会社の飲み会の席で、とある上司と話しをしていた時のことです。
その上司(直属の上司ではなく、その1つ上の人)が美術関係の蘊蓄を一通り話終えて、
突然その上司が私に向かって次のようなことを言いました。
「お前は仕事もできないけど、趣味もないよな。
美術とかの知識もまるでないしな。」
その後も、自分がいかに芸術に造詣が深いかみたいな自慢話と、
私が何にも興味ももたず、知識もないのがけしからん、みたいな話が続きました。
実は、私はその上司の方とは親しくしていたわけもなく、
趣味の話などはしたことが全くありません。
その方が、ご自分のことを「芸術に造詣が深い」とお考えで
あるということもその時に初めて知りました。
(本当に芸術に造詣が深いかどうかは今でも知りません。)
私が仕事ができないらしいのは置いておくとして、
私がどういう趣味を持っているか?
美術の知識がどの程度あるか?など知るはずがないのです。
しかしながら、上司と部下という関係では、
このような「無礼な物言い」がまかり通ってしまいます。
もしも、友人同士やご近所さん同士、趣味のサークル仲間なんかで、
同様の事を言ったら、殴られるか二度と会合に呼ばれないかでしょう。
最近は「パワハラの取り締まり」もあって、
上司・部下の関係も変わりつつはあるかと思います。
ただ、ある年代の方には、メンタリティが昔と全く変わらない人が多いのも事実です。
(人事権をチラつかせながら言うことを聞かせようとするヤツですね。)
「上司が嫌だからセミリタイア」というのは、短絡的に見えるかもしれませんが、
それも1つの有効な手段ではないか?と思います。
何しろ、サラリーマンを辞めるわけですから、もう上司はいないのです。
まさに、抜本的解決方法です。
サラリーマンは上司を選べない、という前提で、
「ハズレを引かないためにどうしたらいいか?」
という答えが、自分にとってセミリタイアだった、
という側面は多分にあるわけです。
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