、
正解があるという類の話ではないかと思いますが、
自分が目指すセミリタイアの姿は何か?ということを明確にするためにも、
ここはきっちり定義付しておきたいと思った次第です。

従って、セミリタイアの定義というより、
自分が考えるセミリタイアの必要十分条件と言った方がいいかな?とも思います。

【私的・セミリタイア定義】

自分が考えるセミリタイアの定義は以下の2つの条件を満たしているもの、
と致しました。

① 働かなくても生活に十分なキャッシュフローが得られる 

私はキャッシュフローの確保は基本的に貯蓄の取り崩しで賄う、
と考えています。

そうなると、十分なキャッシュフローを
「遊んで暮らせるだけのお金がある」
とすると何億円の資産というお金の話になるかと思います。

そうではなくて、「衣食住揃ってとりあえず生きていける」
というのを目標レベルに設定すれば、目標金額はかなり下がるかと思います。

自分の経験上でいえば、「働くのがしんどい」「先が全く見えない」
というような状況になった時、最低限の資産を貯めることを目標にして、
ここから脱出するのが先決ではないか?と考えました。
(当初は優雅に暮らせるレベルを目標にしていました。
 目標をそのままにしていたら、今でもサラリーマンだったと思います。)

実際に、会社を辞めて思ったことは、会社にさえ行かなければ、
世の中楽しいことは多いな、ということですね。

私は会社を辞めて、最初に図書館に行ったときに、

「これからこれらの本を無料で好きなだけ読める!」

と考えたら、眩暈がするほど幸せな気分になったことを思い出します。

② 何らかの組織に対して果たさなくてはならない義務がない

これは単純に言えば、サラリーマンをやめる、ということですね。
サラリーマンは組織に所属して給与をもらっている以上、
労働力を提供し、様々なルールに縛られているわけです。
そこから脱出できなければ意味がないな、と思いました。

もっとストレートに言うと

「上司のいない世界」

ということでしょうか?

セミリタイアを志した理由の中で多く耳にするのが、

「上司とそりが合わない」

というものですが、圧倒的な力関係の差がある
日本の会社のサラリーマンの上司・部下の関係で、
上司のハズレを引いたら最悪ですね。
上司は選べませんから。。。

何故、昨今、パワハラ・セクハラ講習などが企業で盛んに行われるかというと、
それだけそういうことをする人がいるということですね。
(余談ですが、各課で行うパワハラ勉強会なんていうのは、
 パワハラする人がパワハラされる人に、パワハラはいけません!
 なんてやるわけですから、悪質な冗談のようです。)

サラリーマンでなくなった今、自分に対して理不尽な要求をする人がいなくなりました。
土日に電話がかかってきて、いきなり出社することもないでしょう。

それだけでも、心穏やかに過ごせるというものです。

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