2025年8月8日金曜日

国民年金・任意加入制度について年金事務所に確認に行ってきた!

国民年金保険料全額免除が多いセミリタイア民


セミリタイア生活を過ごされている方々は、
国民年金保険料については全額免除の申請を行っている方が多い印象です。

保険料の全額を免除された期間は老齢年金を受け取る際に、
保険料を全額納付した場合の年金額の2分の1 (税金分)を受け取れますし、
国民年金保険料を払う分は自分で運用した方が良いだろう...
みたいな考え方なのかと思います。

ただ、私はそれに逆行するスタンスを取っている感じで、
60歳以降も国民年金に任意加入して、
受け取る年金を増やそうと思っています。

と言いますのも、私は大学生時代は国民年金保険料を払っておらず、
60歳になった時に納付月数が480月に満たないからです。

年金事務所に手続きの確認へ!


私は今現在、国民年金保険料はクレジットカードで2年間前納をしていますが、
次の引き落としは2年間を切ってしまいます。
この辺の手続きをどうするのか?
よくわからないので年金事務所に行ってきました。
確認してきた内容は以下の通りになります。

・このままだと、59歳~60歳までの保険料がまとめて引き落とし。
 なお、クレジットカードより口座振替のがお得だが、
 これはマイナポータルから変更手続きが取れる。

・任意加入は60歳の誕生日の前日より手続き可能。
 その場合は年金事務所か区役所年金係に実際に行く必要あり。
 なお、国民年金保険料は毎年上昇するので、
 早めの手続きがお勧めとのこと。

本当に得なのかはわかりませんが...


任意加入制度については前から意識はしていたものの、
具体的な手続きとかは一切知らなかったので、
一応の確認ができて良かったです。

まあこの判断が最終的に得となるのか損となるのかはわかりませんが、
国民年金保険料を支払う手持資金がないわけでもないので、
インフレリスク、長生きリスクには出来る限り手を打っておこうかと思います。

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2025年8月7日木曜日

仕事では承認欲求が満たされないのでFIRE!

FIREと承認欲求


FIREと承認欲求を絡めて論じる人が増えているように思えます。

多いのは、FIREして社会と疎遠になってしまうと、
誰からも必要とされない状態になって、
承認欲求が満たされない!みたいな文脈かと思います。

これはそういう側面もあるとは思いますが、
それではサラリーマンを継続していたら承認欲求が満たされていたのか?

これは全然違うと思いますし、
むしろ、承認欲求が満たされないのでサラリーマンを辞めた!
と言うことができるのでは?と私なんかは思います。

サラリーマンの所属からのアプローチ


この問題を考えるに当たっては、
サラリーマン時代の所属から見るのが有効だと思いました。

具体的には、

① 所属している会社
② 所属している事業部
③ その中での自分の立ち位置

といった具合です。

まず所属している会社ですが、
ダイヤモンドオンラインの「年収が高い会社ランキング」の上位の会社とか、
世界で唯一無二の技術を持っている会社とかであれば、
さぞや承認欲求が満たされるでしょうが、
あいにく私の所属していた会社はそうではありません。

それでも、会社の中では儲かっている花形部署にいるならば、
それなりに承認欲求も満たされるかもしれませんが、
これも残念ながら違います。

そして、儲かっていない部署でも、
自分はその中では出世頭だ!となれば状況は違うかもしれませんが、
これも全く違います。

こういう状況の中で、どうやって承認欲求を満たすのか?
なかなか難しいんじゃないでしょうかね~。

負の承認欲求が満たされる...


もちろん、出世するとか高給を得るだけが承認欲求を満たすわけではないでしょう。

この仕事は給料は安いけど社会には必要なんだ!とか、
日々の仕事でちょっとしたお礼を言われるだけでも嬉しい!とか、
そういう事も多々あるとは思います。

ただそういった喜びよりも、
人格否定のような叱責を受けるであるとか、
実績に比較して評価が低いとか、
そういう「負の承認欲求を満たす」みたいなことのが多いかな?と思います。

