2025年11月20日木曜日

転職しなければ良かったかも?への回答が出た ① 会社に留まった最悪の事態

FIREへの早期退職は人生最上の決断だが...


私が50歳で早期退職に踏み切ったのは、
私の人生において最上の決断であり、
その後の人生において、
「会社を辞めなければ良かった!」
という感情が湧き出たことは1度もないです。

一方、私が早期退職に踏み切った時に働いていた会社は、
転職で入った会社であり、
そんな会社に転職しなければ良かったのでは?
と思うことはこれまで何度か思った事はあります。

ただ先般、当時の同僚と話す機会があって、
転職はお世辞にも成功とは言えないものの、
最悪の事態を回避できたという側面もあり、
「転職しなければ良かったかも?」
という長年の問いに一つの回答が出たかも?
と思ったので、その件について述べてみたいと思います。

平社員のまま人生を終える可能性


私が元同僚に尋ねた事は極めてシンプルで、
30年間ずっと平社員だった人はいるのか?という質問です。

答えは何人かいるというものでした。

それではその人が、各段に仕事ができないとか、
とんでもない社会不適合者かと言うと、
そういうわけでもないということです。

それでその背景を色々と聞いてみると、
上司とそりが合わなかったとか配属先とか、
私と共通する要素が結構あって、
私が今も最初の会社で働き続けていたとしたら、
同じような目に会っていた可能性はなくはないかな?
という印象を持ちました。

福利厚生・退職金の差が吹き飛ぶ?


私は福利厚生面で待遇が劣る会社へ転職したこと、
退職金が一度リセットされて大して貰えなかったことを考えると、
どうせつまらない仕事なら元いた会社にそのままいた方が、
金銭面でより早くFIREできたのではないか?
という疑念があったのですが、
必ずしもそうでないことがわかりました。

いやそれどころか、
ずっと平社員とか係長止まりだったとしたら、
未だに十分な資産が貯められていなかったこともあるかな?
と思うと、転職しなければ良かった!はとりあえずはないかな?
と思ったわけです。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2025年11月19日水曜日

「FIREしたい高校生は1割程度」と聞いて、社会人の辛さをもっと教えた方がよいのでは?と思ったFIRE民

高校生にFIREしたいか?と聞いたら


 ゴールドマン・サックスの元トップトレーダーである宇根尚秀さんが、
学校で金融教育を行っており、以下のような質問を高校生に投げかけているようです。

"● 「FIREをしたいですか?」 この問いに高校生はどう答えたか
 宇根 また、これまで延べ1000人ほどの学生に「FIRE(経済的自立と早期退職)をしたいですか?」という質問もしてきました。 1割ほどの学生は「そんな選択肢があるなんて素晴らしい、FIREしたい」と答えますが、多くの学生は「そうした生き方があることは理解するけれど、自分は職業を通じて人間的に成長し、夢を実現していきたい」と答えます。この結果は、私にとってはある種の安心材料であり、そうあるべきではないか、という学びにもなりました。” (引用元) ゴールドマン・サックス出身のプロが激白!“女子高生に論破されかけた”深すぎる「お金の質問」
FIREしたい人は1割程度というのは、
私個人の想定よりむしろ多い印象ですかね?

ただ、模範的な高校生の答えに対して、
「そうであるべき!」のような感想でよいのでしょうか?

仕事に夢も希望もなくてもFIREは嫌か?


こちらで比較されているのは、

A:FIREする
B:仕事で成長&夢を実現する

という2つの選択肢です。

どちらがよいかを比較すれば、私だってBを選択します。

ただ、現実社会では、

C:夢も希望もない好きでもない仕事をする(パワハラ付き)

のような選択肢を知らないうちに選ばされているケースが多いです。
私の肌感覚では、BよりCのが圧倒的に多いです。

あなたが将来Cみたいになるならば、
それでもBを目指し続けて努力を続けますか?
それとも仕事には見切りをつけてFIREを目指しますか?
みたいな問いかけをしたらどうなりますかね?

高校生に夢も希望もないことをいうのは悪いのか?


夢と希望に満ちた高校生に対して、

「サラリーマンなんてろくなもんじゃないよ...」

みたいな夢も希望もないことを言うのは悪いかといえば、
私はそうは思わない部分が大きいです。

私のサラリーマン時代が不幸だったのは、
サラリーマン社会の理不尽さとかを十分理解しないで働き始めたみたいなのもあって、
高校時代とかにある程度こういう話を聞いていれば、
もう少しはうまいこと対処できたような気がするんですよね...

FIREブームの背景


まあそもそも論としてですが、
多くの人が仕事で成長して夢を実現しているなら、
FIREブームみたいなものは起きないわけです。

この辺りをきちんと分析したうえで、
サラリーマンが嫌で嫌で仕方ない人は多いんだけど、
FIREより楽しい生き方もあるよ!とかでないと、
あとで騙されたみたいな感じにならないのか?
私なんかはそっちのが心配になりましたね...

