時給1,100円の清掃員の仕事
定年後に働くことを美化する記事は相変わらず多いですが、
月20万円の年金、退職金3,000万円+預貯金5,000万円なのに、
時給1,100円の清掃員の仕事をする方の記事がありました。
なぜ働くのか?をコンパクトにまとめられており、
なるほどと思う部分もありました。
"●運動代わりの労働:ジム代わりに体を動かし、副産物としてお小遣いをもらう。●即時完結型の快感:家に持ち越す業務が一切ない。その日の汚れを落として終わりというシンプルさ。●無理のない社会参加:家族以外の人間と「挨拶」を交わす程度の、ほどよい距離感。” (引用元) 「退職金3,000万円・貯金5,000万円」でも働く…67歳元営業部長が選んだ「時給1,100円の清掃バイト」の納得の理由
この方は、”週3日、午前中だけの勤務”だそうなので、
無理なく働けているのでしょうが、
最近、清掃員で働いている人から聞いた話や、
実際に私の住む共同住宅の清掃員を見ていると、
随分乖離がある部分もあります。
本日はこの点について触れてみたいと思います。
”運動代わり”とはならない
第一に”運動代わり”の労働というレベルで納まるか?
この点について疑問がありますね。
私が話を聞いた清掃員の方は肉体的なしんどさを口にしていました。
高齢者にとっては、3~4時間立っているだけでも結構疲れるのではないかと思います。
また、私の住む住宅で言いますと、
屋外での作業も多く、真冬や真夏はかなり大変です。
この方のマンションの清掃が屋内だけで、
冷暖房完備の場所なら良いのですが...と言ったところです。
挨拶を無視する住人
もう一つ気になったのは
”家族以外の人間と「挨拶」を交わす程度の、ほどよい距離感。”
という部分です。
私が午前中に出かける時にエントランスを掃除している方は、
恐らく70代中盤くらいの年齢ですが、
「おはようございます!」
と大きな声であいさつして頂きます。
私は当然、同じように「おはようございます!」と返事をしますが、
私の見たところ2/3以上は無視です。
見ていて気持ちの良くない風景という面もありますが、
挨拶して無視される回数がこれだけ多いと、
私なら心が折れるかもしれませんね...
まあ、これなど、挨拶などしないで掃除に専念すれば良いかもしれませんが...
即時完結型は魅力だが...
家に持ち越す業務が一切ない”即時完結型”というのは、
私も現役時代の仕事に比べて魅力に感じる部分ではあります。
ただ、時間内に終わらないとか、
高齢者ばかりだと休む人も多いので、
急なシフトに入ることも多いと前述の方も言っていたので、
本当に週3日だけきっちり働けると言うのが、
レアケースなのかそっちが普通なのかは私には判断がつかないところですね。
趣味的に働くのはOKだと思うが...
まあ、趣味的に働くのであれば、
当初の想定と違えばすぐ辞めれば良いのだし、
肉体的にしんどくなったら辞めるという選択肢もあるかと思います。
ただ、私が見聞きする清掃員の仕事はそれなりの重労働...
働く場所によっては清掃員同士の人間関係も結構大変だったりするそうなので、
働かなければいけない!という事態は避けられるなら避けた方が良いとは思いますね。
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なしです。
返信削除違和感が大きい記事のご紹介ありがとうございます。
不幸だと思うのが「…お金を払ってジムに通うのも…」という考え方ですね。
おそらくこの方は、いままでジム通いの経験がないのでしょうね。あるいは絶望的に運動に向いていないのか。
シンプルに金を払ってジムで価値ある時間を過ごせば良いのになあと他人事ながら思います。
年金の範囲で生活し、貯蓄を減らさず死んでゆくのだろうなあ、と勝手に想像してしまいます。
基本的に私は、もう一度働く気はありません。
万一やるとすれば、自分の専門を活かして週に一回数時間程度アドバイザー的に働く程度ですかね。しっかりした実務をやろうとは思いません。
67歳で清掃員の仕事を始めたらストレスだらけになるようにしか思えないですね。
返信削除私には絶対に無理です。
ましてやそれなりの役職に付いていた人なら尚更だと思うんですけど。
心身ともにストレスがなくて、短時間勤務で緊急時に休みが取れて、逆に他人の緊急の休みで代わりに仕事をしなきゃいけないことはなくて、同僚とは仲良くできて、顧客には気を使わなくて良くて、残業代はきちんと出て、過去の自分の経験が生かせるような仕事なら定年後、FIRE後やるのは悪くないです。そう簡単に見つかりませんけど。
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