評価とは無縁のFIRE生活


まあ私のサラリーマン時代は、
褒められるより自慢される方が100万倍多かったので、
その点でも承認欲求を満たすなんてのは無理でしたね。

そもそも論として、嫌いな会社、嫌いな仕事で承認欲求など満たされるのか?
という根本問題もありそうです。

なので、今の私にも承認欲求は少なからずあるのでしょうが、
仕事でそれを満たそうなんてのは皆無です。

こういった評価とは無縁のFIRE生活で良かった!
としみじみ思いますね。

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2025年8月6日水曜日

【どちらが幸せ?】孤独が気にならない VS 知り合いがそこそこいる

猛暑で公園から人が減った


かつてない猛暑が日本列島を襲っています。

私個人のライフスタイルは、
猛暑になったからといってそれほど変化はせず、
ジム、図書館、スーパー等への外出頻度は変わっていません。

ただ、これらの目的地へ行く途中にある公園では、
明らかに人が減少傾向にありますね。
平日日中の主役である子供と老人の減少が特に大きいです。

しかしながら、この猛暑にも関わらず、
朝から公園で話し相手を求めるご老人もいらっしゃいます。

暇な時間が増えたのでラジオを持ち込む


このご老人は朝から夕方まで同じ公園で見かけて、
地元の知り合いと会話を楽しんでいることが多かったのですが、
この猛暑なので、一人でいることが増えたように思っていました。

そしたら、ここ数日はポータブルラジオを公園に持ち込み、
イヤホンなどすることもなく、
比較的大音量でラジオを聞くようになっていました。

いや~、暇でラジオ聞くなら冷房の効いた室内で...と思いますが、
知り合いとのトークの機会が何よりも大事なのでしょう、
相変わらず、知り合いが来るのを待っている感じです。

私は近所に知り合いなどいないが...


多くの老人にとって、この猛暑の中であれば、
外出して知り合いと喋るより、
家にいた方が良いと思うのは自然なことかな~と思います。

また、”近所の知り合い”を超えたレベルの友人関係であれば、
お互いの家を行き来するとかサイゼリアとかで駄弁るのもありでしょうし、
実際、ファミレスなどではそういった光景も見かけます。

この辺を総合的に見てみると、
孤独が特別気にならなくて一人でダラダラ過ごす方が、
知り合いがそこそこいるレベル人の人よりは、
圧倒的に幸福度が高いのかな?と思ってしまいました。

まあ、名前も知らない老人に対する分析なので、
まるでこの分析が間違っている可能性もありますが、
今の私に近所の方とお喋りしたい願望がないことだけは確かですね。

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2025年8月5日火曜日

セミリタイア8周年の感想 ⑤ DIE WITH ZEROへ向かっているのか?

資産減少速度は緩慢に推移


セミリタイア7年目が終了した時に課題にしたのが、
お金の適正な使い方が出来ているか?
というものです。

ただ、結論から言えば、
これについては出来ているとは言い難い部分もあるかな?
という感じですね。

株式市場が良い感じで推移していることもあり、
資産減少速度が当初想定より穏やかなものになっています。

年金受給が視野に入ったので...


年金受給開始年齢まで7年を切った現在、
平均寿命・健康寿命なども考慮して考えると、
今がお金の使い時かもしれません。

ただそうは言っても、
冷房の効いた部屋で本をダラダラと読むのが一番楽しいという状況で、
しかもその本代すら図書館で借りればタダだと、
冷房代くらいしかお金がかからないのが現状ですね。

ちょっと高い弁当を買って、
ちょっと高いワインを買うくらいか贅沢となってしまっています。

DIE WITH ZEROの思考で


旅行の項で述べたことと同じになってしまいますが、
今の生活に特に不満はないものの、
より高齢になって後悔するリスクは避けるべく、
メリハリ消費を心がけていきたいです。

差し当たっては、
週一ペースでの日帰り旅行に行くこと、
憧れていたラグジュアリーホテルに宿泊すること、
そういった事を考えていきたいです。

ただこういったことも、
株価下落局面が訪れると、
一旦リセットみたいな気持ちになるので、
なかなか難しい問題ではありますね。

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2025年8月4日月曜日

セミリタイア8周年の感想 ④ 非日常活動(旅行)をどうするか?

セミリタイア8年目の旅行実績はゼロ!


セミリタイア生活の柱と位置付けていた旅行ですが、
泊りがけの旅行にはここ1年以上行っていません。

この理由は主として以下のようなものとなっています。

① ANAマイレージで座席確保が困難
② 物価高で欧州旅行を断念
③ 九州旅行が台風でキャンセル

それぞれ見ていきたいと思います。

ANAマイレージで欧州便の座席確保困難


旅行に行けていない理由の第一ですが、
昨年も述べましたが、ANAマイレージでの座席確保が困難というのがあります。

アジア便は若干取りやすくはなってきましたが、
欧州便は取りにくい状況が継続しています。

セミリタイア前は、GWとか夏休み中に行く必要はないので、
欧州行きも簡単に座席が取れるだろう...と思いましたが、
そのようなことはなかったですね。

そして、仮に運よく航空券がゲットできたとて、
欧州の物価高騰に円安のダブルパンチで、
旅行に行きたい気持ちはかなりそがれましたね。

英国・スイス・北欧は既に日本人が普通に行く物価ではなくなったし、
イタリア・スペインなどもかなり割高感を感じます。

国内旅行は悪天候でキャンセル


ANAの特典航空券については、国内ならまだ取りやすいです。
なので、何度か国内旅行に行こうと思ったのですが、
台風など悪天候の影響で3度ほどキャンセルとなりました。