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2025年11月18日火曜日

FIREのディメリットと言われている事が実はメリットだったりする件

FIREのメリット・ディメリット


最近ネットニュースでよく見かけるホンダアオイさんが、
FIREのメリット・ディメリットをまとめておられました。

"これからFIREを始めてみたいという方へのメリットとして、ホンダアオイさんは主に2つ挙げている。
①お金の心配をせずに、すべての時間を自分のやりたいことに費やせること。②嫌いな上司と話さなくてよいなど、人間関係のストレスが少ないこと。
反対にデメリットは主に3つあるという。
①やりたいことがないとかなり暇を持て余すこと。暇すぎると無駄に悩むことも増え、人によってはけっこうきつい。
②人から求められる機会が極端に減ること。FIREして事業などをしない場合、自分の存在意義を認識できる機会が減り、思いのほか重要なことだったと改めて感じた。
③平日に会える友人は思ったより少ないこと。みんな普通に働いているため、平日に時間があるからといって気軽に会える人は少ない。” (引用元) FIREで得たのは「暇」だけ?「自由と最高の生き方」を目指した男が語る、早期退職後の人生に潜むデメリット【作者に聞く】
メリットについては100%同意するところですが、
ディメリットについては私個人はちょっと違う部分が大きいかな?
と思いましたので、本日はこの件について触れてみたいと思います。

暇すぎると無駄に悩む?


私は幸いにしてやりたいことがなくて暇を持て余すはないです。
ただし、サラリーマン時代に比べて圧倒的に暇な時間は多いです。

その暇な時間に無駄に悩むというのはないですが、
昔のいやな思い出がよぎるみたいなのは多くなったかな~と思います。

サラリーマン時代は日々嫌なことが新しく身に降りかかってくるので、
昔のいやな記憶など思い出している暇もないですが、
暇なFIRE生活だと「何で何十年も前のことを今思い出すの?」みたいなのがたまにあり、
ちょっと趣旨は違うとは思いますが、
暇の弊害みたいなのは皆無ではないとは思います。

”人から求められる機会が極端に減る”は良い事


”人から求められる機会が極端に減ること”は私にとってはメリットです。

私の退職直前の仕事は閑職だったので、
人から求められる仕事のレベルは極めて低く、
「何でこんなことしなけりゃいけないんだ!」
と日々思っていましたからね...

私は自分の存在意義など仕事では全く認識できなかったので、
あのような扱いを65歳とか70歳まで継続的に受けていたら、
むしろ自分の存在意義に疑問を持っていたと思います。

平日に会える友人は少ないは無問題


「平日に会える友人は少ない」はリタイア前から分かっていることで、
それほど大きな問題ではないでしょう。

友人がほとんどサラリーマンである場合、
会えるのは勤務時間後くらいなわけです。

サラリーマンだと忙しくて学生時代の同期の飲み会に参加できないで、
旧交を温めることができない可能性も高いですが、
FIRE民は暇なので確実にこの手の飲み会に出席できるので、
この点は平日暇のメリットは結構大きいのでは?

まあ、そんなわけで、ここでいうFIREのディメリットというのは、
私にとってはあまりディメリットではなく、
また、私がディメリットと思うような性格なり志向性があったとて、
メリットに比べるとあまりに小さいように思えたというのが結論ですかね?

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2025年11月17日月曜日

「図書館通いは倹約家」と馬鹿にされた会社員時代を思い出した記事

定年後の避難場所が図書館


独身の私にはイマイチ理解できない話ですが、
定年退職後に家にいずらいという話はよく聞きます。

以下の記事もそんな男性に関する記事で、
家にいずらくなって近所の図書館通いがささやかな楽しみとなった男性が、
そのささやかな楽しみを取り上げられる事態が発生するというのが以下の記事です。

"居心地の悪さを感じ、図書館を避難場所にしていた木村さん。 しかし、そのささやかな居場所でさえも、脅かされる事態が起きます。 先日、洋子さんから真顔でこう告げられたのです。「あなた、毎日図書館に行くの、やめてくれない?」
理由を聞くと「近所の人に、木村さんのご主人、毎日図書館にいらっしゃるわね」と言われて恥ずかしいからだといいます。「家にいたらいたで『どこか行ってくれないか』というオーラを出され、やっと見つけた居場所でさえ、行くなと言われる。 どうしたらいいんですかね、私は……」” (引用元) 俺の居場所が…ない。〈退職金2,700万円〉毎日「図書館通い」の63歳男性、「妻の冷たい視線」に耐えられなくなった理由
この記事の主眼となっているのは、
”セカンドライフを円満に過ごすためには、定年前からお互いが望む生活スタイルについて話し合っておくことが大切なのかもしれません。”
ということのようで、まあ、私には何の関係もない話です。

ただ、サラッと流されていることなのですが、
図書館通いがなぜ恥ずかしいのか?
についてはこの記事からは全然わかりません。

図書館通いはケチ?


