私は30代でセミリタイアを目指しましたが、
その時シンプルに考えたのは、
年収の半分以上貯蓄すればセミリタイアは近くなる!
ということでした。
状況を単純化すると以下の通りになります。
【前提】
① 35歳・貯蓄0からセミリタイアを目指す
② 65歳からは年金で暮らす
上記の前提を元に、単純な計算をしてみます。
35歳から15年間働くと50歳。
50歳から65歳(年金支給年齢)まで15年間。
このケースでは、50歳でセミリタイアできるということになります。
例えば、35歳~50歳までの平均年収が600万円であれば、
毎年300万円 × 15年間 = 4,500万円貯蓄できます。
これを、50歳~65歳まで毎年300万円使っていけば、
65歳でちょうど使い切る形となります。
この方法をとるメリットは以下の通りとなります。
1) 上記がプラン通りに行った場合、実績として35歳~50歳までの間は
年収の半分で暮らせたということです。
従って、50歳~65歳まで同じ金額で暮らせる可能性は高くなります。
(破綻リスクが回避できる)
2) いやもっと貯金できる!という場合はそれだけセミリタイアが早くなります。
上記の例を、給与の2/3貯蓄する場合で考えます。
毎年400万円 × 10年間 = 4,000万円 (35歳~45歳)貯蓄できます。
これを、45歳~65歳まで毎年200万円使っていけば、
65歳でちょうど使い切る形となので、セミリタイア年齢は45歳となります。
3) いや、5割も貯金は無理だ!となれば、セミリタイア年齢を先にするか、
何とか他でお金を稼ぐ、会社で出世する(= 給与をあげる) ように頑張る、
等、次の手を打つ必要があります。
実際に、サラリーマンがコツコツと給与から貯金するだけで
セミリタイア資金を貯めるという場合は、相当の覚悟が必要かな?
と考える次第です。
上記のケースを言い換えると
生活レベルが半分になってもいいから会社を辞めたいか?
ということになるかと思います。
私の場合は、もちろん YES! だったので、セミリタイアしたわけです。
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