こればかりはタイミングの悪さを嘆くしかないですが、
いつでも行けると思うと、
改めての計画を立てるのが億劫になるという側面も大きかったです。

行こうと思えば行けたのだが...


ここまで書いていて改めて思ったのですが、
旅行など行こうと思えばいくらでも行けましたね...

特に国内などは、電車を利用するなり、
また、そもそも近場でも行きたいところは多数あります。

とは言え、普段のマンネリ化した生活が快適なので、
あえて旅行に行こうという気がなかなかおきない!
というのが主要因かと思います。

それではこのまま家でダラダラしている生活で良いのか?
全然良い!というのが率直な感想ではありますが、
唯一の不安材料が未来の自分がどう考えるかです。

70代~80代となって、本当に海外に行くなど体力的に無理!
となった時に、やはり50代でもっと旅行に行っておくべきだった...
と思うようになる気がするんですよね~。

まあ、旅行は行ったら行ったで楽しいですし、
こんなとこ行かなきゃよかった!
みたいな経験もないので、
ある程度積極的に旅行に行きたいとは思います。

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2025年8月3日日曜日

セミリタイア8周年の感想 ③仕事復帰願望はゼロ

仕事復帰願望は引き続きゼロ


セミリタイア生活は8年が経過し9年目に入りましたが、
その間、スポットでも働いたことがありません。

また、実際に求人に応募したこともないので、
本当は働きたかったけど採用されなかっただけ...
ということでもありません。

本当に働こうと思ったことがないのです。

この理由について述べてみたいと思います。

未だにトラウマが残る


仕事復帰願望が全くない一番大きな理由というのは、
未だにサラリーマン時代の嫌な記憶が残っていることだと思います。

流石に退職して時間が経っているので、
携帯が鳴るだけで胃が痛くなるとかはなくなりましたが、
何かのきっかけで会社で受けた屈辱的な事を思い出すことは多々あります。

また、仕事絡みの悪夢というのも、
頻度は減少しているものの、
今でも時々見ますね。

こういった嫌な経験を思い出しても、
すぐにまた通常の生活に戻ることがほとんどなのですが、
何かツボに入ってしまうと、
あたかも昨日怒られたかのように、
半日くらい悪感情を引き摺ってしまうことがたまにあります。

この辺りを考えてみますと、
再就職しても同じような目に会うイメージしかないんですよね~。

やりたい仕事はない!


FIRE卒業の方の仕事復帰理由として、

「前からやりたいと思っていた仕事で声が掛かった」

といった類の内容を何度か聞いたことがあります。

まあ、私にそのような声が掛かることはありえないのですが、
そもそも論として、私は今現在やりたい仕事などありません。

仕事への未練的なものは断ち切ろうと思って断ち切ったわけではないですが、
職種の希望がかすりもしなかったということで、
サラリーマン時代晩年には、既にやりたい仕事などなくなっていました。

そんなわけで、仕事復帰願望はゼロなのですが、
未だにFIREするとまた絶対に働きたくなる!
みたいな人が相変わらず多いので、
私としても定期的にこの辺りには反論しておきたいと思う次第です。

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2025年8月2日土曜日

セミリタイア8周年の感想 ② 固定化された日常が心地よい

固定化したセミリタイア生活


最近のセミリタイア生活は良い意味でマンネリ化しており、
1日のスケジュールは以下の通りとなっています。

5:00~7:00 起床
起床後~10:00 ニュースチェック、ブログ執筆、家事全般、朝食
10:00~12:00 サイクリング and/or ウォーキング後にジムでサウナ
12:00~13:00 YouTube等見ながら昼食
13:00~17:00 読書、昼寝
17:00~18:00 夕食準備、入浴
18:00~23:00 ナイター等を見ながら夕食、後はフリータイム
23:00~            就寝

月に何度か神社巡りなどで外出しますが、
それ以外はほぼ上記のような代り映えのない生活です。

当面はこのような生活が続くものと予想されます。

良いマンネリと悪いマンネリ


エキサイティングな仕事をしてきた方から見れば、
何ともつまらない生活に見えるかもしれませんが、
そもそも仕事がマンネリ化していた私から見ると、
今の生活はパラダイスと言えますね。