この話を聞いて思い出したのが、
短期間在籍していた外資系企業にいた、
アラフォーくらいの女性です。

この方は自分が大変仕事がおできになると思っていたので、
私のことなど普段から小馬鹿にしていたのですが、
昼休み中に図書館から借りてきた本を私が読んでいるのを見て、

「あら、図書館の本を読んでいるの?
 あなたって倹約家なのね」

みたいな事を言ってきました。

その後、自分は忙しいから図書館に行く暇などないとか、
本は買わないと頭に入らないとか、
どうでもよいことを言ってマウントをとってきました。

たかが図書館の本を読んでいただけでひどいいわれようですが、
同様の発想をする人は結構会社にはいましたね。

私は一切気にしませんでしたが...


まあ、私はこの手のことを言われても、
一切気にすることはなかったですね。

当時の私は30歳くらいでしたが、
本は結構読んでいた時期なので、
月間20~30冊くらいを通勤中を中心に読んでいました。

当時の私の給料では、これらの本を全部買うなど困難でしたし、
買ったとて本を置くスペースにも限りがありますからね...

そもそも、月に1冊くらい中身の薄いビジネス書を読む程度の人に、
あれこれ言われる筋合いはないよな~と思っていました。

いつも図書館にいるのがなぜバレるのか?


記事の話に戻れば、いろいろとおかしいことはありますね。
まず第一に、図書館に毎日いるのがバレるということは、
その方も図書館に毎日行っているのでは?という疑惑があります。

まあ図書館によっては、外から中が見える構造な建物もあり、
図書館前を毎日通る人が、いつもあの人いるわね?
みたいな感じなのかもしれませんが...

いずれにしましても、この方は近所の別の図書館に行くとか、
電車や自転車でちょいと離れた図書館に行くとか、
簡単な解決策は誰でも思いつくので、
この話も本当なのかちょいと怪しいですね。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2025年11月16日日曜日

ANA株主優待券を50円で売りに行くセミリタイア暇人

外出の際は要件を詰め込む無職


昨日は元同僚と飲みに行った話を致しましたが、
セミリタイア生活で電車に乗っての外出が少ない私は、
こういう日はここぞとばかりに要件を詰め込むことも多いです。

この日は午前中に歯医者に定期健診に行った後、
パソコンのバッテリー交換のためにPCショップへ行き、
ランチはコロワイドの株主優待ポイントを消費するためにラパウザへ行きました。

それでも飲み会開始までは時間はたっぷりあるのでどうしようか考えていたら、
もう過ぎ期限が切れるANA株主優待券があるのを思い出し、
こんなもんでもいくらかになるのかな~と調べてみました。

ANA株主優待券の価値暴落


ANAの株主優待券は知らないうちに価値が大暴落していますね。
有効期限が2027年5月31日まである最新のものでも、
買取価格は500円くらいがMAXのようです。

私が売却しようとしている2025年11月30日期限の旧券ですが、
11月14日に売却した時点での買取価格MAXは調べたところ50円!

50円の為に電車に乗って金券をわざわざ売りに行く人はいないでしょうが、
まあついでだし、どうせ暇なので金券ショップにも行ってきました。

結果、本当に50円では買い取ってもらえました。

ちなみに、50円で私から買い取ったANA株主優待券ですが、
それを店頭では250円で販売していました。

在庫はまだまだ多そうでしたが、
250円なら買うという人は多いんでしょうね。

せこい節約と相性の良いセミリタイア生活


基本的に暇なセミリタイア生活において、
この手のせこい節約は相性が良いので、
楽天チェックみたいな来店でポイントがもらえるものとかも含めて、
今後も積極的に活用し、無理のない範囲で節約を楽しみたいところです。

まあ、そんなことをいうのであれば、
ANA株主優待券も500円で売れるタイミングで売るべきなのでしょうが...

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2025年11月15日土曜日

「そろそろバリバリ働きたいとか思わないんですか?」と言われての雑感

元同僚との会話


久しぶりに元同僚と飲みに行って楽しい時間を過ごしました。

色々と昔のことを話したのですが、
記憶があいまいなこととか、
間違って覚えていたこととかも多く、
老化なのかな?と軽~くですがショックを覚えた部分もありました。

まあそれはさておき、
わたくしのリタイア生活を話す過程で先方よりでたセリフ

「そろそろバリバリ働きたいとか思わないんですか?」

が印象的だったので、それについて述べてみたいと思います。

ゆるく働くとかではなくバリバリ働く


FIREしてから
「暇なので働きたいとかないですか?」
とか聞かれることはまあまああるのですが、
その大前提みたいなものとして、
「ゆるく働く」
というのを私は頭に浮かべることが多いです。

しかし「バリバリ働く」となると、
それこそ20~30代の、まさに仕事上では人生の暗黒期を思い出し、
いやいや、そりゃ全くないですよ!
と即座に否定するという流れになりました。

質問の趣旨は違えど答えは同じ!


