2017年9月27日水曜日

サラリーマンを辞めて旅に出た

私はサラリーマンを辞めてから3週間後ぐらいに旅に出ました。
「旅に出た」とエラソーに書きましたが、18泊19日の旅行です。
行先は、シンガポール → マレーシア → タイ → 中国です。
シンガポールはトランジットのみですので、実質は3か国の旅行です。
マレーシア4泊、タイ10泊、中国4泊という、やや慌ただしさのある日程でした。

私がセミリタイアした大きな理由の1つが、「旅行に行きたい!」というものなので、
まずは、最初の目標を達成した、ということができます。

今回は、サラリーマン時代の旅行と、セミリタイア後の旅行が
どう違ったのかについて述べてみたいと思います。

① サラリーマンでは不可能な19連休、やはり楽しかった

サラリーマン時代に取得した有給休暇の最長は10連休。
その倍近くの余裕のある日程での旅行は、
一言で言えば「楽しかった」ということです。

サラリーマン時代で連休を取る前には、仕事をまとめてやったり、
引継ぎの準備などで前日まで忙しく、旅行に出る前から疲れていた、
なんてこともありましたが、今回はベストコンディションで臨めたのも大きいです。

② 旅行中に携帯電話・メールを気にする必要がない

サラリーマン時代には、旅行中も常に携帯はONにしろと言われました。
実際に、あまり重要な話でもないのに電話がかかってきて、
非常に不愉快な思いをしたこともあります。

また、プロジェクトで忙しい時には、パソコンを持っていけと言われて、
毎朝メールはチェックしろ!という命令のもと、
重たいパソコンを持ちながらの旅行となったのは、
今思い出しても腹の立つ経験です。

セミリタイア後にはそのような束縛から解放されて、
自由に旅行を楽しむことができました。

③ 日程がフレキシブル

今回の旅行は、ANAのマイルを貯めて行きました。
サラリーマン時代には、休暇の日程は半自動的に決まっていたので、
マイルがあるのに、「その日程では空席がない!」ということもしばしばでした。
(実際にお盆近くではマイレージで取れる席は非常に限られます。)

今回は、ANAのフライトの空席状況に合わせて旅程を組みましたので、
ほぼ自分の希望通りのフライトが取れました。

これは同時に、航空券の安いシーズンに旅行ができるということでもあり、
サラリーマン時代より安く旅行に行けるということでもあります。

上記で一番大きいと感じたのは②ですかね?
上司の中には、日曜日でも休暇中でも、
電話をかけてすぐ出ないと怒る人がいました。
そういう人の下で働くと、休暇中でも無意識に緊張していることもあり、
休暇を100%楽しめてなかったと思います。

そういう意味で、今回の旅行は非常に解放感を感じた旅行でした。

もう一つ感じたのは、「体力の低下」ですね。
旅行中は歩き回るので疲れるのは当然ではありますが、
自分の想定以上に疲れるし、疲れがとれない、というのを実感しました。

このことは、体力が低下しないように生活を改善するということもありますが、
それ以上に、「体力のあるうちに旅行に行かねば!」というのを実感しました。

そう意味で、自分がセミリタイアという選択を取ったことは正しかった、
というのを再認識する旅行でもありました。

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