私がサラリーマンを辞める前の仕事というのは、
特に新しい刺激があるでもなく、
同じようなことを日々こなして、
同じようなことで怒られるみたいな日々だったので、
いわば悪いマンネリとでもいうべきものでした。

今はマンネリ化した生活とは言いながらも、
読書・動画などは日々新しいものに出会っており、
日々新鮮な気持ちを味わっているという部分もあります。

一部の方が強固に主張する、
「FIRE生活は飽きる!」
というのは、少なくとも私には当てはまっていませんね。

改善点は見当たらない...


日常生活についてはこんな感じで特に不満はない感じですね。

しいて言えば、食生活については、
もう少しお金と時間を使って充実させてもよいかも?
とは思います。

ただ、今でもそんな貧相な食生活なわけでもなく、
特別今以上の努力をする気はないかな?という感じです。

こういった生活を改善させよう!みたいな気持ちは元々強くなかったですが、
昨年と比較してもその気持ちはどんどんなくなっていきますね。

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2025年8月1日金曜日

セミリタイア8周年の感想 ① セミリタイア生活の折り返し地点を通過!

本日よりセミリタイア生活9年目がスタート


サラリーマンを辞めて8年が経過しました。
今年もこの機会にセミリタイア生活を振り返ってみます。

第一に申し上げたいのが、

「早期退職して良かった!」

ということで、これは毎年同じ感想になってしまいますが、
この1年はそれがより強固になる出来事がいくつかありました。

代表的なものを2つ挙げてみたいと思います。

サラリーマン継続なら想定より事態が悪化


第一に私の勤務していた企業の業績悪化が挙げられます。
私が在職している時にも同様な事態に陥ったことがありますが、
その際は、賞与が激減するという待遇面での悪化に加えて、
細かい支出にも上の許可が必要になるなど、仕事量も激増しました。
その辺りを考えると、本当に辞めて良かったと思うわけです。

また、何人かの知人が激務の部署に異動になったと聞いたことも、
セミリタイアして良かったと思う要因になりました。

例えば、毎日定時帰りでそれなりの高給を得ていた人が、
役職定年+子会社異動となった結果、
毎日残業の日々となったという話を聞いて、
サラリーマンはこのリスクがあるよな~
というのを改めて感じたわけです。

セミリタイア生活折り返し地点を通過


あとは、セミリタイア生活で折り返し地点を通過したというのも、
自分にとって精神的に大きいものがありました。

「折り返し地点」とは何か?ということですが、
私の考える”セミリタイア期間”の半分という意味合いです。

今は65歳定年が一般的であり、
65歳からは年金が支給されます。
これ以降を普通に老後と考えますと、
50歳で早期退職した自分にとって、
セミリタイア期間は50歳~65歳までの15年間となります。

その半分が経過したということで、
資金的にも年金受給開始まで持ちそうだし、
会社を辞めてから今までと同じ時間が経過すると、
いよいよ年金受給の権利が獲得できるのか!と思うと、
まだまだ色々な事ができそうだ...というワクワク感もあります。

これ以外にもいくつか思いついたこと、
気になっている点など、
次項以降にいくつか触れたいと思います。

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2025年7月30日水曜日

過去の栄光を引きずる人との会話は疲れる...

元同業者のよくわからないプライド


元々は私と同じような会社に勤務していた人と話をしていて、
ちょっと気になることがありました。

その人は、そこそこ有名な金融機関に勤務しており、
この手の金融機関にありがちな話ではありますが、
数年おきに転勤をして色々な職種を経験しています。

ただ、彼にとってのキャリアのコアとなるのは、
若手時代に所属していた資金運用部門らしく、
自分はその系統の人間という意識が極めて強かったです。

それは自分で勝手に思えば良いので本来はどうでもよいのですが、
ちょいちょい、自分は花形部門にいたんでね、
君とはちょっと違うよ!
みたいな感じで話をするのはちょっとうざかったですね。

事務部門の方が長いのに...


ただ、よくよく話を聞いてみますと、
彼自身はバックオフィスにいた期間の方が長く、
客観的にみるとその人は事務部門の専門家ではないかと思うのですが、
本人にその意識は全くありません。

まあ過去の栄光を引きずるではないですが、
こういったタイプの人には時々で会うことがあります。

〇億円の商談をまとめたとか、
あのプロジェクトはオレが入札したんだとか、
聞いてもいないことを自慢する人です。

FIRE成功の一因は仕事での成功体験がないこと?