そもそも論として、
すでに仕事のブランクが8年以上ある50代の男性を、
「バリバリ働ける仕事」で雇ってくれるとこなんてないよ!
と言ったところ、それもそうですね...
という感じでこの話題は終わりました。

ただよくよく考えますと、
今まで何度か聞かれた、
「働きたいとか思わないんですか?」
とい問いかけも、
聞く方の意図を正確に把握して答えていないかった可能性もありますね。

なので、今度聞かれたら、
「それってどういう仕事をイメージしているの?」
と聞いてみようかと思います。

まあ答えは、
「一度も働きたいと思ったことはない!」
と同じなのですが...

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2025年11月14日金曜日

資産1億円超でも会社を辞めないFIRE希望者はそれが正解なのかもしれない...

資産があるのにFIREしない人に対する疑問


例えば独り身で資産が1億円を超えており、
お金のかかる趣味を持っているとか、
退職後は六本木のタワマンに住みたいとか考えていない限り、
経済的にはいつFIREしても問題ないかと思います。

そういった方はネット上ではそこそこいらっしゃるイメージですが、
彼らに対しては疑問を呈する意見も多いです。

私なんかも自分の経験から照らし合わせて、
お金があるのに会社を辞めないなんてもったいない!
と思っていたのですが、これはちょっと違うかもしれない...
と最近思うようになりました。

私のFIRE決断も熟慮の結果


私自身はFIREをして本当に良かったと思っていますが、
ざっと理由を挙げますと、

① FIRE後に働きたいと思ったことはない
② FIRE後に孤独が辛すぎるということもない
③ FIRE後に生活レベルを上げたいと思った事がない

といったことです。

これは退職する前からそういう事はないだろうと思っていて、
実際にそうだったということです。
まあ、10年以上に渡ってFIRE(当時はセミリタイアですが...)について考えてきた結果なので、
短期間で崩壊するようなものではないということですね。

ということは、私より仕事が辛そうで資産額も多い人が、
それでも実際にFIREに至らないというのは、
それも熟慮の結果ということなわけです。

本能的に悟っている部分もあるのでは?


早期退職にブレーキがかかる理由としては、
私が上記①~③に挙げたような不安が現実化する可能性というのもあります。

孤独耐性が低いとか、油断するとすぐお金を使うとかで、
その辺りの自分の特性がわかっているから、
本能的に早期リタイア生活を回避しているとかもあるかもしれません。

また、働きたくなるリスクについても、
まだ30代とか40代前半くらいであるならば、
結構高い人は多いように見えます。

なので、早く退職した方が偉いとかは一切はないので、
早期退職後に後悔することのなきよう、
納得いくまで考えた方が良いのではないでしょうかね?

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2025年11月13日木曜日

50代ゼネラリストの転職は困難! ~ 50代FIREのがまだ難易度が低いのでは? ~

50代早期退職者の厳しい転職事情


50代早期退職者の転職が困難なのは周知の事実だと思いますが、
その理由を、「彼らがゼネラリストだから」としている記事がありました。

"また、「大企業が育ててきた『ゼネラリスト』は価値をアピールしにくい」と指摘。幅広い知識を持ち、さまざまなことに対応できるゼネラリストの市場価値に疑問を呈している。Xでは、「そりゃそうでしょ。大企業に勤めて管理職にのぼり詰めても、『ゼネラリストです』では、どこも雇ってくれないよ」「ただの器用貧乏。雇う側としても使いにくいでしょう」「ゼネラリストからプロフェッショナルへ」などゼネラリストを否定する立場が目立った。” (引用元) 50代早期退職者の厳しい転職事情 「ゼネラリストは器用貧乏」との指摘も
まあそうなんですけどね...
ただ、話はそう簡単ではないのでは?と思います。

ゼネラリストでないと出世できない


まず第一に、「ゼネラリストでないと出世できない」
という会社も多いということですね。

私がいた会社も、出世コースに乗るような人は、
営業部門にずっといた人が経営企画部門で何年か修行するとか、
その逆に、経理部門にずっといた人でも営業を経験させるとか、
そういったことが行われていました。

こういった人材がいざ転職となれば、
スペシャリティがなくて転職できない事態になるのはわかります。

しかしながら、将来の転職に不利になるので異動を断るとかできるはずもなく、
「得意分野を磨かなかったお前が悪い!」
とか言われてもどうしようもないのでは?と思います。

出世できずに同じ部署にいれば転職できるか?


それでは、同じ部署にずっといた人は転職が容易なのか?
というとこれもなかなか難しいと思います。

1つには、同じ部署にずっといたということは出世できていないケースも多く、
マネージメント能力やそもそもの実力に疑問ありとみられる可能性もあるということです。

また、仮に一つの分野を極めるくらいの実力があって順調に出世した人とて、
そもそも論として、その実力を活かすことのできる50代の求人がどれだけあるか?
黒字企業でもこの年代の人をガンガンリストラしている状況では、
なかなか厳しいのではないでしょうか?

50代の転職は困難!やはりFIREの準備は必要!


50代のスペシャリスト的な転職で成功しているケースは、
私の周囲で見る限り、

・公認会計士資格など難関資格を保有している人
・技術者
・法務担当者

の3つのパターンくらいですかね?

なので、ごく一般的なサラリーマンが50代でも転職できる実力を!
なんて言っても実現は相当困難だと思います。

これと比較するならば、50代でFIREできる資産を築く方が、
まだ難易度は低いんじゃないかと思います。

まあ、そうは言ってもFIREできる資産はハードルが高いでしょうから、
せめて数年間は食いつなげるだけの資産を築いておく方が、
努力の方向性としては良いのではないかと個人的には思いますね。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2025年11月12日水曜日

辞めた会社の花形部署がリストラと聞いて複雑な感情になった話

不採算事業部の配属がFIREを後押し


私がFIREを目指した理由は数多あるわけですが、
その中の1つが不採算事業部へ配属されたということがあります。

不採算事業部での配属となると、
給料が上がる確率もぐっと減りますし、
何より仕事が面白くないわけですね。

コストカットとか事業の絞り込みとか暗い話ばかりで、
新規投資みたいな威勢の良い話はないので、
やる気がイマイチでないわけです。

なので、40代とかで花形部署へ異動とかがあれば、
私はFIREしなかった可能性もあったかな?
などと思うこともなくはありません。

花形部署がリストラしているらしい


ところが最近、風の噂という感じで聞いたのですが、
その花形部署だった内の1つが業績不振でリストラみたいな状況らしいです。

会社全体の苦境みたいなのは何となく聞いていましたが、
私が辞める直前はかなりブイブイ言わしていた部署がリストラ...
短期間で隔世の感があるな~と言う感じですね。

結果論として会社を辞めて大正解!だけど...


私は今の生活が気に入っておりますので、
会社を辞めたのは正解だと思っています。

ただ、会社を辞めずにいればもう少し良い部署に異動とかも理論上はあり得たので、
仮にそうなったら話は若干別という気持ちも0.01%くらいはあるかもな~
なんて思っていましたが、そういった花形部署でもリストラとかになれば、
結局は当たりの部署はなかったということで、
会社を辞めたのはいずれにしても大正解だったということになりますね。

FIRE直後の私であれば、それでホッと胸をなでおろすで終わりですが、
今は多少の心の余裕があるので、
リストラ対象の年齢の元同僚の顔がいくつか浮かんだりして、
「彼らは大丈夫なのかな?」という気持ちも強いので、
何とも複雑な感情になったという感じです。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2025年11月11日火曜日

日本型FIREは片道切符!米国とは違うのでは?

リタイアしてやることない!は良く聞くが...


3日続けて同じ記事についての感想ですが、
サラッと書かれている文章でどうしても気になる箇所があったので、
触れてみたいと思います。

"しかし今では、無職になったからといって幸せに生きられるわけではないことに、みんな気づきはじめている。ウォール街のある金融マンは、40代でリタイアして、ロッキー山脈の山小屋を建て、“自由な暮らし”を楽しんで生きようと決めた。しかし、2年も経たないうちに「やることがなくて耐えられない」とウォール街に戻ってきた。人は、お金の不安から解放されても、社会的なつながりが絶たれると心は満たされない。リタイアした後ずっと働きもせず、暇つぶしをするだけの人生なんて退屈なだけだろう。” (引用元) 孤独で退屈なリタイア後が目に見える…年収400万円でFIREしたい若者が根本的に間違えていること
この文章は基本的にはリタイアしてもやることなくて耐えられないよ!
ということが言いたいのだとは思いますが、
私が最も気になってしまったのは、
”2年も経たないうちに「やることがなくて耐えられない」とウォール街に戻ってきた。”
という箇所です。

アメリカなら2年のブランクでも元の職場に戻れる?


金融マンとして働いて40代で退職して、
2年間も何もしていていなかった人が、
再び金融マンとして働くことができる...
これって日本だとありえないんじゃないでしょうかね?

そもそも40代での再就職自体が大変困難なのに加えて、
「2年間山小屋にいました」
なんて人は書類選考すら通らない気が致します。

FIREの本場?アメリカのFIRE関連の記事では、
この手のFIREに飽きて再就職みたいなものをたまに見かけますが、
お試し的に1~2年FIRE生活をしてみて、
自分に合わなければ元の仕事に戻れば良いというのが可能であれば、
FIREへのハードルは段違いに低いものになるかと思います。

日本型FIREは片道切符!


実際問題として考えますと、
日本型FIREというのは片道切符で、
余程の特殊技能がある人でもない限り、
元の仕事に戻るのは困難ではないかと思います。

ただ、実際にFIREに踏み切る人は、
この辺りを十分に吟味してからFIREするでしょうから、
たかが2年で飽きたとか言う人は少ないのではないでしょうか?