こういった話を聞いたうえで私のキャリアのコアは何だったかを考えると、
一番長かったのは経理部門だとは思うのですが、
そんな威張れる程の実績は何も残していないし、
中途入社で愛社精神もゼロだったので、
特にキャリアの中心を形成するものはないかな?という感じです。

これはサラリーマンを続ける上ではハンディキャップになりえますが、
FIREをした今となっては強みだと思う部分もありますね。

その一番は、仕事に戻りたいと思うことがないことです。

FIRE後に声を掛けられて仕事に復帰するというパターンは、
自分のキャリアのコアを持っている人で、
そのキャリアを活かせるなら...という人なのでは?
という仮説を持っています。

心穏やかに私がFIRE生活を過ごせるのも、
仕事に復帰できる実績とかがないことも大きいです。

そう考えますと、
中途半端に仕事で成功した体験とかがなくって良かったと思いますね。

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2025年7月29日火曜日

FIRE志望者・”仕事嫌い”の分類 ⑤ 嫌いな仕事でしか働けない (やりたい仕事はある)

FIREを志した根本的な理由


私がセミリタイアを目指すきっかけはパワハラ的労働環境ではありますが、
より根本的な理由を探ると希望の職種につけないということが大きかったです。

と言いますのも、パワハラは自分か上司が異動すれば、
とりあえずは解決できる(かもしれない)問題とも言えますが、
仕事自体が自分の希望と程遠いものであれば、
労働環境全般の解決にはつながりません。

私自身、30代前半でこの事態を薄々察知はしていたので、
FIREへ向けての準備をこの時期に切ることができたのは、
不幸中の幸いとでもいうべきことかと思います。

事態は想定以上に悪化...


上記で述べている内容は主として職種に関してですが、
昇進・昇給という面でも40代以降は恵まれませんでした。

40代半ば以降は、ちょっとこの人どうなんだろう?
みたいな若手にも追い抜かれて、
仕事へのモチベーションはますます下がりました。

まあ、この時期はFIRE資金の目途も立っていたので、
こういった事態は他人事のように眺めていた感じではありましたが...

そして、「もうこれ以上この会社で働くのは無理だな...」
というタイミングで辞めたという感じです。

FIREで最悪の事態は回避


仮に私がFIREとかセミリタイアという概念を知らずに、
馬鹿正直にあのまま働いていたとしたら、
相当ひどい状態になっていたかと思います。

恐らくは、50代で20代若手と同じ仕事を、
30~40代の上司の元で夜遅くまで強いられるというのが、
最も可能性の高いシナリオだったと思います。

それを考えると今の生活はパラダイスと言えますね。

50代以降はやりたい仕事につけない確率は高い


上記に個人的な事情をちょっと長めに書いてしまいましたが、
一般論としても、50代以降はやりたい仕事につけない確率は高いかと思います。

50代ともなれば役職定年で若手と同じ仕事をさせられたり、
出向で今までと全く違う仕事をさせられたりといった確率は、
結構高いでしょうかね。

まあ、この辺の事情は各自全然違うとは思いますが、
50代以降の仕事が全くやりたくないものになる確率は結構高いので、
その為にFIREの準備をするというのは有効な選択肢ではあると思います。

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2025年7月28日月曜日

FIRE志望者・”仕事嫌い”の分類 ④ 正社員の仕事は嫌いだがバイトならOK

「正社員の仕事が嫌い」は理解できるが...


FIRE志望者の中には、仕事が嫌いというよりは、
正社員というポジションに伴う仕事が嫌いと言う方がいらっしゃいます。

正社員に伴う仕事で何が嫌かと言えば、

① 仕事に対する責任が重い
② 仕事そのものの難易度が高い
③ 人間関係 (嫌な飲み会への強制参加含む)
④ 長時間労働 (サービス残業含む)

といったことが挙げられます。

責任の伴わない単純作業だったり、
職場は都度変わるスポットバイトだったり、
労働時間が事前にきっちり決まっている仕事だったりであれば、
働くのは全然かまわないよ!というパターンです。

楽な仕事のみをチョイス


時々目にするパターンとして、
正社員を辞めてから楽なバイトを選り好みして生活、
ノーストレスの仕事しかしていませんよ!
みたいなものです。

このスタイルは、いわゆる低資産FIREと結びついていることが多く、
例えば、500万円の資産でサイドFIRE、
生活費が安いので楽なバイトの収入の範囲で十分暮らせますよ!
なので、資産を取り崩す必要もなく、
また、正社員時代に比べて、時間的にも全然余裕がありますよ!
というものです。

確かに、正社員で心身ともに疲弊するよりは、
こちらのライフスタイルのが良さそうに思えます。

将来的な不安は結構大きいのでは?