アメリカでのFIRE関連の記事はたまに見ますが、
この「再就職のしやすさの違い」に関しては、
頭に入れておく必要はあると思います。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2025年11月10日月曜日

1億円FIRE VS 5千万円セミリタイアの構図で考えたこと

1億円でFIRE or 5千万円でセミリタイア


昨日取り上げた下記の記事内では、


FIREをFIとREにわけて、
「FI」だけしてゆるく働き続けたほうが良いのでは?
という主張をされていました。

そして、FIREする為の目標額は1億円だが、
40代からのセミリタイアなら5千万円で十分!
と述べられており、後者を勧めておられます。

本日はこの件について思いついたことを、
いくつか述べていきたいと思います。

5千万円でFIRE可能では?


まず第一にこれを見た思った事ですが、

「5千万円あればFIREも可能じゃないの?」

と思った事ですね。

5千万円あれば4%ルールでも年間200万円使えます。
年間200万円以下で暮らしているFIRE民は多数いらっしゃるので、
そこまで無理な話ではないと思います。

5千万円貯めた時点で仕事がしんどすぎるということであれば、
「好きな仕事をする」とか余計なことを考えずに、
会社を辞めて良いのでは?

1億円もいらないのでは?


そして記事内にはサラッと
”リタイア目的のFIREの目標額は1億円といわれておる。”
と書かれていますが、そうなんですかね?

記事の流れから見ると、かならずしも独身男性を前提にしていないので、
夫婦でFIREなら確かにこのくらいあった方が良いかもしれないという印象ですが、
独身男性なら1億円までは不要なんじゃないかな?

”1億円貯めて会社を辞めない”が一番もったいない


5千万円でセミリタイアと1億円でFIREの比較についてですが、
私は以下の2点を考慮すべきだと考えました。

第一に、5千万円あったとて、好きな仕事ができる確率は極めて低いということ。
すなわち、5千万円からのキャッシュフローで足りない分を労働で補う場合、
その仕事は基本的には面白い仕事ではない可能性が極めて高い。
なので、1億円で完全FIREできるのであれば、
その達成の為にサラリーマンを継続することの辛さとリタイア後の労働の辛さ、
どちらが自分にとってトータルで辛いかの比較で考えるということです。

そしてもう一つですが、1億円貯まったら本当に会社を辞められるのか?という点です。
5千万円貯まったけど、完全リタイアの為に1億円貯まるまでもう少し我慢!
ここまでは良いです。

ただ、1億円貯まっても不安はぬぐえないので、
やはり2億円を目指すとかになるといつまで経ってもリタイアできません。

1億円貯められる人はその気になれば2億円とかも目指せるでしょうから、
実はこのリスクは結構高いと個人的に思っています。

1億円貯めて65歳まで働くとかだと年金も潤沢でしょうから、
お金の不安どころかお金を使い切れるかも疑問なので、
何とももったいない話になるのでは?
ということをつい考えてしまった次第です。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2025年11月9日日曜日

”FIを達成して好きな仕事で生きていく”の難易度は高い

FIREでなくセミリタイアを推奨


橘玲さんがFIREについて述べている記事がありまして、
興味深く拝読させて頂きました。

FIREを完全否定するわけではないけど、
ゆるく働くセミリタイアを推奨されており、
以下のように結論を結んでいます。

"FIREの「FI」を達成したら、あとは収入に関係なく好きな仕事をすればいい。
たとえ年収200万円でも、10年で2000万円、20年なら4000万円になる。こうした収入があるだけで、「FIRE」後の生活の安心感は大きく変わる。仕事を通じて他者や社会とつながり、自分という人間の存在を認められることが、幸福な人生には不可欠だ。昨今のFIREブームは、「経済的独立を達成して、イヤな仕事をさっさと辞めよう」「好きな仕事をして生きていこう」という運動なのだ。” (引用元) 孤独で退屈なリタイア後が目に見える…年収400万円でFIREしたい若者が根本的に間違えていること
私が目指したのもセミリタイアではありますが、
完全リタイアが無理なのでやむをえず働くという感じであり、
好きな仕事をするというイメージは全くなかったです。

「好きな仕事」の具体例が欲しい!


なので、ここで述べられているような「好きな仕事」とは何か?
具体的にイメージされている仕事内容が知りたいですね。

多くの人にとって、

「お金の心配がなければこの仕事がしたい!」

みたいな仕事はイメージできないのではないかと思います。

やりたい仕事は”激務”ではないか?


私がセミリタイアを目指し始めた30代まで遡って考えますと、
その時点ではやりたい仕事はありました。

ただその仕事というのは当然フルタイム労働が原則であり、
また労働時間や労働負荷と言う観点からみれば、
むしろその当時の私の仕事よりアップするものでした。

そのやりたい仕事について言えば、
40代にもなるとそこで働くのは実質無理ということになり、
最終的にはFIREを目指すという流れになるわけですが、
誰もが”やりたい仕事”は激務であることが多い気が致します。

好きな仕事を行う難易度は高い


私個人として無理やり”やりたい仕事”を捻りだすとすると、
語学関係の仕事ということになりますかね?