ただし、こういったライフスタイルは結構リスクが高いのでは?
と思わざるを得ないと思います。

まず第一に、”楽なバイト”などというものが継続的に見つかるのか?
長期的にはAIに仕事を奪われるみたいな状況が予想されますし、
短期的には年齢を重ねていくだけで、
こういったバイトに採用される確率が減少するように思えます。

また、どんなに楽な仕事であっても、
時間的には拘束されるわけです。

完全FIREのような生活をしている身からすると、
楽な仕事ならやりたいみたいな気にならない部分もあります。

正社員のが効率よく稼げる


なので、正社員で普通に稼いでから、
普通にFIREした方が確実性も上がりますし良いかと思います。

実際にバイトだと稼げる額はせいぜい年間200~300万円だとすると、
平気的なサラリーマンの1/3~1/2といったところです。

例えば、30歳から60歳まで30年間バイトを続ける気ならば、
30歳から40歳~45歳まで10~15年間正社員を続けて同額を稼いだ方が、
効率面から見ると良いのでは?
と思いますね。

まあ個人的には、派遣社員とかでも普通に怒鳴られる環境にいたので、
バイトとかの非正規が楽とか言われてもピンとこない感じで、
むしろ立場が弱くて嫌!みたいについ思ってしまいますので、
こういう発想になるのだとは思いますが...

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2025年7月27日日曜日

FIRE志望者・”仕事嫌い”の分類 ③ 労働条件が過酷でFIRE!の潜在的リスク

過酷な労働条件なのでFIREを希望


仕事が嫌でFIREを志望する方の中には、
仕事そのものが嫌いというよりは、
労働条件が過酷すぎるので仕事を継続するのが困難!
という類の発言をされる方が一定数いらっしゃいます。

仕事が過酷の中身には以下のものが挙げられるかと思います。

① パワハラなど上司・同僚との軋轢 (人間関係)
② 長時間労働
③ 過大なノルマ

仕事が嫌いというより会社が嫌い


私がセミリタイアを目指し始めた時に参考にさせて頂いたブログは、
このパターンの方によるものが多かったように記憶しています。

上司のパワハラで体調不良になった公務員の方や、
長時間労働で命の危険を感じたエンジニアの方など、
良く考えると、仕事そのものの中身についてはあまり触れておられなかったような...

私もセミリタイアを目指し始めたきっかけはパワハラで、
これに時期的には長時間労働が加わると言った感じで、
仕事がつまらないだけではFIREとかは目指さなかったとは思います。

FIRE卒業のリスクは高いかもしれない


このパターンのFIREでちょっと私が気になっているのは、
FIRE卒業をする方はこのパターンが多いのかな?
ということですね。

仕事が忙しすぎるとか上司のパワハラが酷すぎるとかで、
必死にお金を貯めてFIREしたのは良いけど、
実際にFIREすると、
仕事でやり残した感みたいなのを感じる人は一定数いるのかな?
と言う感じで、特に30代とかで若くしてFIREすると、
そういったリスクは結構高いのでは?と思います。

まあ「リスク」と言ったところで、
再就職して幸福になればそれで良いのだとは思いますが、
実際に幸福になった人はあまりみないような...

結局のところ、お金がある程度ある状況で、
お金の為ではなくやりがい的なものを求める場合、
仕事で得られる肯定的な満足感のようなものよりも、
人間関係や会社方針が合わないなどの負の側面の方が、
どうしても大きくなってしまうのでは?
と個人的には思ってしまいますね。

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2025年7月26日土曜日

FIRE志望者・”仕事嫌い”の分類 ② 「人間は本質的に仕事が嫌い」は説得力を持つのか?

多くの仕事嫌いの人が語るのは...


FIRE志望者が仕事は嫌いだ!という場合、
自分の仕事についての言及であることがほとんどかと思われます。

今現在、自分がしている仕事がつまらないとか、
自分の勤務先の職場環境が劣悪すぎるとか、
そういった事が原因で仕事が嫌いになるわけです。

ところが、仕事をより大上段の高みから分析して、
人間は本質的に仕事が嫌いなのだ!
という類の事を言う方を時折見かけます。

仕事嫌いは人間の本質


例えば、キリスト教的な考え方として、
「労働というのは神から与えられた罰である」
というのがありますが、
こういった言葉を引用しつつ、
仕事嫌いを正当化するみたいな論法です。

これ以外にも古今東西の偉人や宗教家の言を引用しつつ、
仕事嫌いは人間の本質なのだ!
みたいに論理を発展させていくわけです。

仕事好きの人は夢でも見ているのか?