ただ、今現在の語学力に磨きをかける必要もあるし、
その語学力をキープするだけでもそれなりの労力が必要かと思います。

とてもじゃいけど、ゆるく働くなんてのは無理じゃないでしょうか?

確かに、ゆるく働くを実践されている方は時々ネットでも見ますが、
私には真似できなさそうな人ばかりですからね...

仕事を通じて他者や社会とつながるとか自分を評価してもらうとか、
この辺りをどうしても重視したいというのであれば、
FIREとか考えずに普通に一所懸命働いた方が良いんじゃないでしょうかね?

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2025年11月8日土曜日

「労働で誰かの役に立ちたい」に素直に共感できずにFIREを目指す...

労働を通じて誰かの役に立ちたい!は自然だが...


昨日取り上げた記事にあるような、
「労働を通じて誰かの役に立ちたい!」と言うのは、
ある意味、自然な考えだとは思います。

しかしながら、
現代サラリーマンがそのようなことを考えながら仕事をする余裕があるか?
と言われれば、忙しすぎてそんなことを考える余裕がない人が大半かと思います。

ただそれ以上にやっかいだと個人的に思うのが、
自分が一所懸命働くことによって、
自分の嫌いな「誰か」の役に立つのが嫌だ!
という感情が芽生えて、
それがFIREを目指す一つの要因になることもありうることです。

一所懸命働いても上司の為にしかならない...


これはサラリーマンの評価システムの構造上、
結構起こりうることではないかと思います。
非常に簡潔にまとめるとこんな感じです。

・営業担当A氏が頑張って売上倍増、課のノルマ達成に大貢献
・しかし課長B氏は「たまたま市況が良かっただけ」とA氏を評価せず
・一方、課長B氏は課のノルマ達成で高評価を受ける

こういう、頑張っても自分は評価されないけれど、
上司は評価されてしまうという状況下で、
仕事をするのがバカらしいという話は、
サラリーマン時代に時々耳にした話であります。

まあこういった評価の構造とかの話ではなく、
単純に手柄を横取りされるみたいなものも多々ありますが...

仕事が誰の為になっているがわかりにくいが...


実際問題として考えますと、
自分の仕事は誰かの役には立っているのでしょうが、
一部の仕事を除けば、日頃それを実感するのは難しいかと思います。

一方、社内での評価は出世・給与などに反映し、
自分は全然評価されていないのに、
何故か上司の評価だけは異様に高い...
みたいな事象はダイレクトに実感します。

私なんかはこういった状況に何度か遭遇、
「あっ、こりゃこのまま働いていてもダメだな...」
と思ったのも、
最終的にFIREを目指す要因になっています。

なので、「仕事で誰かの役に立つのが嬉しい」みたいな話を聞くと、
そりゃそうだけど、そんな単純な話ではないのでは?
みたいにどうしても思ってしまいますね。

51&tag=travelchance-22" target="_blank">Kindle にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2025年11月7日金曜日

【響かないFIRE批判】「労働=苦役」が誤った前提と言われましても...

心に響かないFIRE批判


FIREを批判する記事で「なるほど!」と思う記事は少ないですが、
ここまで共感しなかった記事も珍しいな~というのが下記の記事です。

"さらに、FIREを追い求めるなかで「労働=苦役」という誤った前提が強化されているようにも感じます。将来の自由のために今を我慢する――確かに一見、努力の美徳のようにも見えますが、その実、今この瞬間の意味や価値を否定してしまっている側面があります。しかし労働とは本来、「他者の課題を発見し、それを解決する」という意義ある営みです。すべての仕事が楽しいとは限りません、むしろ辛い事の方が多いでしょう。しかしそうであっても「誰かの役に立っている」という実感こそが働く喜びそのものであり、精神的な自立の源でもあるのです。このような「今ここにある価値」を無視した生き方は、どれだけ資産を築いても、心の豊かさにはつながりません。” (引用元) お金があれば「FIRE後は自由」になれる…はもはや幻想?自由も幸せもすり抜けていく〈早期リタイア〉の落とし穴
”「労働=苦役」という誤った前提”と言われてもね~...
という感じですね。

「労働=苦役」なのでFIREを目指す


私はサラリーマン時代に「労働=苦役」だったのでFIREを目指し、
時間はかかりましたが何とかFIREを達成して、
今は平穏な日々を過ごすことができています。

なので、私がサラリーマン時代に感じていた、
「労働=苦役」という概念が間違いだったんですよ!
と言われても、

「いったいこの人はなにを言っているのだ?」

としか思えませんし、
これを聞いて辛かった労働が楽しくなったなんてこともないでしょう。

同じような主張をされる方も結構いましたしね...

「労働の本質」はこうだ!と言われても...