まあ、こういった議論は聞いている分にはおもしろいですが、
言っている本人がどこまで本当に思っているのか疑問に思える部分もあります。
説得力はあまりない感じですね。

そして、この手の文言について反論するとすれば、
「仕事が生き甲斐」という人が多数いることが挙げられます。
人間が本質的に仕事が嫌い!というのが真実だとしたら、
仕事が生き甲斐と言っている人は、
夢でも見ているのか?ということになります。

流石にそれは無理があるかと思います。

仕事全肯定派よりは良いと思う


とはいうものの、世の中の多数派の考え方というのは、
「人間は本質的には仕事が好き」
「仕事以外で自己実現とかできない」
みたいなものが多いかと思います。

そういった言説に乗ってしまい、
つまらない仕事を低賃金で続けるよりは、
仕事を全否定してFIREへ突き進むのもありかとは思います。

実際に世の中、つまらない仕事のが多そうですからね...

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2025年7月25日金曜日

FIRE志望者・”仕事嫌い”の分類 ① 4つに分類して考える

FIRE志望者は仕事嫌いが基本だと思うが...


FIRE志望者というのは、
基本的に仕事が嫌でFIREを志望すると思うのですが、
「仕事が嫌い」というのにも色々タイプがあるように思えます。

私がFIREをした方々のブログ等を見させて頂いた結果、
仕事が嫌いのタイプは以下の4つに分類できるのでは?
と思いました。

① 「人間はそもそも仕事が嫌い」と哲学的に考える
② 労働条件が過酷すぎる
③ 正社員の仕事が嫌い (派遣・バイトはOK)
④ 嫌いな仕事でしか働けない (やりたい仕事はある)

仕事が嫌いは共通しているものの...


まあ結局のところ、仕事が嫌で辞めるのは一緒だろ!
と現役サラリーマンなどからみればそうかもしれません。

ただ、FIREした側から見ると、
違う理由でFIREした人を理解するのは困難な部分もあり、
批判された方から見ると的外れに思える部分もあるかと思います。

FIRE卒業のリスクも異なる


また、FIRE卒業というリスクについても、
辞めた理由によりその確率が異なるかと思います。

①のように、仕事そのものが大嫌いという主義に基づいていれば、
資金枯渇でもない限り仕事に復帰することはないかと思います。

しかしながら、②のように単に労働条件が過酷で辞めた場合、
「ウチの会社は定時で毎日帰れるし、パワハラとか一切ないよ!」
と甘い言葉を囁かれたらサラリーマンに戻るかもしれません。

この辺りの事についてはちょっと気になってしまったので、
それぞれのタイプについて次項以降見ていきたいと思います。

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2025年7月24日木曜日

月収20万円のシニア清掃員の求人を見ての雑感

地下鉄駅で求人情報誌を何気なく手に取る


地下鉄駅構内、出口付近にはフリーペーパーが多数置いてあり、
マンションや地元グルメ関連のものはよく手に取ります。

しかしながら、先日はその手のフリーペーパーが全くなくて、
求人関連のもののみが置いてあったので、
何気なく手に取って、パラっと読んでみました。

すると、私の住む集合住宅と同じ会社の清掃関連求人が出ており、
それを見て、ちょっとあれこれと考えてしまいました。

フルタイム労働で月収20万円


私が身近に接する清掃員の方ですが、
50~70代の方が中心と思われます。

労働時間は平日8:00~16:00、土曜日は8:00~14:00、
それぞれ1時間の休憩ありとのことで、
月収例として20万円という条件が提示されていました。

一昔前のイメージからすると、
そこそこ稼げるというのが第一印象です。

そして、20万円貰っているのであれば、
当面の生活に困るということはなさそうだな...とは思います。

ただ、いつまでも続けていられる仕事でもなく、
このキャッシュフローが途絶えたらどうするのか?
既に手は打ってあるのか?
この辺りは人それぞれでしょうが、
ちょっと気になってしまいました。

労働に見合う対価なのか?


それともうちょっと根本的な問題で言えば、
フルタイム清掃員の労働の対価として、
月収20万円というのは妥当なのかどうかですね。

今現在の日本の経済状況・労働市場の状況を考えると、
結局のところこれが妥当と言わざるをえないのでしょうけど、
労力にしては安いというのが率直な印象ですね。

特にこの時期は炎天下の作業もあるし、
ゴミ集積所など熱気と臭気が漂っており、
かなりの重労働になるかと思います。

セミリタイアして正解と改めて思う


もちろん、働くには対価だけの問題でなくやりがいとかもあるでしょう。

私の住居でも活き活きと働いていらっしゃる方は一定数いる印象ですが、
元々コミュニケーション能力が高いと思われる女性が中心で、
私が同じ仕事をしてもこうはならんだろうな~という感じですね。

私がセミリタイアを目指した理由の中にも、
高齢になっての労働を避けるというのもありましたが、
現状の労働環境を鑑みると、
個人的な価値観から見ると正解だったと思います。


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2025年7月22日火曜日

クレーマー老人を見て、自分は悪くないのに怒られた会社員時代を思い出す...

家電量販店のスマホ売場にて


某家電量販店のスマホ売場にて、
とてつもない大声で店員を怒鳴りつけている老人がいました。

年齢は恐らく70代後半のようですが、
あの筋張った身体であれだけの大声が出せるのはすごいと言えばすごいです。

何を怒っているのか嫌でも聞こえてきたのですが、
どうやらスマホを格安で購入する際に必要な、
各種オプションについて、
「そんなの入った覚えがない!」
「何で料金がこんなに高いんだ!」
という事でお怒りのようです。

大手家電量販店がこの辺を説明しないで販売することはないと思いますので、
恐らくは、翌月とかに解約可能な不要なサービスを、
自動で解約されると思ったとかそんなところかと推測されます。

まあそれにしても、自分が販売したわけでもないのに、
後でクレームを受ける担当者はお気の毒という感じです。

ただ、サラリーマン時代に私が老人から受けた数々のクレームについても、
自分が悪くて受けたものはほとんどなかったよな~というのを思い出しました。

きちんと説明したのに...


私が個人相手の営業マンだった時代に、
もっともよく怒られた理由というのも、
同じような構図ですね。

きちんと商品について説明をしたはずなのに、
後になって聞いていないと言われるとか、
前任者がいい加減な説明で販売した商品の尻ぬぐいとか、
そんなのばっかでした。

冷静に考えますと、自分が100%悪いみたいなので怒られたのは、
ほとんど記憶にないですね。

個人相手の仕事は二度としたくない


これ以外にも景品が少ないとか、
どうでも良い事で日々怒られていました。

私はこの時の経験もあって、
仮にFIRE卒業とかになって働くことがあったとしても、
個人相手の仕事というのは二度としないと心に決めております。

それにしましても、カスハラ条例とかできたはずで、
店頭にカスハラの注意喚起を促す掲示は良く見ますが、
この手の老人は減少しているとは思えない気が致します。

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2025年7月21日月曜日

楽天証券26周年フェスに行ってお土産を色々と貰ってきた!

楽天証券26周年フェス・会場参加に当選


2025年7月19日(土)に東京ミッドタウンで開催された、
楽天証券26th ANNIVERSARY FESの会場参加に当選したので、
行って参りました。

「当選」と言っても、当日の会場は相当な混雑ですので、
申し込めばかなりの確率で当たったのではないかと思いますが...

当日は著名な評論家やタレントも登壇していましたが、
やはり有名な方の講演は人気が高いようで、
相当な人が順番待ちをしておりました。

グッズ目当ての参加者も多かった!


また、当日は多数の金融機関がブースを出展しており、
投資信託等々の金融商品についてのミニセミナー開催や資料配布を行っていました。

その際、資料にはちょっとしたグッズが入っており、
また、ミニセミナー参加やアンケート回答で貰えるグッズもあって、
これを目当ての参加者も多かったように思えます。

まあ、私なんかもその手の参加者の一人で、
それなりのお土産を貰ってきたので、
備忘録がてらご紹介致します。




















こんな感じになりました。

モバイルバッテリーが一番高価?


参加前から狙っていたのが楽天・お買いものパンダのマグカップです。
こちらは、ブース訪問のスタンプラリーで貰えるもので、
たしかエコバッグとポーチの3択から選ぶものでした。

そして、恐らく一番高価と思われるものが、
iFree by Daiwa Assetと書かれているモバイルバッテリーで、
TE-0004という型番で2,000円~4,000円くらいで売っているものでした。

その他はグッズの定番であるウエットティッシュやボールペンに加えて、
Ziplocやポテチなども貰ってきました。

まあグッズは別にしましても、
新しい金融商品を知る機会にもなったので、
行ってなかなか刺激にもなって面白かったですね。

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