この方は労働の本質についても色々と言われており、
”労働は「他者の課題を発見し、それを解決する」という意義ある営みです。”
などとも言っておられます。

ご自身のお仕事はそのようなものであると認識されており、
それが心の豊かさにつながっておられるのであれば、
私がそれを否定する立場にはありません。

しかしながら、仮に私のやっていた仕事が社会的に意義のあるものであったとて、
その過程で罵詈雑言が飛んできたり、深夜や土日まで働かされたり、
それが自分の評価や給料に反映されないものであれば、
心の豊かさだなんだというところへは全く繋がっていきません。

概念論ではシアワセになれない!


私自身の結論と致しましては、
労働についてどんなに立派な概念を述べられたところで、
嫌な仕事が楽しくなるなんてことはない!
と言うことです。

また一方、FIREではシアワセになれないと言われましても、
サラリーマン時代の1億倍くらいシアワセな今の生活が、
「そうか!今の生活では心が豊かになれないのか!」
などと思うこともありません。

まあ、この方の文章はちょいと難解なので、
私が理解できていない部分も多いのかもしれませんが、
概念論ではシアワセになることはできないような気は致しますね。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2025年11月6日木曜日

これって同じ”サイドFIREカテゴリー”?~ 資産の多寡、仕事の好き嫌いで大違いでは? ~

とある方のサイドFIRE宣言


ネットを見ていたら、とある方がサイドFIRE宣言をされており、
属性的には大変羨ましいものがありました。

その属性は、

・資産だけで十分暮らせる
・これまでの副業は継続、この収入だけでも暮らせる

と言ったところです。

この内容を聞くと、私の(勝手に)イメージする
「典型的なサイドFIRE」
とは随分と異なるな~と思ったので、
本日はそれについて述べてみたいと思います。

私の勝手なサイドFIREのイメージ


私の「典型的なサイドFIRE」に対する勝手なイメージは以下の通りです。

・完全FIREできるだけの資産はない
・ただ、なるべく早くサラリーマンは辞めたい
・なので資産からの収入で足りない分はフルタイムでない仕事で補う
・できることならその仕事はやりたくない(働きたくない)

上記の方との違いを言えば、

・完全FIREできるだけの資産があるかないか?
・仕事を好きでやっているか否か?

といったところです。

同じ「サイドFIRE」というカテゴリーでも、
生活スタイルは随分と変わるものだと思いました。

うまい区別の方法はないものか?


私がセミリタイアを目指していたサラリーマン時代を考えますと、
参考にすべきは後者の足りない資産をいかに労働で補うか?
というタイプのサイドFIREです。

資産が十分にあるので働く必要はないけど、
好きな仕事があるので働くみたいなタイプは、
非常に羨ましい部分はありますが、
自分が目指す方向性とはかなり違うかな?という印象です。

この辺りはうまいこと名称を分けられませんかね?
私は下記のような名称を考えましたが、
我ながら全然ダメですね。

・富裕層型サイドFIRE VS 資産不足型サイドFIRE
・仕事好きサイドFIRE VS 仕事嫌いサイドFIRE

まあ名称はともかくとして、
資産の潤沢性、仕事の好き嫌い、
この辺りは明確にしたうえでFIREについて語らないと、
議論が嚙み合わないことがでてくるだろうな...
という印象は更に強く致しました。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2025年11月5日水曜日

オリックス銀行で1年もの定期預金(金利年1.20%)作成

オリックス銀行で定期預金作成


オリックス銀行で口座を新たに作成して、
新規口座開設者限定のeダイレクト定期預金金利優遇プログラムを利用、
1年ものの定期預金を作成しました。








金利は1.20%ということで、
個人向け国債変動10年金利の1.08%よりも良いこともあり、
1年物をとりあえず作成致しました。

かなり特殊なオリックス銀行


今回オリックス銀行の口座を開くにあたって色々と調べると、
かなりの特殊な銀行であることがわかりました。
主な特徴として、

・キャッシュカードを発行しないネット銀行
 → なので直接現金を引き出すことができない

・その代わり、他の金融機関あて送金手数料が月2回まで無料
 → お金を引き出すときは他行に送金してそこで引き落とす

ということが挙げられます。

私は最近の現金引き出しはSBI新生銀行の口座をセブン銀行で利用、
手数料はゼロなので、この件は特に問題ないですね。

10月から11月で条件が変更


実は今回、10月末の日銀金融政策決定会合を一応待ってから、
定期預金を作成致しました。

流石に利上げはないだろう...とは思いましたが、
一応念のためです。

ところが、オリックス銀行のeダイレクト定期預金金利優遇プログラムが、
10月から11月で以下のように変化しました。

●6カ月
取り扱い終了 
変更前:年1.00%(税引き後 年0.796%) 

●1年
年1.20%(税引き後 年0.956%)
変更なし

●5年
年1.40%(税引き後 年1.115%) 
変更前:年1.50%(税引き後 年1.195%) 

私の利用した1年ものは条件変更がなかったのですが、
5年ものは金利が低下、6か月ものに至っては取扱なしになるという変更があり、
この辺は予期していませんでした。

定期預金ですら預入のタイミングは難しい!
ということを感じましたね。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村